Saturday 25 February 2012

朝一、びっくらこいた!

朝、先に起きるのは私。(先に寝るのも私ですが。)
しばらくは、窓の内側についている板の窓(名前は何と言うのでしょ。機能は暗幕カーテンです)を開けない。なぜなら相方はいびきバンバンで寝ているから。

そろそろ、、、、って思いついた頃に板の窓を開けに行く。

開けて部屋が明るくなってびっくり!

相方がボーズになってるぅ! うっひょーーーー!!!





昨日の晩、私が寝てから一人でチャレンジしたらしい。
眠気いっぱいだったのか、ついでに剃ったヒゲも剃り残しが一筋。
頭を自分で剃るのは初めてだったと思うんだけど、ヒゲはお手の物だろうよ、おっさん。



去年の夏以降、集中して取り掛かる仕事が多くて、髪を切ってる暇がなかった。
(いや、暇より金がないっつーか、暇も金も関係なく大概切るのは私だから、暇がないより本人が動かなかっただけ。ちなみに私、美容師でも何でもないけど。)
10月に1ヶ月ほどB&Bに缶詰め状態で仕事していたときに、同じく缶詰め状態の友達とともにシェーバーで坊主頭にして以来、髪は伸び放題。(ありがたいことに)髪の量は余るほどあって、柔らかい髪質だけど天然カーリーなので伸びるとほわっほわに。金髪じゃなくてロマンスグレーのスーパーサイヤ人になれる日もそう遠くはないんじゃないかってくらいだったけど(身体が横に大きいからなれるわきゃないと思うけど)、冬の間、出かけるときはニットキャップをかぶっとけばいいやとばかりに放っておいてた。(在宅仕事なので、人前に出ることは少ない。)

ここ数日、シェーバーを充電してるのは気付いてた。
「さぁ、切ってくれ!」といつ言われるのかなと思ってたけど、自分でやるとはいい度胸だ!




「私は出かけるんだから、その前に直すから早く起きろ!」と起こして、立ち上がったところをみると、襟足とか耳の後ろとか難しいところはもちろん、トップが結構バラバラだった、、、。
正直、器用な人ではない。ブッキー(不器用)である。しかし、がんばった。復活しようがないようにはなっていない。拍手だわ〜。ぱちぱちぱち。


で、今、直しを終わったとこなんだけど、シェーバーの長さ調節カバーを自分で剃っているときに壊しちゃったらしく(元々古くて動きが悪かった)、困難極まるお直しに。
ま、何とか形になったから終了。

これで春をニットキャップなしで迎えられるわ〜。

Wednesday 22 February 2012

よく見かける「ぽちっと」です

最近、個人的に「イタリア在住の日本人の方とお友達になりたい」運動をしてましてね。
どこから知り合うかって、ブログが切掛けになることもあるわけですよ。
やたらめったら声をかけているわけではないのですが、こういう書き言葉を通じて知り合い、お友達になれたら嬉しいなぁと。

今のところ、コメントを通じてお知り合いになった方が数名、実際に顔を合わせたことある方はまだひとりしかいらっしゃらないのですが、どうやって知り合うんだろうって考えてみたんですよ。

で、「ブログランキング」ってものに参加すれば、私のことも見つけてもらえるんじゃないか(もし同じようなことを考えている方がいらっしゃれば、なんだけど)、というところにたどりついたわけ。

なので。
横のところにそういうボタンを付けてみました。
ひっそりと横につけただけだけで、毎回のポストについているわけじゃないけど。←毎回のポストにつけろって?

ランキングを狙ってるわけじゃなくて、友達の輪を拡げようって魂胆で。
「ぽちっと」ボタンから友達の輪が拡がればいいな〜。
もちろん、在イタリアの方以外も大大大歓迎ですよ。

(くだらない日常の記録なので、拡がらないんじゃないのって不安もありだけど)

Tuesday 21 February 2012

なんだかホッとしたなぁ

先日、妙に甘い煮豆が食べたくなって金時豆らしきものを買ってきて早速煮てみた。
実は、甘い煮豆を煮るなんて初めて。前は母が煮豆を作っても、ほとんど食べなかった。

ノスタルジィ〜、なのかな。
おいしくって、もっふ〜ん♡とわけのわかんない感想を残しながらつまんでたけど、その日は義理の弟夫婦のところでカルネヴァーレのフェスタをするというので持っていってみた。

ウケが良かったのか悪かったのか、いまいちわからないけど、とりあえず全部置いてきてしまったから、今日、再度作ってみた。

前回は土鍋でじっくりと。今回は圧力鍋でさささと。
前回は煮ながら途中から黒砂糖+はちみつ+塩+醤油を加えた。今回は圧力鍋でしっかり煮た後に黒砂糖+塩+醤油を加えた。分量はどちらも超適当。

どっちがおいしいかというと、じっくり水を足しながら煮た土鍋バージョン。
はちみつは嫌いな味のはちみつを使ってしまったので、できあがりに「ふま〜ん、ふま〜ん」とこぼしていたけど、今回のもっと適当版よりずっとおいしかった。

煮豆をこれからなさろうという方、土鍋と言わずとも、じっくり煮の方がよさそうですぜ。



煮た豆をタッパーに入れるのも味気ないなぁと思っていたところで「そーだっ!」って思い出した。
渡伊する前に、働いていた会社の方から頂いた京都の清水焼のふた付き小鉢。
「何を入れてもいいし、遠いところにいて、ふとこういうものがそばにあると何だかいいでしょ」と言って頂いた。
「もったいな〜い」とばかりに使っていなかったけど、こんなときこそ使うべき!

暗くなってから撮影すると残念な仕上がり、、、それが残念。

豆を入れてみたら、なんだかね、本当に心がほっこり、ほっとした。

豆を入れる前、気分がウダウダとしてたのよ。
豆を小鉢に入れた、それだけ。何だか嬉しくなっちゃった。

良かった〜、単純な子で。ここんとこ、複雑に考え込むこともあったけど、単純にいかないとね。
Yさんに感謝。いつか私が慣れぬ土地で悶々と過ごすのを先読みされていたのかもね。

Saturday 18 February 2012

3月11日、何してる? -震災チャリティーイベント告知

「3月11日、どんなふうに過ごしますか?」

いつもチェックしているサイト『ほぼ日刊イトイ新聞』の最近のコーナーのひとつからタイトルをお借りしました。
ここ1年、ほぼ日さんは震災被害に遭った地域で活動する人を取材したり、ほぼ日乗組員が現地に赴いて活動したりしている。

ほぼ日だけじゃない。
友人の絵本作家、うささんは、避難所の中にあげることができず外に繋がれていた動物達が津波に流されたことなどを悼み、家族の一員(動物、植物)をなくした人たちに家族の特徴を聞いて絵にするという活動を行っている。「人間も動物も植物も命は平等なんだ」とメッセージを込めて。
うささんの声掛けで、国内、海外からイラストレーターが集まり、亡くなった動物たちを絵の中によみがえらせ、命の平等というメッセージを載せて展覧会が開催されます。

もうじき、あれから1年です。遠くから、思いよ届け、とばかりにいち早い復興を願っています。
ここイタリアでもイベントが企画されています。偶然、友人を介してLa Zaccaのオーナーさんと出会いました。彼女自身が厳選した商品が並ぶお店を見て、話を聞いて、「声を大にして言うだけ、それだけでは何も起きない」と私は感じました。
私にできることは多くありませんし、大きいこともできません。でも、できることをしようと考えて、活動をお手伝いさせていただいてます。



さて、告知です。

☆ミラノ・トリノ近郊にいらっしゃる方へ
Messagi dal Giappone - cosa abbiamo imparato dopo il terramoto & tsunami
主催するのはミラノ、ナヴィリオ地区の雑貨店、La Zaccaのオーナーさん。「地震の後の復興活動を見て、私は勇気をもらえたから。支援ではなく、感謝を込めて」と。
・ミラノ:2012年3月11日〜17日 La Zacca (via Conchetta 17, Milano)
・トリノ:2012年3月18日 abc in Cucina (corso Vittorio Emanuele II 86, Torino)

※Message dal Giapponeでは、相方が昨年の個展でチャリティー販売したポストカードを置いていただけることになりました。ポストカードの売上金の寄付先は『紙芝居文化の会』の「おすすめ紙芝居マラソン」へ寄付いたします。日本各地の公共図書館や児童施設に紙芝居セットを送るという活動で、この寄付金は東北エリア特別版のために使われます。



☆日本にいらっしゃる方へ
震災で消えた小さな命』展
3月半ばから、愛知、宮城、岩手、東京、和歌山、台湾と周り、今後もまだまだ続くそうです。
詳しい日程、ギャラリーは上記のリンクからご参照ください。



ぜひ、足をお運びください。

Thursday 16 February 2012

くでゅうー、後日談

クデュウー、くでゅうー、あたたまるでゅう。
前回のポスト、葛湯の話の後日談。

今日も葛湯を作るべし、と取り出したのはクデュウー、ココア風味。
「ココア風味のときは溶かすお湯を少なめに」との情報、取説できちんと読んだなりよ。

葛湯をネット検索したときに「電子レンジで10秒ずつ、様子を見ながら暖めるとよい」と書いてあったのものを見たので、ちまちまと暖める私。

セットして、電子レンジの前で1、2、1、2とわけのわかんないステップを踏みながら待つこと10秒。

うーむ、まだまだ。

もう一回。1、2、1、2とナゾのステップを踏んで待つ。

うーん。変わんないなぁ。

再度チャレンジ。

1、2、1、2とるんるんステップは続く。

そろそろかもしれないけど、なんだかなぁ。でも、30秒くらいでとろとろになるって書いてあったのにな。

よーし、一気に20秒だ!

1、2、1、2。電子レンジに背中を向けて、腰に手をあてサイドステップ。

「ピーピー」の終了音とともに電子レンジの扉をあけ、、、、がーーーーーーんっ。



雪崩れるココア・クデュウー。ココア・崩ぅー(くずぅー、無理ありすぎ?)。
(余談:100%OrangeデザインのYonda?カップ、お気に入り。もう一個は割れてしまった)


そうだよ。ネットに暖めすぎに注意と書いてあったじゃん。そうだったよ。

普通のマグカップの半分の量しか入っていなかったけど、葛雪崩パワーは凄い。

葛湯を電子レンジで作る方、10秒ごと、こまめにチェックが良さそうですぜ。

Wednesday 15 February 2012

取説、読んでますか?

「取説」
最初に聞いたときは、何のことでしょか?と一瞬戸惑った覚えがある。

「取扱説明書」だとわかるのに時間はかからなかったけど、初めての会話の中ではちょっとドキドキしながら使ってた。

取説、皆様、読んでますか?
携帯、カメラ、電気製品、何にでも付属されてますよね。
「まずはよく読めよっ」ってこと。

でも、読まずに使い出す人、私だけじゃないでしょ。たくさんいるでしょ。

年末に洗濯機を買い替えたときは、さすがに読んだ。1〜13まで番号が振られたダイヤル。アイコンのように絵が描いてあるけど、こんなんじゃわかるわきゃない。
付属されてた取説は、わからない言語しか出ていない取説だったので(イタリア語はあったけど、自信ない)、メーカーサイトでヨーロッパのそれぞれの国のページに行って同じモデルの洗濯機を探して英語版のある取説をダウンロードしたほど。(しかも、同じモデルが同時期なのにないんだよ。不思議)

で、今回、取説のありがたみを感じたのは、電気製品ではなく、日本の食材。
あ、「取扱説明書」とは言わない?
言わないよね。でも、似たようなもんでしょ。

数ヶ月前、友達が日本からオシャレなパッケージに入った葛湯を送ってくれた。その名も「Kudoux(クデュウー)」。名前がオシャレでしょ。葛湯とフランス語のdoux(甘い、なめらかな、心地よい、という意味らしい)をつなげて、くでゅうー。くでゅうー。

この友達、なぜか葛製品を送ってくれる。(えぇ、そこのあなたね。身に覚えがあるでしょ。)
葛をといてシャーレのような入れ物にいれてシャカシャカと降って作る葛餅セット。こちら、面白いし、うまい。
そして、今回は葛湯。

むむむ、、、葛湯。
実は、苦手であった、、、。

ずいぶん前に実家から持ってきてた生姜の入った葛湯。お湯を入れてかきまぜて、、、おえっっ。甘いっ。
失礼ながら、私の葛湯の第一印象はこれ。

実は生姜湯も好きではない。生姜は大大大好きでよく食べるけど、市販の生姜湯になると甘くて堪らん。

葛湯も生姜湯も、私の中では一緒になってしまったわけ。お湯入れて溶かすっつーことで。


で、いただいた葛湯。本葛を使っているようだし、もったいない。飲めなかったとしても何か他に使いようがあるだろうと思って、ネットでググってみたのね。
そしたら「葛湯がうまくとろとろにならないんですけど、どうやったら、、、?」って相談している人がいた。

なぬ? 葛湯をお湯入れただけよりもとろとろにする方法?

やり方は簡単。お湯を入れてかき混ぜた後、10秒くらい電子レンジでチンしてかき混ぜることを繰り返す。それだけ。

え。そーだったの?
知らんかった。
いただいた葛湯が甘いって言っても、葛特有のとろっとろになってたらイケるんじゃない?

ネットに書かれてある通り、10秒チンしてかき混ぜてを繰り返すこと2回。おおぉ。来たよ、葛感。
3度目のチンをトライしたけど、2度目と変わらないのでここまでだろうと思って終了。食す。

うん。葛だよ。甘くてもおいしいよ。きっと身体を暖めてくれるよ、これなら。

なーんだ、解決!ってとこで、葛湯をちびちびとスプーンですくって飲み(食べ)ながら、葛湯のパッケージについていたパンフレットに目を通す。

あぁぁぁ。クデュウーのおいしいお召し上がり方、書いてあるぅ。
鍋で作る場合と電子レンジで作る場合の両方とも書いてあるじゃんかぁ。
先に読んどきゃ、もっと前からクデュウーしてたのにぃ。クデュウーを使ったプリンの作り方まで書いてあるぅ。

紆余曲折。
まがりくねりながらもたどり着いた葛湯の頂き方。心得ましたので。

というわけで、そこで画面を見つめて読んでいる友よ、クデュウー、くでゅうー、ありがでゅう。

Tuesday 14 February 2012

夢でもいいから

昨日の夜、合気道から帰ってくるときのこと。
合気道の練習は隣県のロディにある体育館で行っている。車で20〜30分くらいのところを、合気道友達に連れて行ってもらっている。

道路脇の住宅は固まって点在していて、点在する住宅地と住宅地の間はほぼ農地。どーんと見渡す限り広い。

昨日の夜、少し霧が出ていて、道路脇の広い農地は雪で覆われてぼや〜んとしていた。何だか幻想的。
遠くの方に家屋らしき小さな明かりが点々と、、、。

どっかで見たなぁ、こんな明かり。ぼけっと外を眺めてた。

そーだ!
この景色、沖にイカ釣り漁船が出てるときっぽい!

気付いちゃったら、ふわふわふわ〜っと全身が記憶の彼方へ〜。
鎌倉とか逗子辺りの海岸線を夜に車で通るときの景色。
月明かりがおぼろげで海と空の境がわからないような夜のイカ釣り漁船とか、湾状になった海岸線の対岸の建物の明かり、江ノ島、、、。

「あーん。おうちに帰りたいよぅ!」って瞬間になってしまった。

そんな瞬間に浸ったのもほんの一瞬だった。
ほんの束の間だったけど、なんとも言えない心地のよい感覚で脳天から足の先まで包まれた。
これぞ、夢心地か?

おうちに帰るなんて贅沢なことは言わなくとも、あたしは海に行きたいよぉ!

Monday 13 February 2012

ラ・リナシェンテの使い方

(※最後にトイレ談をくっつけてしまったので、読みたくない方は閉じてくださいませ。)


昨日、ミラノのデパート、ラ・リナシェンテ(la Rinascente)のことを少し書いた。
イタリア各地に数件あるらしい。ミラノとフィレンツェのリナシェンテなら行ったことある。デパートスタイルの施設が少ないイタリア(テナントごとにスペースを区切られたショッピングモールはいっぱいあるけど)。このリナシェンテとコイン(Coin)くらいしかデパートスタイルの施設を知らない。

私にとってのこのリナシェンテの使い方。
それはね。ト♪イ♪レ、うふ♡
ミラノの私の用を足す場所となっている。

日本のようにトイレ事情がよろしくない海外。イタリアも例外ではない。
駅や観光地に公共トイレがあっても、番人がいるところじゃないと行きたくない。番人がいる=有料、という図式ができあがり、20セントから、高いところ(ヴェネチア)では1.5ユーロとか取られちゃう。用を足すのに1.5ユーロ(150円ちょっと)?  取られるっていうか、"盗られる”感覚。
小さい駅だと、有料ではないけれど駅の係員や駅舎にあるバールなどで鍵を借りなければならない。結構面倒。(ちなみに、ミラノのメトロにトイレがあるかどうかって知らない。見たことない。)

外にいるときにトイレに行きたくなったら、バールを探して入り、一杯コーヒーを飲み(約1ユーロ)、「トイレ、ある?」と一言断ってから、教えてもらったトイレへ行く。でも、毎回コーヒーを飲みたくないし、紅茶を飲むには私の舌は猫舌で時間がかかりすぎる(立飲みだし)。
マックがあれば、そそそと入って用を足すだけなんてこともしちゃうけど、街中ではトイレの前に行列があることが多くて、結構時間がかかってしまう。もしかして、みんな同じ考えで並んでる?
バールでトイレに行ったとしても、汚い、紙がない、電気のスイッチがわからないから暗闇の中、なーんてことも頻繁に起きる。

ならば。
確実にそこそこの満足感を持って(?)、トイレの用のためだけに寄れるところを決めておくがよし。ということで、私にとってはリナシェンテなのさ。

ミラノのリナシェンテは他に比べれば結構マメに掃除している。掃除のおばちゃんと出くわすことは多い。
余談だけど、私が出くわすおばちゃん、にこりともしないけど、結構親切。
「こっちの方が綺麗よ」とか掃除したてのところを案内してくれたり(私が入ろうとしてたところを掃除したいんだろうけど)、ベビーカーのお客さんなどには「見ててあげるから」とお母さんを個室に入らせ、自分はずっと赤ちゃんに話しかけて個室に入っているお母さんに安心感を持たせてあげる気遣い。すばらすぃ気遣いだわ〜って思ってる。

本当に番人がいないトイレ、ごくたまにしか見かけないけど(公園とか)、一人ならば絶対に行かないようにしている。日本でだって嫌じゃん。
バールがある公園とか施設で、裏にプレハブのようにくっついているトイレならば行くこともあるけどね。

イタリア旅行をする方。イタリアに限らず、海外旅行をする方。
宿泊しているところを出る前に、まずはトイレに行っておくべきですよー。
ミラノにいるときは、ラ・リナシェンテへどうぞ〜。4階(日本で言う5階)と最上階にあります。最上階は常に行列なので、4階がオススメ。



トイレついでに、、、。
旅行中のトイレの思い出を。
タイでは、便器の横にバケツになみなみと入った水と手おけを発見することしばしば。こちら、用を足した後、水を汲んでざざーっと流すもの。初めて体験したときは、ホントに流れるのか?と不安だったけど、流れる。水圧と角度と構造と。うまくできてるわ。
タイは都市部でも下水管が細く、トイレットペーパーを流すと詰ってしまうと聞いていた。なるほど、横に大きなゴミ箱が設置してあるところも多い。こんなときは、流した後に「おわわわわわ」と痛い目に合わないように(わかる?)素直に紙はゴミ箱へ捨てるべきかと思う。宿泊施設も私が泊まる前から「おわわわわ」状態のとこがあって、離れたとこのトイレに行かなきゃいけなかったこともある(トイレ共有の宿泊施設にて)。
インドネシア、ジャカルタの空港って今はどんなんなのかな。私が行った時には改装中で古い部分も残っていた。乗り換え便を友達と待っているときに古い施設にあるトイレに行き、これまた水を溜めた大きなゴミ箱が設置されている。このときインドネシア初体験の私とインドネシア上級者(全員インドネシア渡航回数10回以上)の友達3人。トイレを出てからそのうちの一人が「totoちゃん、流し方がわかんなかったらどうしよう?って思ったけど、大丈夫だったね!」と一言。隣の個室で心配してたらしいけど、私が水で流している音を聞いて安心したらしい。私にとっちゃ、手おけやらホースやらを使って水で流すのはいいけど、空港のトイレがこれってことに驚いたさ。(今はもうないかなー)
中国、内モンゴルではいわゆる「ニーハオ便所」を体験。立ち上がれば横の人と目が合うほどの高さしかない壁で仕切られていた(←マシな方かと思う)。仕切り壁以外のものは存在せず、前を人が歩けば、まさに「ニーハオ」。こちらは確か汲み取り式だったと思う。
何といっても、壮大なトイレ体験は「砂漠」。砂の山の陰に隠れて、、、です。
お次のこちら、私は海遊び(ビギナーからいつまでも脱出できなかったけど、ウィンドやサーフィンなど)をよくしていたので言えるのですが、みなさんも体験してるでしょう。声を大にしなくても「私もある」って言ってくれる人はいるでしょう。私が思うに「海は広大なトイレ」です。(※小さい方、だけですよ)

こういうことをいろいろと考えると、日本の汲み取り式に悩む海外からの旅行者がいるのかな。うちの両親の田舎、瀬戸内海の島ですが、まだ汲み取り式が存在していると思う。父、母、それぞれの実家は人に譲ったり、そのままにしてあったりするけど、祖父母が健在のときに遊びに行って用を足しながら落ちそうになったこともあるし(幼稚園かその前だから、脚力足りなかったのよ。言っとくけど、落ちてないからね)、6〜7年前に訪れたときにも親戚の家にまだあった。まだどこかの家にあると思う。
水洗の和式に「スクワットスタイルは絶対に嫌!」ととことんまで我慢した友人の娘(アメリカ人)もいる。
ちなみにイタリア、まだいわゆる「和式」なスタイルがまだある。初めて見たときは、イタリアにそんなもんが存在するって知らなかったからびっくりしたけど。

トイレ談ですんませーん。
最後まで読んでくれた方、ありがとおおおおぅ。



〈追記〉
フィレンツェのリナシェンテのトイレはミラノほど掃除してないので、、、。数も少ないし。

Sunday 12 February 2012

初めて見た、、、かも?

昨日、相方が打ち合わせでミラノに行くというのでくっついて行ってきた。(←打ち合わせにではなく、ミラノ行きに)

ミラノ行きにかこつけて、ミラノで済ます用を作り、友人2件はしごして、そろそろおいとましよーって出てきたのが19時前。
ドゥオモ裏のHoepliという本屋はお気に入り。ミラノに来て時間があると寄っている。ヴィジュアルが美しい本がそろっていて目の保養とインスピレーションを得る場になっている。
ただし。閉店は19時半。間に合うかどうかってところだったけど、ドゥオモ前についた時にHoepliまで行ける時間ではあった。されど、ここはイタリア。閉店前に滑り込みセーフで入ったとしても、閉店時間きっちりに出て行かなきゃいけないのは目に見えている。

さっさとあきらめて、ドゥオモ横のデパート、ラ・リナシェンテへ。
なんと、閉店22時。知らなかったー。イタリアにもそんなとこがあるんだ。
こんな時間、打ち合わせの長引いている相方を待つには持って来いの場所だ。

私の目の保養は、地下のデザイン・マーケットというなんやらよくわからないけど、オシャレ雑貨、日用品を集めたフロアと、最上階のオシャレ食料品売り場。それから、家庭用品売り場も寄ったりする。
昨日の晩は、相方の打ち合わせが長引き、もういいでしょってくらいに3つの売り場をじっくりと見て歩いた。
そこで、インスピレーションなどもらって、ほくほくしてたわけ。デパートだから暖かいし、ホントにほくほく。

やっとこさ相方の仕事が終わって合流したのは20時半ころ。
私は地下の本のコーナーで立ち読みしてたので、いや、もうちょっと遅く来ても良かったよーと心の中で思っていたけど、打ち合わせが大変だった相方には相当な疲労感が漂っていたのでそそくさと退散。

そしてリナシェンテの外に出て、びっくり!


夜のミラノのど真ん中にいるということがほとんどない私。
ドゥオモ内部の明かりで透けているステンドグラスを初めて見たかも!(今まで気にしてなかったか?)
思わず携帯を取り出してパチリ。

この時間、いつも点いてるのかな。たまたまかな。とにかく、ミラノのドゥオモのこの姿、初めて見たと思う。

正面も縦に長いステンドグラスが綺麗だったけど、写真がぽけてたのでお見せできませんが、綺麗でしたよー。ホントに。



何を隠そう、学生時代に教会建築を研究課題にしていた私。
題材はゴシック建築なので、それほどこの様式が流行らなかったイタリアは研究から外してた(ミラノのドゥオモはゴシック建築の部類だけど、フランスから職人を呼んで作らせたはず)けど、フランス、ドイツ、イギリスのゴシック様式の教会はぽつぽつと見て回ってた。
ミラノのドゥオモのステンドグラスを見て、あのときの記憶がぶわっとよみがえってきた。

ステンドグラスは大概、昼の光を浴びて中から見る目的で作られたもの。(だと思ってる。)
天上の世界へ近づきたくて、高く、美しくと競い合うように建てられた各地の大聖堂。
ステンドグラスの装飾は、祈るために訪れた人が大聖堂を天上の世界に住む人の家かと思わせる荘厳な空間を作り出している。(と、当時の論文に書いたと思う。)
(逆を返せば、隣国より高く美しくっていう見栄っ張り根性が根っこにあると思うんだけどね。)

久々に見た、そんなステンドグラス、よかったわぁ。

そして今、書いていて「しまった!」と思っていることがある。
ドゥオモの裏、内陣の外側を取り巻く廊下部分、ここが一番ステンドグラスが綺麗なのに、昨日は裏に回って見に行くのを忘れてた!
日中の参拝時間には、この内陣の裏に入れることは少ない。たまたま一般も入れる日と偶然重なって入ったことが一度だけあるけれど、いつ開いているのか知らない(ミラノに行くたびにドゥオモの中に入るわけじゃないし。)
とにかくね、綺麗なのよ、そこが。でも昨日はすっかり忘れてたーーーーー。

寒くてねー。動きを最小限に留めちゃうんだよねー。
次回、夜遅くまでミラノにいることがあったら、意識して行ってみよう。

Saturday 11 February 2012

ここのとこ、アジア食です

先にことわっておきましょ。

写真、ないです。
料理の話をするのに、写真、ないですから。
なぜって。出来栄え悪いの、私の料理。味は悪くないんだけどねぇ。
以前は珍しがって、(和食など)作るもの全て写真に撮っていた相方も、撮り甲斐がないのか、一切カメラを持ち出さなくなりました、、、。あぁ、これに気付いてしまうと一層ショックかも。

以下、本文に参りましょう。

私の料理にはムラがある。
楽しみながら料理するとき、嫌々ながら料理するとき、味にはっきりと差が出ます。
嫌々ながら作ったときには、そのままの気持ちが入るから、やっばいでしょってくらいに。味というよりも調理具合に。パスタも米も野菜も固く、、、。わざとじゃないんだけどねぇ。嫌々やっていると焦りというか、時間を短縮したくなって、いい加減になるのかと。
嫌々ながらでも料理するならばマシな方。それ以上は、別の部屋で仕事をしている相方の肩をポンポンと叩きにいき、「よろしくな」と一言。
幸い、相方は料理が嫌いではないので、よほど忙しくない限り料理してくれる。
相方が料理できて在宅仕事だから頼めること。あぁ、世の中うまくできてるぅ。やっぱ、私のパートナーなんだわぁ。

前置き(二つも)はさておき。
今週は、そこそこ私に気合いがある。セイタンも作ったし。
そして、ここのとこ、どーーーーーーーしてもお好み焼が食べたかった!
されど、ベジタリアンのお好み焼を作るには、何をいれたらおいしくできるかって思いつかなくてうっちゃったまんま。もちチーズとか変化球なお好み焼をしたくともモチがない。
そこで、ちょうどよく素材が手に入った!(やっぱ、世の中うまくできてるぅ!)

以前に友達から「キャベツの代わりにベルザを使ったっていう話をブログで見た」とうイタリアお好み焼情報をもらっていた。
これ、試してみたかった。お好み焼するときはキャベツ(カボロ・カプッチョ、キャベツっぽいけど、葉の重なり具合がきちーっと綺麗で真ん丸になってる)を使っていたけど、日本のキャベツより少々固めでイマイチなぁって思ってた。
で、ベルザ。冬の旬のもの。ベルザはケールの種類だと思う。今まで見たことのあるケールのように葉は広がってなく、キャベツのように丸まったもの。葉はちりちり、超ちり面。
普段はよーく煮込んでスープにしているので、生で生地に混ぜて焼くだけで大丈夫かなって心配はあった。とりあえず、チャレンジ。
ベルザを細かく、長さも短めに千切りして、生地にぶち込む。

そして、ここで真打ち登場。
今回使ったのは、バカラ・ヴィチェンティーナ (Bacalà vicentina、baccalàと書いてバッカラと言うこともあるらしいです)!
バカラとは塩漬け鱈の干したもの。塩漬けしてない干し鱈はストッカフィッソ(stoccafisso)というらしいけど、とにかく、鱈ざんす。こちらを使ったヴェネト・ヴィチェンツァの郷土料理の一つ。
相方マンマはヴィチェンツァ出身。イタリア北東部のヴェネト州の街。だから、バカラ・ヴィチェンティーナは相方マンマにも相方にも「おふくろの味」なわけ。
ただ、作るには時間がかかる。私は作ったことないけど、まず何って、干し鱈を数日間水に浸けとかなきゃいけない。
この鱈が結構デカい。(実は数カ月前から)用意していたものは50センチくらいはあったかと。干してあるからかっちんこっちんで、包丁なんか入りゃしないので水に浸けなきゃ料理ができない。
50センチもあるかっちんこっちんの鱈をどうやって浸けておくのか?
あるんですよ、それが。浸けるため(他にも長いものの料理に使えると思う)の鍋が!
すごく単純な丸鍋を、冗談ですか?って感じに横に伸び〜っと伸ばしたモノ。何ですかこれ?ってびっくりしちゃった。

そんな鍋で今回は丸4日間水に浸し(料理本によっては7日間浸せとか書いてあることも)、包丁が入るころになったら骨ごとぶつ切りにし、ひとつひとつロールして紐で結び(チャーシューを作るようなタコ糸)、鍋に入れて煮る。
煮る前に他にも何かしなきゃいけないのか、煮る時間や、煮るときに入れるものなどは、すんませんが省略。だって知らないんだもーん。

で。
できあがったバカラ・ヴィチェンティーナを食べに来ない?と先日(セイタンを作った日)呼ばれ、それはありがたい!と行ってきたわけ。
実際、できあがったモノは相方マンマにしたら大失敗だったらしい、、、。なぜかというと、水に浸ける前だか後だかに、身を叩くのを忘れて固いままになってしまったから。
えぇっ! 充分においしいのにっ!
食べ慣れてない人、私のように気にしない人にはわからない納得のいかなさがあったみたい。「母が作るのはこんなんじゃなかった、、、」と残念そうな相方マンマだったわ。

そんな鱈一匹分のバカラ・ヴィチェンティーナは、3人で食べてもまだ残る。だからもらってきたというわけさ。

大事な一品だけど、これってお好み焼にいけるんじゃね?と考えた私。
そのためにベルザも買ってきて準備は万端。

ただね、、、。合わなかったときが怖い。
せっかくのバカラ・ヴィチェンティーナを台無しにしてしまう。そして、文句を言われる、、、。変なもの作りやがって、と(そこまでひどいこと言われないけど)。
だから、3切れ残っていたうちの2切れだけ細かくして生地にぶち込む。ちょっと小心者な私。

で、焼く。
そして、食べる。
生地はいただきもののお好み焼用の粉に山芋パウダーを混ぜたもの。なぜか今日はずいぶん粘りが出て腰の強い生地ができた。
かつお節、青のり、オタフクソースをかけて、、、。

いけるじゃん。とっても!
わーい。大成功! ベルザは細かく切ったから、本当に火が通ってるかどうか知らないけど、カボロ・カプッチョよりいいと思う。
(これがよく火が通ってなかったとして、それが相方にバレると、ベルザは時間をかけて調理して柔らかくするものって感覚が頭にあるから別の文句を言われる可能性も高い。私は生でも何でもミキサーに入れて野菜スムージーにしちゃうけど、基本的に生野菜が得意ではない相方なので。)

いやーん。おいしいじゃなーい。
こんなことなら、バカラを3切れぶち込むんだったー!

いやいや、大満足でしたわ。
日常ベジタリアンの私でも、人様に作っていただくものは何でも食べます。ありがた〜いバカラ・ヴィチェンティーナのお好み焼、おしかったわ。


そして、その日の夜は調子に乗って、先日のセイタンを使ってギョーザにしてみた(友達にアイデアをもらったの。ありがとね〜)。
こちらはそこそこって感じかなー。アイデアは最高なんだけど、ギョーザの皮が全部、一部分固いとこがあったのよ、、、。古すぎた。
でもねー、調子に乗って浮かれすぎたのか失敗を犯してしまった。ギョーザにして焼く手前で「しょうが入れた?」と相方に聞かれ、、、。はっ! 忘れたっ!
基本の”き”でしょーよ。私、何してたんだろー。セイタンと白菜とネギ系ハーブ(エルバ・チポッラ、浅葱)と塩しか入れてない!

しょうがない。(←シャレじゃない)
しょうがとニンニクをすり下ろして醤油と混ぜて即席タレにして挽回。

セイタンと白菜のみのネタ、大量に作っちゃったから半分はシュウマイ型にして冷蔵庫へ。今晩は同じネタで蒸しシュウマイなのだ。(しかも、同じタレでしょ。)

そして、今日、昼ご飯を食べているときに、はっと気付いた!
シイタケも入れてないじゃーーーーーん。
何してんのかねぇ、はぁ。本当にムラのある料理しかできないのねー。

Friday 10 February 2012

新しい散歩道

先日、近所に新しい散歩道を発見。
相方も私もアクティブではない巣ごもり派。
相方は根っからの巣ごもり派だけど、私はそんなことなかったはずなのにこちらに来てから、かなりこもり気味。私的にはかなり重症かと。いかん、いかん。
ここんとこ、妙な背中の痛みもあるし、いかん、いかん。

ウォーキングは背中の痛みに問題ないので、昼ご飯の後にちょっくら歩きに。
家を出ていつもと反対方向に歩いてみた。
川沿いの道を行くのもありだけど、舗装されていないからきっと雪でぐちゃぐちゃ。そんなところはできれば歩きたくない。この日は住宅街の中を歩いてくればいいかなって考えてた。

時々、反対方向に行くことはあるけれど、新しい道を開拓しようってことでいつも行かない横道に入ってみたら、こーんな遊歩道に出てきた。



遊歩道を歩いてきて振り返ったところ。

そんなに長い遊歩道ではない。
ただ、うねうね〜っと曲がりくねっていて、自転車と歩行者しか通れないようになっている。

地元っ子の相方もこの道は初めてだという。
(新しめの歩道だと思うし、地元っ子って言っても、30過ぎまで街のチェントロに住んでたし、用がなければこんなとこまで来なかったんでしょ。)






この遊歩道の後、線路下をくぐる小さなトンネルがあって、その先に猫発見。



家の塀の穴に休憩中の猫。不思議と寒そうに見えなかったんだけど。

ズームがばっちり効くカメラをもってる相方は、遠巻きにうまーく写真を撮るけれど、私の携帯では近づくしかない。

途端にお尻を向けられてしまった!
左の穴にいるのが猫(オシリだけど)で、右の穴は、、、何なんだろう?
近づいてみなかったけど、プラスチック?






というわけで、歩いて行けて、天気の悪い日の後でも歩きやすく、景色もそれなりに満足行くとこを見つけたので、今度はうちの巣ごもり姫(ネコ)にリーシュをつけて連れ出そうかともくろみ中。

Thursday 9 February 2012

読んだ本をみたら、私がわかる、、、?

昨日、庄司いずみさんの本を紹介するとともに、Amazonのウィジェットを横につけてみました。

本って人の性格や生活を垣間見れるとこがあるんじゃないかなと思ってます。
「あぁ、あの人はこんな本を読むんだ〜」とか。

私はいつのまにか小説というかフィクションを読む量ががくんと減りました。就職した頃からかな。
その代わり、エッセイなどの類がぐぐっと増えた。
実家から大学や仕事先に通っていた頃は、電車の中で読む時間もあったけど、いつしか疲れも伴って電車は睡眠の場になり、都内に住むようになってからは通勤時間が短くなって、短いながらも睡眠の場にしてたり。
とにかく、子供の頃より本を読む量が格段と、10分の1くらいに減ってしまったような気がします。

残念なことだよねぇ。
もっと読みたいと思いつつ、海外に出てきてしまって日本語の本が手に入りにくくなってしまった。ならば、手に入る本でって読んでいるけど、これがおっそいんだな、読むのが。

それでも”読みたい欲”を満たすには読むしかない。

私の読書談はおいといて、、、。

最近読んだものと、ときどき思い出して昔に読んだ本をジャンルを限定せずアップします。
私って人が見えてくる、、、かな?

Wednesday 8 February 2012

初セイタン作り

昨日は、昼ご飯を食べた後、急いで右の窓にも”即席すきま風除け”を付けたさ。簡単、簡単。
効果はいかに、、、?

あると思うよ。今朝、いつものような空気の冷たさはなかったし。
なんつっても、防音になっているように思うんだけど。

昨日は雪(ちらついただけ)の上に日差しなし。見るからに、さっむーーーーーーぅい!って日だったので、家でできることをぼちぼちと。

去年のいつだったかに買ってきて放ったらかしにしていたセイタン粉。作り方さえ読んでなかった。
どうやら、水と混ぜて茹でるだけっぽい。

そんでやってみた。
超簡単。
セイタンを作るためのセイタン粉(グルテン粉というの?)なので、水と混ぜるだけ。
ダマにならないようにしっかりと混ぜ合わせていくと、ちょっと色のついたおぼろ豆腐のような感じに。
これを、布巾で包み、塩水で茹でるだけ。できあがり。(ちょうどよい布巾がなければボール状にまとめるだけでもいいとのこと。うちには色つきの布巾しかなかったので、圧力鍋にくっついてた穴の空いた蒸し用の受け皿を利用。)
※圧力鍋のサイズがちょうどよかったので使っているけど、圧力をかけたわけではありませぬ。)


できあがったのはこんな感じ。
初めて作ったので、合ってるのかどうなんだか、、、?

茹でている間にのぞきにきた相方は、
「何これ? 中国の蒸しパン?」
「巨大豆腐?」と。

全部ハズレですから。
セイタンでミートソースを作れっていったの、あんたやんかーーーー。




私は近所のビオショップ(オーガニックものなど扱っているお店のこと)でセイタン粉を購入。320グラム入りのもので、これを500ccの水と混ぜ合わせるだけ。茹で時間は50分。
これ、小麦粉から一生懸命グルテン粉を作るとどうなるんだろうね。試す気はあまりないけど、、、。

結構な量のセイタンができてしまった。
プロセッサーで細かくしてミートソースのミート代わりにするもよし(以前に乾燥セイタンでやってうまくいった)、焼くだけもよし。
まずは、セイタンの生姜焼きを作ろうと思ってる(写真の固まりを適当な大きさに切ってだよ)。先日、白菜の生姜焼き(こちら、vege diningの庄司いずみさんの本で見つけたレシピ。本の紹介はブログの最後に)を作ったら、意外と相方に受けたので、調子に乗って白菜をまた買ってきたから、今度はセイタンを混ぜるといいかなと思って。

なーんて想像しながらセイタンがゆで上がるのを待っていたら、昨日の晩は相方マンマに「食べに来ない?」と言われて、生姜焼きは作らずじまい。
今日だな。生姜焼きにごはん。あぁ。もう食べたくて仕方ないわー。


Tuesday 7 February 2012

寒さ対策は万全に

先日、寒いねぇと友達と話していて、自分がいつも家で過ごすときに来ているものを言ってみた。
下から、もこもこブーツ型スリッパ(底はゴム)、靴下2枚重ね、レッグウォーマー、レギンス、なんかしらのボトムス(ちょい起毛素材のチノパンとかロングスカートとか、ちなみにジーンズは履けないことないけど、ちょびっと苦しい)、下着、腹巻き(つけないことも)、キャミソール(ブラ替わり)、長T、セーター、その上にフリース。タートルネックを来ていないときは首にも何か巻く。

これが外に出るときになると、スリッパがブーツに、靴下は1枚に、ブーツの形によってはレッグウォーマーがなくなり、フリースがダウンコートに変わる。

ということは、、、。

家と外と、あんまり重ね着度が変わらなくね?
えぇっ! 今まで気がつかなかった事実!

確かに、私が普段過ごしている部屋(キッチンダイニング)は他の部屋に比べて寒いと相方といつも話していた。
今年は寒波のせいでいつも以上に身にしみる寒さ。何とかせねば!と私は立ち上がった!

やることは単純。
すきま風を防ぐだけ。
この季節になると、綿入りの丸棒が売られている。表は布地、中は綿というかポリでもいいから綿状のもの。長さ1〜2メートルくらい。直径8〜20センチくらい。
最初はこれを何に使うのかわかんなかった。なぜだかうちの家族が使っているのをみたことなかったから。
人に聞いてやっと解決。窓枠やドアの下のところに窓に沿ってに置いて、すきま風の侵入を防ぐもの。おぉぉ、なるほど。
去年の暮れに中国系スーパー(安い)で私たちも買ってきた。ま、悪くない。文句を言うならば細すぎたっ! 実は意味をなしてないのではないかってくらいのお気持ち程度、すきま風を防いでくれる。(安物を狙った私たちが悪かったけど、ないよりまし。)

それでも寒い。なぜなら、この綿入り棒は窓やドアの下しか防いでくれないから。
このキッチン、同じ壁に縦に長い窓が二つあって、私の机は窓と窓の間の壁に面して設置してある。
右の窓はどうやらきっちり閉まるらしく、脇からすきま風を感じない。
左の窓はびゅーびゅーだ。私、去年はよくガマンしたなぁ。
(同じように見えて右と左の窓の閉め方(左右の合わせ方)が違う。)

ならば。
窓枠などからすきま風を感じるときはスポンジ状で両面テープのついたパッキンを貼るって対処がある。日本にもあるし、こちらにもある。

でもね。
お高いのよ。
いや、それほど高くないかもしれないけど、わしらのようなキュウキュウ生活している者には高いわけ。

だから。
作った!


いつでも邪魔したがりのネコが主役になっちまった写真だけど、下にある両面テープ貼り途中の物がそれ。

工場で捨ててしまう布地をもらってくることがあるので、それを利用して、適当な幅に切って折畳み、押さえのミシンがけして両面テープを貼ってできあがり。

それをずずずずずずぅっとすきま風を感じる窓の脇の、窓枠と窓の接するところに貼り付けて完了。







窓を開けて貼り付けてるだけで手はかじかじ。貼ってから確認するにも、手はかじかんじゃって冷たくて風を感じるも何もない。
ほっぺを近づけてみた。

(当然かもしれないけど)機能してるーーーーー!

とっても満足じゃ。

設置してから2時間ほど。左右の窓を確認する。
”即席すきま風除け”を設置したのは左の窓。右はすきま風を感じなかったから。
いまや、右の窓の方がすきま風を感じるように!

こ、、、これは、右の窓もつけねば、、、。


あ、ちなみに、イタリアの家、全部がこんなってわけじゃないですよ。
新しめの家はこんな事態は少ないか、うちのようなひどさはないと思う。
未だに100年、200年、300年、400年位前の建物に住んでいる人も多いイタリア。(もちろん窓枠など直すことは多いと思うけど。)
我が家は今年で150周年を迎える家。昔の家は天井が高くて暖まりにくいという難点もあるので、工夫を施さないと快適には過ごせない。

さぁ、もう一仕事だ。



〈追記〉
ちなみにうちの窓は木枠にペンキが塗ってあるものだよー(こちらでは一般的なんじゃないかと)。加えて、観音開き。アルミサッシのスライド開閉じゃないって考えたら、上記のような即席すきま風封じも役に立ちそうでしょ。

Monday 6 February 2012

ばーさん、元気

先週から寒波が大陸方面からやってきて、北から始まり、南イタリア方面まで雪が積もってニュースになってます。
ローマ近辺では27年ぶり(?)の積雪だとか。ニュースで見たナポリ(だったかな?)のおばちゃんは大興奮でインタビューに答えてた。

こちらロンバルディア州の平野部ど真ん中は、先週の半ばに1日半ほど降ったものの、道路は対処が早い(専用車で塩を撒く)ので車の運転は気をつけながら何とか。(私、しないけど。)
気温が低いので、道路以外の雪はまだまだ残っている。

先ほど、図書館に本を返しに行くとき。4時くらい。マイナス3度。
最近は日中に太陽が出ていてもきんっと冷える氷点下。人生初の体験かも。

そんななか、私の横を通りすぎていった一台の自転車。
頭の色からして、かなりのお歳のおばあちゃんかと。
髪の色がわかるってことは、帽子をかぶっていない。さぶっ。
耳あてなんて、あんまり流行ってないからもちろん耳丸出し。切れるっ。
もしかしたらベージュの手袋だったのかもしれないけど、手袋をしていないようす。うっそやーん。

ぎょぎょーっと驚きとともに遠ざかる後ろ姿を見て、なんかなぁ、、、。

あっ!
膝丈スカートに薄っぺらいベージュストッキング。もちろん足下は普通の靴!(←ブーツじゃないってこと)

ばーさん、強靭すぎるでしょーよ。
今は見かけなくなった、鮫肌の持ち主?


とかく、イタリアのばーさんたち、強い。
年齢のせいか、小さくなった身体でちょこんとイスに座ってるだけなら、よくいるばあさんに見えるけど、タバコを片手にぷっかーってしてるばあさんも珍しくない。
今年、100歳になる相方の大伯母さんも元気一杯。(たばこは吸いませんけどね。)

健康食を誇るイタリア。元気の源はやっぱり食なのかもね。



そんなばーさんたちの半分くらいの年齢の私ですが、なぜか肋骨の背中側が痛くて、ここ二日ばかり身体をねじれない。
21日間チャレンジでぼちぼち続けているヨガジャーナルが続けられないので、別の21日間チャレンジを始めちゃおうっかなぁともくろみ中。

情けなや、、、。
でもいーの。イタリアのばーさんになる気はないから。

Thursday 2 February 2012

今後どーなる? 天気の話

いやー、雪が降る降ると予報されつつも、、、日中の気温が毎日0度前後をさまよっていても、、、降らないねぇと言っていた雪。
一昨日の夜から来ましたよ。来た、来た。


こちら、うちんとこのドゥオモざんす。(あんまりかっこいくない。)
昨日の夜、雪の降る中を散歩してきた。
改修中なのでファサードの下の方と左側は覆われてる。

うーむ。あんまり雪っぽくないなぁ。











ほーら、ほーら。雪っぽーい。











もういっこ。
わーい。雪っぽーい。
じゃなくて、雪だー。

ルパン三世なFIAT 500の古いモデル。これをじーさんとかばーさんがぶろろろろんっと運転してるとかわいい。




雪景色、もうひとつ。
つららってるわ〜。
(ちなみに、噴水ね、これ。皿のような形のところに水が溜まっているからつららになったみたい。)

この後、相方と二人で雪の玉をぶつけてつららを折って遊んだんですけどね、、、。





私、北イタリアの冬を体験するのは4度目。冬を通しで(秋から冬に変わって春になるとこまで)味わうのはこれで2度目。
短期滞在中に雪に出会ったかどうかは覚えてない。去年は早くから降った(←10年日記をつけているのでわかる)。降っても東京近辺と大して変わらず、少し積もっておしまいな感じがしていた。緯度は北海道と同じくらいと言えど、ここは平野部。雪なしで終わる冬もありえるだろうって思うほど。

1月も太陽が出て暖かい日がちらほらとあった今年の冬。
雪慣れしてない私。雪の少ないところで育ち、雪山体験(スキーとか)も人生でたったの3回。スキーなんてせいぜい2泊がいいところ。
そんな柔な私は雪が降ると出かけたくなくなるし、雪が溶けるまでの期間も出かけるのが億劫になるので、降らないでくれっていつも思っている。(こちらは雪が降り出すと市が手配して道路には凍結防止のための塩が撒かれる。歩道も住人が家の前だけ撒いている。気温も低いし曇り続きなので雪は長いこと残る。)
今回の雪、振り続いてる〜。ぐぅ。

降っちまったもんは仕方ないんだけど、私が今恐れているのは気温。
昨日、今日は日中も0度を少し下回るくらいの気温らしい。とりあえず仕方ないとしよう。

問題は明日(今夜)からの天気予報。
なんとっ、最低気温マイナス10度を下回るらしいよっ。
え〜、やだ〜。これは未体験なのだ〜。
まだ平野部のど真ん中に住んでいる私はいい方。もっと北、アルプスに近いところに行けば完全に雪に囲まれちゃう。雪はそこそこなとこに住んで、気温だけ初体験するって思えばいいんだけどさ。それがよくない。

もう一個問題がある。
週末に出かける約束があんのよっ。ちょっと、どうすんの? このまま雪が降り続いたらっ。
電車動かないんじゃないの?
電車が動かなかったら出かけられない〜(今回は一人で出かけるので車ではない)。
こんなとき、ささっとウェブサイトに運行状況が出てくりゃ素晴らしいけど、そんなものが出てくるわけがない。後で駅まで行って様子を見てくるか、、、。されど、大概、駅員も状況を把握してないし、、、。

私は、で・か・け・た・いぃぃぃぃぃぃぃ。友達に会いたいんだよぅ。

現在、埃が舞うかのように降っている雪。止んでくれないかなぁ。
いや、止まなくてもいい。電車さえ動いてくれれば。