Saturday 9 June 2012

嬉しいお手紙をいただきました - チャリティー活動報告

昨日、とーーーーっても心温まるお手紙が日本から届きました。

昨年、相方が個展を開いたときに、相方の絵を使ったポストカードやカレンダーを販売して、日本の「紙芝居文化の会」の活動にあててもらおうと、寄付を募りました。(そのときのブログはこちら
今年の3月にも、ミラノのLa Zaccaさんのご協力を得て、再度、ポストカードを販売していただき、集まった義援金は730ユーロ。(実際は830ユーロですが、100ユーロを印刷経費で引いています。)
義援金は無事に「紙芝居文化の会」を経て、宮城県で昨年7月から被災地の子供たちに紙芝居や人形劇などを通して共に元気に育ってほしいと願いをこめて活動を始めた「みやぎ子どもの文化を支援する会」へ届きました。

そして、大きな被害を受けた気仙沼市の三つの児童館に紙芝居をお届けすることができたとのご報告をいただきました。
手紙とともに、送られた紙芝居を両手いっぱいに抱えている子供たちと、紙芝居に聞き入るたくさんの子供たちの写真が同封されていました。
さらには、みやぎ子どもの文化を支援する会が発行しているニュースレターに、相方が今回の活動に至る思いを語った手紙の要旨を紹介していただき、そのニュースレターも同封されていました。

この活動に賛同してくださった皆様に心から感謝申し上げます。
子供たちが早速楽しんでいると聞き、相方も私も嬉しくなりました。
津波で家財道具、子供たちの本やおもちゃ、学校や図書館の本、教材などが流されてしまったところに、明かりを灯すお手伝いができたと思うと、やってよかったなぁと思います。
募金にご協力いただいた方はもちろん、活動の場を拡げる機会を与えてくださったLa Zaccaさん、募金を運んでくださった日本の出版社の方、個展会場の売り場に飾る絵を日本の子どものために描いてくれた甥っ子などなど、たーーーーーーーーーくさんの方からご支援をいただきました。突き詰めると、本当にあちこちから様々な方からのサポートでなしえた活動です。

生活環境はまだまだ厳しいと思うし、子供たちが受けたトラウマも大きいものでしょう。
子供たちが元気に笑顔でいれば、大人だって元気のエネルギーをもらえます。
元気のエネルギーが次のエネルギーにつながって大きなものになる。それを信じて、遠くからではありますが、子供たちの成長、被災地の方々の健康と幸せな生活を願っています。

以上、活動報告とさせていただきます。
みなさま、本当にありがとうございました!





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