Tuesday 28 June 2011

モノの形について考える

日本も非常に暑いんだってね。こちらも暑い。先ほどのニュースで最高気温を記録って言ってたけど、どこで何度を記録したのかtotoには全くわからず、、、。ほほほ。


そんな暑い日ですが、新しいおもちゃ登場!

Pentola a pressione。圧力鍋なのだ。
ただいま、初の圧力鍋料理、野菜のピラフを作っているところ。
把手の頭にぴょこんと飛び出した黄色とオレンジのシマシマが圧がかかってる印。

とにかく、超びびりながら圧がかかって調理すること6分。
自然に圧が下がるのを待ちながら蒸らして10分。

パカーン!とフタを開けてみると、できてるーーーー! すごいーーーー!
今回、60%は玄米、麦などのミックス、30%は精米、10%は古米などのミックス(単に残りの穀類を使っただけ)で、水加減も適当に、とりあえずブロードと細かく刻んだ野菜とともにぶちこんで調理開始。

圧力鍋って、途中で確認できないし、フタを開けるまで本当にわからないから、中で何が起きてるのか全然わからないんだけど、とにかくできてんのよ。きちんと米類に火が通ってんのよ。すごいでしょ。It's a magic!!

今、”圧力鍋LOVE♡”ブームに入るかも。

写真の圧力鍋、ドイツ製のWMF社のもの。日本でも手に入るものです。
ちょっとお高いけど、今回はイギリスのAmazonを使って思ってたよりも割安に購入できました。

もちろん、イタリア製の圧力鍋もあるんだけど、イタリア製の圧力鍋ってなぜかこんなの。


両手鍋。
両手鍋なのはまったく問題ないんだけど、気になるのはフタ。

開けたところをお見せしたいけど、ネットで探しても写真が見つからない。

どうやって開けるかというと、、、。
上部のレバーをガッチャンと上に押し上げると、フタがぐねっと曲がる仕組み。

わかる? フタが曲がるの。
初めて見たときにはビックリしたさ。
バコっという音(←大げさかも)とともに鍋の内側に向かって曲がるの。

まぁ、とにかくね、この”曲がるフタ”にちょっとびびってて遠のいてたの。

で、友達のアドバイスやネットの口コミなどを元に、このたび晴れてドイツ製のフタの曲がらない圧力鍋を手に入れてデビューさせたわけだけど、何となくイタリア製の圧力鍋の形状の意味がわかったかも。

両手鍋って片手鍋より、幅が狭いでしょ。同じ鍋の直径でも、突出してる部分のサイズが違うから。
イタリアの洗い場(←シンクと呼べ)って、おっそろしく小さいのよ。
直径30センチちょっとの円形のシンクってこともざら。
両手鍋ならば、こんなちっさいシンクにも、急冷したい圧力鍋がすぽっと入るわけ。
なっるほどねー。こりゃ、ドイツ製の片手鍋タイプだと急冷ができない家もあるわけだ。やっぱり、モノってきちんと他のモノにリンクしてデザインされているんだなーって思っちゃった。

納得したのはいいけど、うちは急冷できるのかって?
さっき試したら、片手鍋でもぴったりシンクに入った!
四角いシンクで良かったわー。

この小さいシンク、何に使えるのさって思うけど、食器洗濯機が一般的なイタリア。シンクの使い方が日本とは違うのだよ。
でも我が家には食洗機はない。小さいシンクに鍋から皿からまな板までこんもりと溜めて洗い物をする。これ、非常に使いづらい。あちこちに皿をぶつけながら洗わなきゃ行けないから、未だにドキドキしながら洗ってる。
さらに言えば、うちのシンク、洗い物をするときにドキドキ感が高まる陶器製。食器などぶつかるたびにドキッとする。今まで、何度コップを割ったことか。

せめてステンレス製のシンクだったら良かったのになー。
どこのものもそうかもしれないけど、イタリア製って一長一短なのだ。


圧力鍋で作ったピラフ? 食べちゃった! 写真はないけど、うまく炊けてたよっ。

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