Friday 30 December 2011

やらぬなら書くな、書くならやれ -郵便局にて

年末の郵便局。
年内に用事を済ませたい人が集まるから、それなりに混んでいると予想される師走の光景。
案の定、年末の金曜日、街の郵便局は混んでた。

前回の郵便局での出来事に書いたように、支払いなどの用事があるときは「郵便局に口座を持っている人用の優先番号」を取って並ぶことにしている。
今日の用事は、口座関係のことと日本へ小包を送ることの2件。優先番号と、郵便業務関連の番号を取った。
すると相方が「ちょっと待って。ここに”郵便業務も含む”って書いてある」と番号を出す機械を指さした。
口座を持っている人用の優先番号のボタンの説明に、口座関連の業務とともに郵便業務も受け付けますといったことが書かれていた。

そんなら、、、相方も私も本当に両方の業務をやってくれんのか?と疑わしかったけど、先ほど取った郵便業務用の番号札を機械の上に置いた。
これ、、、置いてしまった私がアホだった、、、。疑わしかったら、そのままキープしときゃ若い番号を持って並んでいられたのに。




口座を持っている人用の優先番号はすぐに呼ばれた。
相方とカウンターに進んで「口座にこのお金を振込んで、あとこの小包を送りたい」と言ってみた。
係のおばちゃん、さらっと「郵便業務は郵便業務用の番号を取ってあっちに並んでね」と。

予想通りじゃーん。

こんなとき、相方は即座に文句を申し立てる性格ではない。
でも、ちょっと考えてから、やっぱ言わなきゃあかんと思ったのか「あの機械に優先番号で郵便業務も受け付けるって書いてありますけど」と言った。

よう言った、相方よ! がんばれ!
何も言えない私は心の中で応援するだけ。

ここで係のおばちゃん、しらっと「あら、そうなの? それなら仕方ないわね」くらいで受け付けてくれるかと思いきや、、、。
「え? どこに? そんなの知らないわ」と。

「ほら、あの機械の"E"(優先番号の頭にある文字)のところ、小さく書いてありますよ」と相方が丁寧に教えてみる。

するとおばちゃん、「そんなの、聞いたこともないわ」としばらく引き下がり、隣の係の人に「こちらの人たち、こう言ってるけど、本当? 私、受け付けなきゃいけないの?」と確認している。
隣の係のおばちゃんも「そんなん、知らん。郵便業務用の番号を取ってもらいなさいよ」と言う。
最終的には係のおばちゃん、カウンターから立ち上がって番号を出す機械(局の入り口にある)まで歩いていき確認する。
そして戻ってきて「本当だわ〜。でも、できないのよ〜」と、、、。

結局、できないんかいっ!

そう、結局、郵便業務は同じカウンターで受け付けてくれなかった。
だったら「受け付けます」って書くなよっ!

仕方なく、新たに番号を取り直して郵便業務側に並ぶ。
待っている人数は15人ほど。運が良ければ、バンバン進んでくれるはずだけど、今日はそうもいかなかった。
並ぶのが嫌な相方は途中でカフェを飲みに出て行き、戻ってきて「マネージャーが出てきたら文句を言ってやる」とつぶやいた。(マネージャーは顔見知りなので文句を言える)
残念ながら、相方がカフェを飲みに外に出ているときは局内をウロウロしていたマネージャーは、相方が戻ってきてからは姿を現さなかった。 というわけで、もちろん文句を言えず、、、。



わかっちゃいるけどさ、どーせやってくんないってわかっちゃいるけど、言いたいんだよぉ、私は。
「郵便業務受け付けます」って、書くならやれ! やらぬなら書くな!

Wednesday 28 December 2011

日本人は洗濯オタクか?

うちの相方は私のことを「洗濯オタク」と呼ぶことがある。
何を根拠にそう言いたいのか? よくわからん。
私の実家に遊びに来たときなど、毎日のように洗濯する母を見て、「なぜ?」と思ったんだろう。

イタリア人は洗濯回数が少ない。(らしい。)

なぜならば、イタリア人は毎日下着と靴下を替えないから。(だと私は思っている。)
※いや、実際は電気代が高すぎるからって理由が一番かと。

今のところ、はっきりとこの目で、この耳で、毎日下着と靴下を取り換えるイタリア人を見たこともなければ、話を聞いたこともない。

そんなにイタリア人生活の実態に足を踏み入れたこともなければ、「下着をどれくらいの頻度で取り換えてますか?」なんて調査をしたこともないから、実際のところはわからない。

それに、日本にだって毎日下着も靴下も取り換えない人だっているだろうから、とりあえず「下着取り換え頻度」はどうでもいいことにしよう。

洗濯の回数。
オタクなんて呼ばれるほど、毎日洗濯してないさっ!
うちは二人暮らし。私がいくら毎日下着と靴下を取り換えようが、それほど洗濯物の量が莫大になるわけではないから、週に一回くらいの頻度で洗濯している。
シーツやバスタオルなど出てくれば、もうちょっと増えるくらい。
私にとっちゃ、東京で一人暮らししてたころと何の変わりもなく、自分のことを洗濯オタクだと思ったこともない。

相方は何と言おうが、洗濯オタクはイタリア人の方だいっ!って私は言いきりたい。

このアパートに暮らし始めたときに知り合いからもらったお古の洗濯機(もらった人と話をしたら、20年選手だって、、、)が壊れたので、新しい洗濯機を購入した。
新しい洗濯機には、洗濯モードを選ぶダイヤルが3つ(洗濯モード、洗濯水の温度、脱水の回転数)その他のボタンが4つ(エコモードとか、脱水のみとか)。
取扱説明書を読まなきゃ、何をどうすりゃいいのかわからない。

この場合、勝手にピッピッなんて選択して機械をスタートさせようものなら、大変なことになる。

なぜならば、、、。
ヨーロッパの洗濯機、3時間近く洗濯し続けるモードもあるのだよ、、、。
知らないまま始めてしまったら「止まらない、壊れてるかも?」って勘違いしそう。(うちの洗濯機には洗濯残り時間表示がない。前の古いのにはあったのにぃ。)

3時間も何してるんだい?
ちなみに、3時間近く(170分)かかる洗濯モードの説明は「汚れがひどい綿製品(白、色落ちしない色物)」と書いてある。

3時間かかる汚れって、どんなんですかいね?

私が、これならよかろう、と一般的に使えそうな洗濯モードでも90分と書いてある。ぎょぎょ。90分の洗濯って、長くね?
パンツとか、3日間くらいはいて汚しに汚した上で洗うから、最低でも90分ってわけ?
(実際は、ヨーロッパは硬水だから汚れ落ちが悪いからなのかと思う。今回購入した洗濯機にはエコモードがあって、洗濯量が少なければもっと短縮モードを選ぶこともできるんだけどね。)

汚れ度ってどうやって計るんだろうね。
取説には「ひどい汚れのもの」「軽い汚れのもの」くらいしか書いてない。誰がどう決める?
きっと、毎日替えるパンツは「軽い汚れ」で、3日以上はいてたパンツは「ひどい汚れ」?(←やけにパンツにこだわる?)

とにかく、時間は90〜170分、洗濯モードは16種類+単機能(すすぎのみ、脱水のみ)がある。脱水の回転速度も6段階、洗濯温度も冷水から90度まで8段階。
どうやって使いこなすんだろうか、使いこなしてる人、いるんだろうか?

これを使いこなしてるイタリアンマンマの方がよっぽどオタクと呼ぶに値するんじゃね?

1週間に1度の洗濯で、さほどの理由もなくオタクって言われた私だけど、裏に住んでるエディコラ夫人(ダンナがエディコラ(新聞スタンド)の仕事してるから)がほぼ毎日のように洗濯してるのを知ってるし、洗濯以上にアイロンオタクなイタリア人たち。シーツはもちろん、Tシャツ、パンツにだってアイロンかけする。
パンツ、取っ換えないくせにアイロンかけするってどーよ。 (←まだパンツにこだわる。)

ま、洗濯は週1、アイロンかけをほぼしない(相方のシャツを洗濯したときだけする)私だから、私 v.s. イタリア人の洗濯オタク度、軍配はイタリア人にゆずるわ〜ってことで。

以上、のちほど相方に説明して、洗濯オタクと呼ばせない。

Monday 19 December 2011

21日間プログラム・イタリア語

タイトル通り、イタリア語21日間プログラムを決行するざます。
なぜって? 前にがんばりだしたイタリア語の勉強がぜーんぜん進んでないから。ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ。

クセにしたいことは2週間だか3週間だか、まずは続けてみること、なんでしょ? だから、私が私に課する21日間チャレンジプログラムってことにするの。

言葉の壁を打ち破らねばどうにもなんないのよ、私としては。ここんとこ、しゃべれないことがマジに辛くてさ。

21日間、何をするって決めてるわけじゃないけど、とにかく、勉強するの。まずは、いわゆる文法から。やっと未来形を勉強したとこだったけど、時間が空いちゃうと全然覚えちゃいないし。

まずは今晩からかなぁ(←既に曖昧)。
とりあえず、ここで宣言しとこう。
「21日間イタリア語チャレンジプログラム、決行だぞー!」

Friday 16 December 2011

困るんだよね、、、

ここんとこ、困るなぁって感じるつぶやきを。

洗濯機が水漏れするんだよ、、、。
9月から物が続けて壊れてく。バスルームの電気(電気屋が来て直した)、洗面所の電気(こちらも電気屋対応済みだけど、住民が取り換えられない電球を設置するってどーなんよ?)、冷蔵庫、、、次は?
今はだましだまし雑巾を置いて洗濯してます。(ちなみにこちらには日本のような洗濯機置き場はないので床に直置き)

ネコがたまに立ちションするんだわさ、、、。
猫と一緒に暮らすのは初めてなので詳しく分からないけど、トイレのしつけがうまくいかなかったのか、トイレでできない猫もいると聞くけれど、うちの場合はトイレの箱に入って立ちションするわけ。そりゃもちろん箱の外にはみだすわけで。
昨日までで連続3日間やられたー。ぐぅ。

以上、最近その近辺(洗濯機と猫トイレ)を見るたびにため息つきたくなるお悩みでした。

Tuesday 13 December 2011

目に付くところ、手に届くところ

ここんとこブログの更新が少ないのは、ブロガーのショートカットアイコンを動かしてしまったからかと。(←意図的に)

常に見えるところに置いていた。でも、常に見過ぎてた。そう感じたので移動したわけ。

最近の私はコンピュータの作業をほぼブラウザ(Firefox)のみで過ごしている。
よく使うページをタブにしてピンアップできるので、メールと数カ月前に始めた”つい言ったー”やFBなど見れるソーシャルネットワークダッシュボード(っていうの? 合ってる?)をピンナップしてある。タブをクリックすれば、もうページはそこにある。
ブロガーもそうしてたのよ、ちょっと前までは。
でも、なんだか見過ぎちゃって嫌気がさしてきて、「使うときだけ使おうぜ」と、ブックマークの中にしまい込んだわけ。ブックマークの中でも、かなり使いやすい位置に置いてあるんだけど、以前に比べたらぐぐぐぐぐぐぐっとアクセス回数が減った。なぜなら、常に目が行く位置にないから。(たかが、ブラウザの1ウィンドウの中ですが、、、)

たとえば机の上。
時々、自分の電子辞書に入っている数独にハマってしまう。特に、何かやらなければいけないってことがあるときには、通常の倍以上のエネルギーを費やしてハマりっぷりが現れる。
「こりゃ、よろしくないなぁ」と考えて、電子辞書を引き出しにしまう。純粋に辞書機能が必要なときにだけ取り出せばいいわけだし。
そうすると、自然と数独ハマり度が下がる。ハマり度が下がれば、引き出しから出して以前に置いていた位置に辞書を置いても数独に陥らないでいられる。(次に陥ることがあるかもしれないけど。数独って数”毒”じゃないの?)

上に書いたソーシャルネットワークが一挙に見れるページに、ツイッターとmixiとFBがセットしてある。でも実はツイッター以外はほとんど見ていない。なぜならば、そのページの中でさらにタブ分けされていて、ツイッターが一番表にあって、他の二つは後ろのタブになっているから目に入らないから。

これはひとつの習性か? 目に入らなければ、物を必要ない限り使わないのではないだろーか。

そんならば、逆に習慣化したいものを目に付くところに置いておいたら習慣化できるのか?
私は日記を手に届くところだけれど、目に付くところかというとそうでもないところに置いてある。というわけで、よくサボる。

じゃ、今日から日記をもっと目に付くところに移動してみようでないの。
目に付くところにあれば習慣化できるのか、それとも心理的に「早くベッドに入りたい」という気持ちが先に作用してサボるのか。

結果は、請うご期待。
これから机の上の配置替えするだすよー。

Friday 9 December 2011

暖かい日々でしたが

日本から友達が来ていたのでミラノに滞在して(これまた友達のウチ)帰ってきて実感したこと。

地方都市(「都市」って呼べるのはどんな規模?ウチの市は決して都市じゃないと思うんだけど)って、さっむいんだな〜と。

ここ数日、晴れて暖かい日が続いたけど、お天道さまが隠れる曇り空はどこだってさすがに寒い。
されど、ミラノのような都市は人口密度が高い。地下鉄など公共の乗り物がバンバン走っている。
自然と熱量が地方の街よりも上がるわけかと。だから、少しだけ暖かいのかなと。

というわけで、帰ってきた今、寒いんすよ。
またミラノの友達ん家にいこ〜っと。いつもありがと。また寄せてね。