Sunday 11 March 2012

再度、震災チャリティーイベント告知でーす。(ミラノと日本国内)

あれから1年経ちました。
こちらにいて時々聞かれること。日本人以外の方から「日本人はみんな、大丈夫、良くなってるって言うけど、本当?」と。
本当だと思うけど、ウソも混ざっているかもしれない。カナダの友人は、近所の日本食レストランで働く男の子から同じような言葉を聞き、「日本人の芯の強さを感じる」と言っていた。

正直に言うと、私にはわからない。遠くから見守るだけで、震災についてはコメントしがたい。
良くなってはいるだろう。あちこちから元気の出る話を聞く。閉じていた店の再開、新しい事業の開拓、国民の防災への意識の高まり、などなど。
でも、つい先日、「建物の屋上に乗っているバスを撤去」というニュースを聞いて、これを眺めて1年過ごした人はどんな気持ちなのだろうと考えさせられることも。

震災のトラウマは、人の心にも身体にも、動物にも、植物にも、世界にも、地球にも、深い爪跡を残している。それでもみんな、生きている中で、さまざまなトラウマと付合いながら成長している。今まで生きて成長している地球ってすっごいじゃんって思う。
私は被災していないけれど、自分が受けたトラウマを抱えている。受けた影響の大小はあれど、ただ悩むよりも、悩みながらも得るものを得て成長したいと願っている。同じ「生きる」ものとして、今助けを必要としている東北の方々、これからの地球を応援したい。


真面目なコメントとともに、震災チャリティーイベント告知でーす。
以前も紹介しましたが、再度、紹介させてください。


☆ミラノ・トリノ近郊にいらっしゃる方へ
Messagi dal Giappone - cosa abbiamo imparato dopo il terramoto & tsunami
主催するのはミラノ、ナヴィリオ地区の雑貨店、La Zaccaのオーナーさん。「地震の後の復興活動を見て、私は勇気をもらえたから。支援ではなく、感謝を込めて」と。
・ミラノ:2012年3月11日〜17日 La Zacca (via Conchetta 17, Milano)
・トリノ:2012年3月18日 abc in Cucina (corso Vittorio Emanuele II 86, Torino)


☆日本にいらっしゃる方へ
震災で消えた小さな命』展
動物、植物も私たちと同じ命なんだというメッセージとともに、日本、海外のイラストレーターがイラストを提供しています。
主催するうささんも、動物と自然をこよなく愛する優しい方です。その名の通り、うさぎと暮らしてますよ。ご本人、「うさぎみたいだね」とよく言われていたんだとか。
3月半ばから、愛知、宮城、岩手、東京、和歌山、台湾と周り、今後もまだまだ続くそうです。
詳しい日程、ギャラリーは上記のリンクからご参照ください。



イタリア北部在住、または訪問予定の方、日本のイベント開催地近くにいらっしゃる方、ぜひ足をお運びください!

2 comments:

  1. 九段下は近いよー。
    ぜひ行ってみますわっ!!!
    情報ありがとう。

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    1. 385さん、
      ぜひ行ってみてー! 展示会の代表者、うささんが会場にいたら「去年、ボローニャ絵本展で会った人の紹介」って言っといてー。よろしく言っといてねー。

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