Monday, 30 December 2013

日本帰省、ラストは飛ぶ事件も(自己満足記録) その3

甥っ子作の美味しくできたピザを食べた翌朝は、朝一からお仕事として、とある雑誌撮影に立ち合って通訳してきました。(日本語を大体は理解する方なので、ほとんど私はいらなかったけどね。)

このあと、太陽光が入ってきてステキな空間に

撮影現場なんて初めてだけど、私もついでにメイクさんにお願いして、ここ数年で一気に増えて濃くなったシミをプロの道具で隠してもらったり、、、スタッフの方が用意してくださったおにぎり弁当をいただいたり、、、タニタ食堂のスナックのおいしさを発見したり、、、。え、お仕事?

撮影のお仕事、通訳としてもちゃんとアテンドしましたよー。


撮影の後、こちらのブログによくコメントしてくれる385さんに会いに、彼女が働くオフィスへ。

オフィスから少し歩いたところにある自然派食品店GAIAの2階にある「晴れ屋カフェ」に連れていってくれました。
いただいたのは、(確か)里芋のハンバーグ。あれ? 山芋だったか? とにかく、イタリアじゃなかなか食べれない芋だからとばかりにいただきました。




そのまま話に花が咲き(世の中をナナメに見る私たちなので、華やかな花ばかりでなく、まさに色とりどりを咲かせます〜)、デザートに突入。キャロブのケーキです。


美味しかったわん。385さん、ごちそーさま! また帰ったときに遊ぼうね。


友達と会う日はまだまだ続きます。

父がめずらしく買い物に付き合って欲しいというので二人で横浜へ。買い物の目当ては、孫のクリスマスプレゼントです。今回かなりの時間を一緒に過ごした甥っ子、姪っ子のために、クリスマスプレゼントを選んできました。

その後、20年ぶりくらいに中学の同級生と再会!  この日に会えた男子3人。いやー、20年ぶりに会ってどんなことになるやらと思ったけど、話してるとなーんも変わんないなーという感じなので、20年なんて月日はあってもなくても同じようなもんでした。
帰りには、飲みには都合で参加できなかった幼なじみが駅まで迎えに来てくれて、そのまま2時くらいまでデニーズでおしゃべり。いやいや、あの遅い時間に出てきてくれてありがとー!


まだまだ続く友達集会。最後はここ。浅草。黄金に輝くいつものブツと、スカイツリーと、満月ちょい前の月と、夕暮れの中で、毎年集まっている大学の女子仲間などでクリスマス会。子連れの参加もありです。これは友人宅に行く途中に撮った一枚。



この景色に見とれていたわけではないけれど、この写真を撮る前に、私、飛びましてね。
いや、飛んだんですよ、本当に。ふわっと。

昼間に友達がマッサージをプレゼントしてくれて、二人で受けに行ってたんです。
私も友達も疲れが溜まっていたので、マッサージ後は全身から疲れが蒸発していくような感覚に。その友達と別れ、ほわわわ〜んとしながら地下鉄で移動し、浅草を歩いてクリスマス会をする友人宅に向かいました。
松屋前の信号が変わりそうだったので「渡らなきゃ!」と駆け出した途端に、足に何かがひっかかってふわっと、、、。まさに浮いた感覚。
コケた! 「浮いている間に姿勢を立て直した」って何の根拠もない自信をもつ余裕があるくらい、浮いている時間が長く感じられたほど。

次の瞬間、地べたにどべーっと行きましたよ、ド派手にコケました。
信号の変わりかけ、松屋前のものすごい交通量、週末の浅草の人出。この中で、全身で転んだ私。
携帯は道路に投げ出し、持っていた紙袋と、お総菜をひっくり返し、両手をついて、ざざーっと。

あぁ、信号が変わるー。携帯を轢かないでー!
心の中で叫んでいると、ここは浅草。人はわんさかいるので、周りにいた人が何人も集まってさささささっと私がぶちまけてしまった荷物を拾って元通りに入れてくれ、私の姿勢を立て直してくれたのでした。すばやかったー。

いやいや、マッサージでほわわわーんとしすぎてましたわ、ほんと。

転んだ原因は、、、雷門地下駐車場の東武線浅草駅前の入り口の段差。段差を埋めたようなシャープなスロープ状になってます。あの辺をほわわわーんと歩く方、気をつけてくださいねー。信号が変わりそうになっても、走り出しちゃいけませんよー。

舐めときゃ治る程度で手の平をすりむき、膝と恥骨を打った模様。
それだけかと思いきや、、、痛みが出てきたのは、家に帰ってきたころ。地元の駅に着くと、妙に階段の上り下りが辛い。痛みをガマンして普通に歩けるけれど、特にぶつけた左膝に力が入らず痛い。
実家はエレベーターのない団地の5階。でも、小さい頃から松葉杖だろうが、肉離れで帰ってこようが、登ってきたこの階段。がんばって上って家に入り、レギンスを脱いで膝を見ると、、、腫れてるぅ。痛いわけだわ。夜中にごそごそと湿布を探して、久々に湿布のお世話になりました。
この後、翌日から右肩が痛み始め、、、。ある特定の方向に手を伸ばすと痛みが。
これ、嫌なのがイタリアに帰ってきてから。冬場の湿度が高い北イタリアは、こういう痛みが後を引く。
何かが災いして痛みが始まった右肩(中学生の頃に怪我をしたので、その影響?)が、去年の冬に痛みを増して辛かったところ、イタリア人から湿度のせいだと言われた。だったら乾燥した冬の日本に行ったら治るんじゃないかと思っていたら、去年の帰省で見事治った! でも、また同じ肩をやってしまったー。
今は棚からお皿を取るのも痛いぞ。
膝はコケてから2週間して、ようやく、膝をついてもあまり痛くない程度まで治ったけどね。

こんな足をひきずりながら、お次は急きょ決めた関西行き。目的は入院中の叔母に会うため。母とともに行ってきました〜。

新幹線から富士山を拝み、奈良で叔母に会い、大阪で入籍した従兄の奥様に会い、日帰りの予定が京都で一泊することになり、関西三都、駆け足で行ってきました。

新幹線から観た富士山 この辺りまではお天気良好

京都で一泊したので、翌日は目的もなく京都をぶらっと。
朝早かったし、荷物もあったので、がんばる観光はせずに、ぶらっとだけすることにして商店街へ。商店街でも歩いているといろんな寺社があるので、有名どころへ行かずとも、充分楽しめた京都散歩。

かぼちゃ供養をする寺町通の矢田寺


今まで寄ったことのなかった錦天満宮に行ってみました。
テレビで観た建物の壁にくっついた鳥居も見てきたよー。




1カ月の帰省は本当にあっという間。これだけのことをしていても、まだ会いたいのに会えなかった人、行きたいのに行けなかったところがたくさん。
これだけ動いておきながら、どれだけ欲張りなんでしょうか、私。
本当はのんびりしたかったという気持ちが強かったからかもしれない。のんびりは全くしてません、本当に。

どれだけ時間がなかったかというと、、、。
スーパーに買い物に行けたのが、最終日の夜7時以降というほど。スーパーが遠いわけではなく、スーパーに寄ってる時間すらなかったんです。
帰国中のスーパー探索って、日本を離れている人には重要度が高いと思うんです。(でしょ?)
それが思う存分にできなかったのは心残り。(それだけのことと言えば、それだけのことだけど。)
スーパーは夜中まで開いているけれど、翌朝は5時半には家を出ないといけないし、スーツケースは制限ギリギリまで詰め込んで、すでに成田に送った後だったので液体は買えないし、大きいものも買えない状況。配るためのお菓子だけ買ってきました。
その代わり、いろんな方からいただいたありがたーいお土産でスーツケースはいっぱい。今も、385さんからいただいたショウガシロップを炭酸水で割って飲みながら書いてまーす。おいしい。


オマケの写真を一枚。藤子F不二雄ミュージアムの庭で、静かに庭掃除していたお姉さんが作ってたもの。落ち葉のドラえもんだったー!

ドラえもーん。どこでもドアを出してくれー! そしたら日本に行っちゃうのにな。



日本で見たもの、食べたもの(自己満足記録) その2

さてさて、帰省中盤では、、、。

今、日本では「アヒージョ」というものが流行ってるのでしょうか。
お仕事の打ち合わせを兼ねて食事したイタリアンレストランで出てきて、イタリアンレストランなもんだから、みなさんに「イタリア料理なんじゃない?」と言われたけど、言葉の響きはイタリア語ではない。「知らなーい」と言いつつ食べたけれど、調べてみたらニンニクを入れたオリーブオイルで煮込む(?)料理らしいですね。スペイン料理でした!

そのアヒージョ、いつも伺う友人宅でも出てきました!

マッシュルームのアヒージョ

見た目も面白いし、意外なあっさり感で美味しかった〜。このアヒージョ、「家庭で簡単に作れますよーって売り場で紹介しているスーパーも多いよ」と聞きました。
いつもこちらのお宅に伺うと、家庭の味とは思えない美味しい料理をワインとともにいただいてます。こういうことを見習えたらなぁと思いつつも、こんな場では食べと飲みが専門の私。いつもありがと〜。


そして危ぶまれたけど持ちこたえた土曜日にヨガ友と鎌倉へ。
観光ではなく、ぶらぶらするだけの鎌倉。私は道案内役。こういうのはやっぱり女友達と行くのが一番なのだ。おしゃべりに花咲く一日。
鳩三郎グッズも買い足してきました〜。えへへ。

久々の八幡様境内

そしてまたまたヨガのワークショップを2日間。これも面白かったー。
とっても勉強になり、というよりも、これから自分で勉強するためのヒントを短い時間の間に凝縮していただいてきました!


それから、いつも東京駅近辺指定で会う友達がいます。ワークショップが終わってからこの日も待ち合わせは東京駅。
今回は丸の内郵便局のビルの再建が終わった「KITTE」に行ってきました〜。名前がいいよね。

屋上テラスからこんな景色を楽しめますよー

丸の内で会う目的のひとつはこれ。「インデアンカレー」です。関西の方は知ってるよーって?
この友達に初めて連れていってもらって、ツボにはまった!




見た目は何てことのないカレーだけど、ひとくち食べると何とも言えない甘さが口に拡がり、その1秒後にはカーッと辛さが来る。こんなの初めて。
カレーライス以外も食べてみたいけど、帰国時しか行かないから、やっぱりカレーライスを選んでしまう。付け合わせのキャベツのピクルスもたまりませんわー。
簡素なカウンターに、妙に美しいロゴのグラフィック。また行くよ。これ。

『インデアンカレー』丸の内店


そして翌朝、6時過ぎから甥っ子にピザ生地をこねさせ、、、。パジャマでこねてくれましたよ、小さなおててで。この日はもちろんピザ。こねたものの、和食派の甥っ子は、自分で作ったピザに手をつけませんでしたけどね、、、。

イタリアから持っていった簡単発酵のピザ粉ミックスを使用

こうして帰省中盤も過ぎていきましたー。

日本で見たもの(自己満足の記録) その1

日本に1カ月いたんですけどね、なぜだかどーしようもなく忙しく感じていて、焦っちゃうくらい忙しくて、「なーんもできないじゃんかー! 何のためにひとりで帰ったんだー?」と嘆いていたけど、振り返ってみると1カ月分それなりに楽しんでいるもの。

「何もできなかった」と嘆かずに、きちんと「こんなにいろんなことできたぜ☆」と確認するためにも、写真を整理しつつ、私の帰省を振り返ってみようかなと。

帰省中の滞在は基本的に実家と姉の家。今回は最初から姉の家で世話になる予定をしていたものの、予定以上に姉宅に行くことになり、実家と姉宅の移動ばかりだったかも。

帰国直後にヨガのティーチャートレーニングに参加し、新たなステキな友達と、これからの自分の練習に取り入れ、ここイタリアで生徒さんに伝えていきたい知恵を得てきました。私、成長してるぅ。

トレーニング中のお休みの日には、友達に蔵前散歩に連れていってもらい、未だに行ったことのないスカイツリーを拝み、

おおお、空が青い〜
地元江の島で海に入り、SUP(Stand Up Paddle)を初体験(乗っている写真はないけど)。ついでに板の上でヨガの逆転ポーズなどとったりして、海と空が逆さになる景色は、そりゃもう、新しい世界!
去年の夏、ジェノヴァの海では指をくわえて見てたけど、次は絶対に板を借りて乗りたい!

今回お世話になった東浜のショップの前から

2日連続江の島というのも、地元といえど、とっても近いわけではないのでなかなかやらないことだけど、今回はSUPの翌日に、甥っ子姪っ子を連れて新江の島水族館へ。ウン十年振りくらいに行ったかと、、、。

お魚をみて、



富士山をみて、



イルカのジャンプをみて、



クラゲを見るってな一日でした。



混んでましたよ、12月の日曜日。すごいね、えのすい。甥っ子は年間パスをもって通うえのすい通(姪っ子はまだ入場無料の年齢)。ふたりとも注目の的はイルカでもペンギンでもクラゲでもなく、引退した潜水調査船と、イルカショーで踊るお姉さんたち。イルカが飛び上がるたびに声をあげて拍手するのは、私ひとり、、、。さみし、、、。

こちらが帰省の前半10日間ほどのできごと。
帰国日は朝8時半に成田について、そのまま時差ボケ矯正とばかりにアーユルヴェーダのワークショップに行ったりと、なかなかアクティブな10日間でした。(続く)

Sunday, 22 December 2013

すごいなぁ

しばらく日本にいましたー。
イタリアに戻ったら雨続きのグレーな空で、「イタリアに戻ったら(今度こそ)がんばるぞー!」とちょっぴり気合いをいれた気分も、ガラガラガッシャン。

日本に滞在中、一番印象に残った「すっげぇ、日本のサービス!」なことは、、、。
東急東横線のクリスマスの日の夜間延長運転。

なんですかね、この必要なのかどうなのかわからない優しさ。
これで経済効果をあおると言うならば、それもよしかもしれませんが。

通常運転の時間に帰ればいいじゃん、みんな、、、。
(↑都市部に出かけると夜7〜8時台には帰りの電車が終了してしまう土地に住んでる私のひがみのつぶやき。)

Monday, 11 November 2013

見つめ合う親子と血液検査

前回、血液検査しに行った病院の待ち合いで、人と目を合わそうと徘徊するおっさんの話を書いたけど、実はここにもう1人、私のことをちら見する人がいた。

待ち合いで座っていたときに、通路を挟んで隣にいた高校生くらいの女の子だ。マンマと一緒に何かを待っているっぽい。

私が外国人だからちらちらと見ているのか、私の持っている本が縦書きの日本語で珍しいから見ているのか、はたまたそれ以外なのかよくわからないけど、この子とも何度か目が合ってしまった。

見慣れない縦書きの本が珍しいのだろうとそのままにしておき、検査の番号が呼ばれたので検査室に行くと、私の前にその女の子がいた。

そうか、この子も血液検査だったんだ。

この病院の血液検査施設は、通路の両脇に小部屋がいくつもあって、そこで血液採取するようになっている。
その女の子は並んで待っている列の一番近くの小部屋に入ったので、ドアも開いているし、検査の様子がよく見えた。

血液検査を受けるのはこの女の子の方。マンマは付き添い。

左手をまくって台に載せ、右手は、、、。

マンマがぎゅーっと両手で握りしめている!

女の子は針が入っているところを見たくないので、マンマを見つめ、マンマは空いている女の子の右手を両手で握って、しっかりと女の子の目をのぞき込みながらささやいている。
多分「大丈夫よ、痛くないわ」とでも言っているのだろうか。

見つめ合う高校生くらいの女の子とマンマ。
これはこの子が何歳になるまで続くのだろうか。
この子はマンマに代わってこれをしてくれる男性でないと結婚できないのではないか、、、などと、また勝手に人の人生を想像してしまった。
意外と、こういう想像って面白いのよねん。

ちなみに私、注射されるのは嫌いだけど、血液検査は好きという、あんまり違いがないのではないかと突っ込まれる好みを持っている。
なので血液検査は常に凝視。(普通の注射もみるけど。)
血管が細いとか、探しにくいとか、そういうありがちなタイプでもあるので、血液検査するときは、いつも右腕の同じ辺りと決めている。
大概の検査技師(?)はその血管が採りやすいとすぐにわかるようだけど、稀に違うところに針を刺そうとする人がいる。
この場合には失敗が多いので「あ、そこは、、、」と刺される前に、生意気だろうけど言うことにしている。

イタリアに来てからも、違うところに刺そうとした若いお姉ちゃんがいた。
いつも通り「そこは出ないと思う」と言ってみた。

やっぱり、そんなことを言う患者は生意気。このお姉ちゃんは「いいわよ、やってみましょ」と目指したところにぶっさした。
血管に当たらない。ちょっと針でぐりぐりっとやられる。もちろん、痛いです。
お姉ちゃん、がんばるけど刺さらないものは刺さらない。「もうやめてください」と私が言い、針を抜いて、反対の腕へ。

こちらも刺さりにくいのはわかっている。試すけど、また血管に当たらずぐりぐりとやられる。こちらも当然、「やめてください。」

一応、「いつもここです」と言ってみた。
「んー、そうなの?」と疑わしげに(プロのプライドを傷つけられたから?)、「ここ」と私が指さしたところと同じ血管のようだけど、そこより少し離れたところに針を刺す。

何で言われたところに刺さないの?とため息が出そうだったけど、うまくやってくれるのならどうでもいいわと、また凝視。やっと入った!

でも、もしかするとこの私の『凝視』が相手にプレッシャーを与えるのかしら、、、。でも、採血は好きなので、凝視せずにはいられないのだ。

Sunday, 10 November 2013

止まれないおっさん

先週、血液検査を受けに朝から病院の待合室にいました。

不思議な地元ネタがあって、「チェントロ(市の中心部)にある血液検査ができる施設は検査が甘い(間違っている、とも言う)ので、市立病院で受けた方がよい」らしい。
それまではチェントロにある施設の方が近いし空いているので利用していたけど、せっかくの検査で間違われちゃ困るよなぁと、ちょっと離れた市立病院まで行っている(それでも徒歩圏内)。

血液検査、尿検査など、時間のかからない検査をする施設と、診療予約、検査予約、検査結果受取などの手続きをする受付センターが同じ場所にあって、去年から番号呼びだしシステムがパワーアップして登場している。
そのために、150席くらいありそうな待合室の壁の数ヶ所に番号呼びだし用の液晶モニターが設置されていて、番号が出るごとに「ピンポーン」と音も出してくれる。

その日は割と混んでいて、血液検査の受付をした後、実際の検査まで30人待ちくらいだったので、待ち合いの一番後ろの席に座って待っていた。

いやに目に付くおっさんがひとり。
60〜70代くらいだろうか。
姿は普通なんだけど、とにかくひたすら待合室に設置された椅子の間を徘徊している。
一番後ろで本を読んでいた私には、目の端に入ってどうも落ち着かない。

番号も見なければいけないし、集中もできないので、読書をやめておっさんをしばらく見ていると、何かあるごとに人に話しかけている様子。
知り合いがいれば当然話しかけ、移動してはそこら辺の人に「あなたは何を待っているの? 何番(持っている番号を聞く)?」と話しかける。
そして、また知り合いの横を通ると、さっき話したばっかりなのにまた話しかける。
そこで立ち止まって話しときゃいいのにと思いきや、またすぐに動き出す。

動き出すたびにイラッとさせるのは、知り合い探しか、話の切掛けが欲しいのか、できるだけ人と目を合わそうとするのだ。

不覚にも私もこのおっさんと2度ほど目が合ってしまったけど、こういうタイプのおっさんは99.9%、アジア人、もしくは外国人とはっきり分かる人に話しかける勇気は持ち合わせていないので、0.02秒くらい目が合ってすぐに立ち去っていくだけ。話しかけてくれてもいいですけど。

さらに観察していると、どこかに行っては、毎回私が座っている椅子の列の前方に戻ってきて立ち止まり、モニターを見つめ、また歩き出す。おっさんがそこに立ち止まるので、私からモニターが見えなくなる。

でもこの止まっていられないおっさんはすぐに歩きだす。

そこでやっと気づいた。毎回おっさんが戻ってくる場所には、おっさんの奥さんらしき人がどっかと腰を下ろしていたのだ。
力強そうなかあちゃんの背中。どっかりと腰を下ろして、たくましすぎる足を閉じられないのが後ろから見てもわかる。

ふと思った。
おっさんは、このかあちゃん(奥さん)が怖くて一緒にじっと待っていられないのではなかろうか、、、。

このおっさん、長年このかあちゃんにこうして付き添ってきたのかなぁと、人の人生を勝手に想像してたら、あっという間に30人待ちの血液検査は私の順番まで来たように感じられたよ。

Saturday, 9 November 2013

昨日のおばはん、またしゃべる

昨日、バスでときどき一緒になる「運転中のバスの運転手に自分の孫の写真を見せる」という奇行をするおばはんの話をしましたが、このおばはん、どうにもこうにもしゃべらないと仕方ないらしい。

今週はおばはんが乗るはずのバスより1本早いバスに乗ることがあった。
数分遅れて到着したバスに乗り込み、順調に走り出す。私が乗るバス停より2〜3個先のバス停からおばはんは乗ってくる。
おばはん、この日は1本早いバスに乗ってきた。

乗るやいなや、「今日は道路が混んでいるのかしら。このバス遅れてきたわよねぇ」と。

この日の運転手、無視。

そして5分くらい経ってからまたおばはんが、「今日は道路が混んでいるのね。このバスも遅れたでしょ」とおもむろに話しだした。
運転手に話しかけているはず。いやいや、別におばはん、おしゃべりしなくてもいいと思うんだけど。
おばはんは一番前に乗っている。数列後ろに私。もっと後部の座席には若いのが何人かいたけど聞こえるわけない。

運転手、また無言。
おばはん、やめときゃいいのに懲りずにまた繰り返す。
「今日は道路が混んでいるのね。このバスも遅れたでしょ」

運転手、さすがに「はい? 何か言いました?」と切り返した。
運転手、ここで話にのってしまったら最後だよ。おばはんは「今日は道路が混んでるわよね。このバス、遅れてきたでしょ。私、間に合わなくて乗れないと思ったのよ。でも遅れてきたから間に合ったの。いつも運転手はジャコモだけど、今日は違うでしょ。ジャコモはいつも10分くらい早く来る(←ウソやろ)けど、今日は遅かったでしょ」と、何度もバスが遅れたことを強調しながら、しらっと言う。決して怒っている口調でもなく、嫌味を言う口調でもない。
しかーし。運転手にはピキっと来た。

運転手「遅れてませんよ。時間通りに発車しましたから」と。

おばはん「いや、私、オフィスを出るときに時計を見て出てきたけど、このバスに乗れるとは思っていなかったの。でも乗れたでしょ。遅れてきたから乗れたのよ」と繰り返す。
そして「ジャコモの時はいつも早く来るから私も早く行かなければいけないと思って早めに行くんだけど、早めに来たつもりが遅れてきた前のバスに乗れてしまったわ」と、何度もそのバスが遅れてきたことをまた繰り返す。

確かに、数分遅れたかもしれないが、、、。ここまで繰り返されて「ジャコモは、ジャコモは」と言われれば、運転手もあまりいい気はしなかった様子。
運転手「早く来るのがいいってことではないでしょう。遅れることはありますけど、数分早く着いておくのは大事ですよ」と、いい加減にしてくれとでも言いたそうに話を流した。

それでもおばはん、同じことを繰り返す。文句を繰り返す。こんな人、イタリアにはとっても多い。

そして先を行くこと数分、園芸屋さんで働いているっぽいロレンツォという男性が乗ってきた。
このロレンツォもこの時間のバスにはよく乗り合わせる。よくしゃべるけど、物腰の柔らかい人の良さそうな男性。この日の運転手も、よくしゃべるおばはんも、ロレンツォとは顔なじみらしい。
おばはんは早速ロレンツォを捕まえ、このバスは遅れてきた、でも自分はたまたまオフィスを早く出てきたから間に合った、いつもは運転手がジャコモだから早く来ると繰り返す。
さすがに運転手も黙って聞いちゃいない。喧嘩腰にならないようにやんわりと言い返している。
ロレンツォも話を聞いているが面倒くさそう。

やんわりじゃおばはんは聞かない。運転手も面倒だったのか、若干声を荒げて「とにかく時間通りに発車してますよっ」と言い切り、何となく話は途切れた。

そしてまた数分後、おばはんの降りるバス停にきた。

降りる手前で運転手が「ジャコモは早く来るだの、仕事がよくできるだの、色々言ってましたけど、この話はまだ終わっちゃいませんからね。そんなにジャコモがブラボーだって言い続けたって運転手は交代するんですから。それに今日は時間通りに発車してますからね」と、降りるおばはんに一気に言い切った。

バスが停まるときに言うのは正しいかもしれないが、こうなってくると運転手の負け犬の遠吠えっぽくなってしまうのが悲しい。
このおっさんもせこいな。今更、やっぱり言うんかい。

私にはバスが静かになって、事故なく運行してくれたらそれでいいのだ。(いつも眠いし)
だからどっちも黙ってればいいのに。

それで結果的に、このバスは遅れていたのかどうかというと、、、。
遅れてたのだ、実のところ。
運転手のおじさん、きっと出発場所は時間通りに発車したと思うけど、出発場所から3つめくらいの私の乗る停留所で既に数分遅れていて、私が降りるところでは10分ほど遅れていた。

きっとこのおばはん、この後数週間はこのネタで話題は尽きないことだろう。

私は毎日バスに乗るわけではないので、常連メンバーとも思われていないし、話しかけてもこない。
面倒くさいので、ちょっとほっとしているけどね。






Friday, 8 November 2013

黙っていられないおばはん(イタリア人間ウォッチング)

ここんとこアクティブにしておりますが、家では私、まさにこんなん。

ヴェネチアの古物商のウィンドウより

身体はきっとなめくじみたいに溶けていくのではないかと思うほど疲労感が激しい。
そして頭の中身も溶けていくのではないかと。

イタリアに来て4年目、確実に脳への刺激が減ったと思う。何しろ、話をしているときに何を話しているのか忘れている自分に気づくほど(イタリアに来たせいじゃなくて、前からそうだったかも、、、)。
とにかく、年齢のせいか、脳の働きがすこぶる悪いなぁと非常に強く感じる今日この頃。
先日から読んでいる脳の本に「ブログを書いて頭の中を文章で整理するトレーニングをするとよい」といったことも勧められているので、夏からあまり使っていなかったブログを活用しようかと。

何となく書こうかな〜と思って、忙しさに紛れて放っておいたネタを掘り出して書くことにしました。

最近見たおばはんのこと。
(バスネタが続きますが)バスでよく乗り合わせるおばはん。見た目はうるさそうでもなく、割と地味目な普通のおばはんである。
ここ3週間ほど、いつも以上に帰りの通勤時間くらいによくバスを利用しているので(私は出勤だけどさ)、このおばはんと乗り合わせることがよくあるけど、とにかく「早く降りてくれっ!」と毎度毎度強く願う。このおばはん、よくしゃべる。

最初に乗り合わせたときは、マジでびっくりした。
乗った途端に運転手の近くの席に座り、「○○は元気?(←運転手とはなじみ)」などかなりうるさい声で言いながらかばんをごそごそして取り出したのは、写真のアルバム。
それを開いて、なんと運転手へ渡す!

「うちの孫よー! こんなに大きくなったのよ!」って。

きゃー! 渡すか? 運転中のバスの運転手にっ!

開いたページを見せて終わるどころか、「ほら、次のページにね」と運転中の運転手にページをめくらせるっ!

おばはん、早くアルバムを閉まってくれーーーー!

どうやらこのおばはんと運転手(ジャコモというらしい)は同じ年齢くらいの孫がいるらしく、孫があれした、これできた、などの自慢大会がひとしきり繰り広げられ、、、しまいには、、、私、絶句。

運転手ジャコモまでが、運転しながら携帯を取り出し、片手にハンドル、片手に携帯でピコピコと孫の写真を探し始めた! 

もーやだーーーー! こんな客と運転手ーーーー!!

「あった!」と写真を見つけて、おばはんへ携帯を手渡す。
「まっ! かわいらしい♡」とおばはんもノル。
ここは道端の会話と違いますからーーーー! アルバムも携帯もしまえーーーー!

そんな会話が続いておばはんは道のり半分くらいのところで降りていく。
このおばはんと運転手ジャコモの組み合わせのバスに同乗すると、とにかくうるさい。

うるさいのはこのおばはんとジャコモだけではない。
会話を聞いているだけで名前がわかってしまう通勤メンバーたち。
私と同じバス停から乗る、東欧系らしいニーナ、園芸屋さんで働いているらしいロレンツォ(こちらも携帯で話している言葉を聞くと東欧系っぽい)、その他、ジージョ、学校の先生などなど、全員が乗り合わせてしまったときには、居酒屋ほどの声のボリュームになるからうるさくて溜まらん。

基本的に仕事は自宅作業とヨガ指導。世間の動きに触れる機会が少ない私なので、うるさいバスは嫌だし、運転は気をつけてくれとは思いつつも、観察が面白くて溜まらんのだ。

というわけで、しばらく観察ネタで続けていこうかと。次回もこのおばはんのお話を。

Wednesday, 30 October 2013

通販でもこれ。やっぱり謎の郵便事情(追記ありです)

とってもとってもとっても残念なことに、イギリスのアマゾンが国限定で「25ポンド以上注文すれば送料無料(アマゾンが出荷するもののみ)」というサービスを廃止しちゃったんですよ。
英語の本ならば、もちろんイタリアのアマゾンより数は多いので、ちょいちょいと利用してたのに、、、。(今でも送料を払えば送ってくれますけどね)

最近、欲しい本がまとまったのでいざ注文をしようと思ったらこれなので(イギリスのアマゾンの方が本も家電も品数多くて楽しかったから好きだったので残念)、イタリアとイギリスのアマゾンやブックス・デポジトリー、イタリアの本通販の店のサイトで、カートに入れて合計金額をにらめっこ。
欲しい本が揃っていて合計金額が一番安価なイタリアのアマゾンと、1冊だけはアマゾン・マーケットプレスを利用してイタリアの古本屋から購入することに。

アマゾンで注文した本は予定通り届きました。(土日をはさんで5日かかりましたけどね。)

残りの一冊、イタリアのアマゾンを介してイタリアの古本屋に注文したもの。
このパターンで注文したのは初めて。(イギリスのアマゾンを介して、アマゾン以外から通販したことはあるけれど。)

来ないなーと思って、今注文履歴を見てみると、、、。

注文日 10月17日
発送日 10月21日

そして、、、到着予定日が、、、。
10月26日〜11月14日!

どんだけの幅もたせてんのっ!(怒)

本1冊の普通郵便に到着予定日の幅が約3週間。
こう書いておけば、客からのクレームが減るんかな。
意外に用意周到ですな。

って、感心してる場合じゃなーーーーいっ!

急いでないけど、こういう郵便事情には毎回怒りと諦めと傍観とごちゃまぜな気分がつきまとう。
今年は家族からも大きな荷物を受取らないように、小さな封筒で遅れるものしか頼まなかったけど、小さな封筒ですら遅い。
A4の封筒に入った仕事に使う書類が普通郵便で日本から1カ月半かかったときは、本当に紛失したかと思って、届いたときには涙ものだったし。

本、届くんかなぁ、無事に。

なす娘。おとなしかったけど、顔がきょわい。

追記:
ひとしきり、書いたところで、、、。
書いた数時間後に届きましたわ。これぞ『引き寄せの法則』ってことで。(強く念じてもいないくせに。)

大きな勘違いしてて、古本屋はイタリアではなくイギリスの古本屋でした。なので、Royal Mailで届いたわ〜。
古本だけど、本は上々。また積ん読コレクションを増やしただけじゃないの?って感じもあるけど、読むぞー。

Monday, 7 October 2013

私も目撃! 謎の大道芸

人から聞いてはいたんです。「こんな人たちおるよ」って。

実際見ても、どうやったらこれを保ち続けられるのか分かりませぬ、、、。


すっげぇー。

ちなみに、土曜のミラノ、ドゥオモ広場です。
このポジションで大道芸をしてるのもあまり見たことないんだけど、場所もいいとこ選らんでます。それだけ、自信ありってこと? (すごい技なので、自信持っていいと思うけど。)

こんな位置でっせ。

うまい具合に足が映ってますが、後ろの観光客の足だよ

乗るとこか、降りるとこ、ぜひ見てみたいもんだ。



Friday, 4 October 2013

知り合いはいないはずだが、、、?

前回のポスト、バスの運転手さんの話を書いた後、その日の午後にまたバスに乗りました。

行きに乗ったときの運転手。やっぱりお客さんとずーっと話してる。
話題は「高速道路のサービスエリアにあるチェーンの休憩所+カフェ+セルフサービスレストランについて」。

完全に世間話やーん!

そしてその帰りは。
乗ってすぐにチケットを打刻する機械にカチャッとやりますが、この機械がドアのすぐ近くだったり、運転席の後ろだったり、場所はまちまち。
このときはドアのすぐ近く。
なので、カチャッとした後、顔を上げると運転手が目の前にいる状況。
いつものように「Buona sera」と軽くご挨拶。

サングラスをかけたその運転手。
色の濃いサングラスで目の様子はわからないけど、明らかに口元は「超いい笑顔」を送ってくれている。

し・か・も。
親指をグッと立てて、、、。

サムアップだぜ。終バスなんだけど、これ。朝の出勤ってわけじゃないんだけど。
※終バスって言っても、18:40発。都市部を離れるとこれが当たり前。

乗客全員にこの挨拶か?
それとも、どこかでお会いしましたっけ、、、?

6月まで半年ほど週に1回乗ってただけだし、3週間前から週に2度利用するようになっただけ。運転手なんて替わるし、そもそもバスの運転手に知り合いはいないし。

次に会ったら、私もサムアップしてみようかなぁ。

Wednesday, 2 October 2013

運転と携帯とラジオと

去年からバスに乗る機会が増えてます。
週に数回、隣の県まで通っていて、途中にある街をぐるっと廻って乗車時間40分ほど。
県をまたぐバスなので、街中循環バスとはちょっと違う感覚で、街を出ると畑の景色が広がる幹線道路をぶっとばして、途中にある街に寄って、目的地に着くというもの。ほぼ直線道路をぶっとばしている、幹線道路ではかなりスピードも出さないといけないし(80キロ? 法定スピードは詳しくありませんが乗用車は余裕で高速道路並のスピード)、バスも観光バスサイズか2連結バス(通学時間以外ムダ!)で、ほとんど長距離バスという感覚。

運転手さんも色々いるけれど、7〜8割は、、、。

よくしゃべる!

毎日通学にバスを使う高校生としゃべり、誰か知り合いが乗るとしゃべり、さらには携帯で40分ほど最初から最後までしゃべりっぱなしなんてこともざら。

しかも、携帯はハンズフリーのマイクを着けてる人なんてゼロ。
携帯が鳴ったら即応答!
先日は30分以上も友達らしき相手と旅行の相談。ちなみに会話の中で行き先の候補地に「日本」も出てきたみたいだけど、この運転手により即却下。観光するためにあちこち動き回りたくないんだって。どうやらリゾート+ちょい観光を希望みたい。バスの騒音もあって自然としゃべる声も大きくなるから、会話筒抜け!
毎回ロトンダ(信号の替わりのラウンドアバウト)は入り損ね(←片手で運転してるから)、ブレーキ踏む踏む! カックンカックンと、たーすけてー! 酔うわっ!

それ以外にも、95%くらいはラジオをガンガンにかけてます。熱唱するイタリア人歌手の歌は知らなくとも、バスを降りてからもしばらくメロディーが頭に残ってます。
一度、音が小さめでうるさくなくてよかったわぁと思ったら、ある瞬間にぐぐぐっとボリュームアップ!
何で?と思ったら、、、。星占いだった、、、。あ、そこだけちゃんと聞いてるんだ、、、。

で・も。
顔見知り、携帯、ラジオ(の星占い)だけが運転手の運転の妨害になるわけでもないんですよ。

ここがおしゃべり好きなイタリア人。
知らぬ乗客が運転手に話しかけるんですよ。内容は割と世間話。しかも、かなり高い割合で運転手も話しにノル!
昨日はおばちゃんが「この前乗ったバスはこんなんだった」と、クレームでもなく世間話をいきなり切り出しました。しかも、乗客は私とそのおばちゃんだけだったので、車内は超静か。本当にいきなり!というタイミングで話しかけてましたよ。
(乗客二人だけど2連結バス。ムダでしょ。)

しかも、この運転手は10何年ぶりにこのエリアを運転するから、そのエリアのバス事情は知らないと言っていたので、おばちゃんと運転手が「いつもの運転手さん」「いつものお客さん」ではないことは確か。

こちらもおしゃべりすること約10分。おばちゃんがバスを降りるまで続いたのでした。

日本では実家が駅から遠いので、毎日のようにバスを利用してたけど、「運転中は運転手さんに話しかけてはいけませんよ」というのが子供への教育。それで育った私は、勤務中に携帯片手に大型バスを運転する運転手なんて信じられんっ!
ここ数年は実家に帰ると、走行中に立ち上がると運転手に注意されるほど安全運転の徹底ぶり。
事故がなきゃどっちでもいいとは思うけど、安心できるのは『予防』をしている方でしょう。

イタリアのバスの運転手さん、私が知る限り、大きなバスを狭い道路でも壁すれすれにうまく通っていくので腕はいいと思ってます。

でもね、やっぱり恐いよー。大型バスの片手運転。

Monday, 23 September 2013

どんぶり勘定な人たち

昨日、スーパーで食料品の買い物をした。
精算後、何だか予算オーバーだぞ?と感じたときは、あら探しのためにレシートをじーっと見つめることにしている。できるだけレジから離れすぎず、クレームしやすい位置で。

これまでにもお釣りをまるまる10ユーロ間違えられたこと(レジのおばはん、かなりボケッとしてた)、2度打ち(私はこれに出会うことはあまりない)もあったけど、私が出会う回数が多いのはこれ。

バーコード登録ミス。

スーパーのセール品だったり、メーカーが勝手にセールしたり、とにかく値段が変わるとバーコードを記録し直さなければならないのは、スーパーの仕事。
これが結構行き届いてなかったりするのだよ。

昨日も、合計金額が妙に高かった。確かに食料品以外にトイレットペーパーや、安くならないかなーって待ち焦がれてたお菓子の新商品が安くなってたので、毎回買うわけではないものも買ったから、合計金額はいつもより高いかもしれない。
でも、高いぞ。
こういうときは、極貧の勘が働くのか、結構な割合で間違いを見つける。(もしかしたら毎回見直したらもっと間違いを見つけられるかもしれないけど。)

3.8ユーロのものがあった。商品は相方が選んでカゴに入れたもの。
うちの相方、値段に厳しいので、この類の商品をこの値段で買うとは到底思えない。
「これ、3.8ユーロなんだけど、こんなんカゴに入れた?」と聞くと、案の定、入れてないと言う。
袋に入れた商品を取り出してみると、メーカーが値下げキャンペーンをしているステッカーが。半額の1.9ユーロ。

レジにクレームしに行き(言うのは相方ですけどね)、売り場担当者の確認が入り、3.8ユーロから1.9ユーロをわざわざ計算機を取り出して計算。返してもらうべき金額は1.9ユーロ。そして、レジの人が「じゃ、これで」と返してくれたのは、、、。

2ユーロコイン1枚。

え? こっちがお釣りをあげなきゃいけないの?

このレジの人、何も言わないで自分仕事に戻っちゃった。いいんだ、もらっちゃっても。
ならば、もらうさ。

学生時代にスーパーではないけれど、スーパー並に忙しい雑貨店のレジバイトをしていたことがある。小さな誤差でもマイナスのときは正社員さんが自腹を切って、泣く泣く自分のお財布から誤差を埋めていたのを覚えている。プラスの誤差がでたときに自分のお財布に収められることなんてない。単に、次にマイナスの誤差があった場合にそこに補充するために使われるだけ。そういうプラスの誤差で貯めたものが底を尽きたときは、正社員さんが自腹を切っていた。
イタリアに来た当初、銀行でもお釣りを間違えられて、ほんの小銭だけど多くもらったことがある。これも、日本の銀行勤めの友達の大変さを思いだすと、いいのかなぁと首をかしげたもの。

逆に、壊れた自動販売機にあたってしまい、商品は出てこないけどお金だけ食べられちゃうこともある。

一度、この国(イタリア)のレジ締めとか、勘定がどうなってるのか、聞いてみたいもんだ。あんなにきっちりと計算するのは、日本ならではなんだろうか。

イタリアに来た頃、スーパーのレジの仕事なら私にもできるんじゃないかと思ったけど、よく見回してみると、うちの近所ではどこのスーパーでも外国人らしき人をスーパーのレジ係にしているところはない。
こんなどんぶり勘定なら、何か起きたときに責任を問われるのは私たちマイノリティーかもしれないと、悲観的に妄想してしまうんだけど。悲観的すぎ?




Saturday, 21 September 2013

熱にコカコーラ?

今朝、会う予定だった義姉から電話があって、息子(私たちからすれば甥っ子、7歳)が熱を出したから小児科に連れて行くのでそれが終わるまで会えないと言っていた。

私たちは義姉宅の近くのいたので、小児科から帰ってきた義姉と外で会い、甥っ子の様子を聞くと「アチェトーネみたい(イタリア語でAcetone)」とのこと。
アチェトーネとはなんぞや?と思いながら話を続けていると、「処方せんも出してくれたけど、医者がコーラを飲んで治せって言ってた」と。

なぬ?
コーラでっか?

咄嗟に「あぁ、また私は聞き間違えてるんだ。きっとコーラなんて飲んじゃダメよって医者が言ったんだ」と勝手に都合よく解釈してみた。こういう聞き間違いはよくしてしまうので、毎度毎度(かなり適当に)幅広く意味を取ることにしている。(必要なときはきちんと聞き直しますけどね。)

義姉は薬局に行くから「あとでうちに寄ってね」と言って去っていった。

帰り道、義姉宅に寄ってみると、甥っ子が、、、

コーラを飲んでる!
やっぱ聞き間違いじゃなかったんだ!

「何でコーラを、、、」とつぶやくと、甥っ子のお父さんが「医者が言うんだよね」と。

なんで、なんで、なんで?
だいたい、アチェトーネって何の病気だ?

そして先ほど、アチェトーネの意味がわかって、少しだけ謎が解けた。
アチェトーネは、アセトン血症(ケトン血症とか自家中毒というものらしいです)のことで、嘔吐するため脱水症状を起こすらしい。
なので、脱水症状を防ぐためにコーラを飲めという指示が出たのかと思うのだけど、、、。

他の飲み物じゃダメなん?

コーラじゃなきゃファンタと言われたようなんだけど、ガス入りの水(イタリアではごくごく一般的に大人も子どもも飲む)にオレンジを絞るとか、もうちょっと健康的なものの方がいいんじゃないのかなぁ、と思うのは私だけ、、、? んなことないよねぇ。


Sunday, 8 September 2013

あら。やるじゃん、図書館

1、2年は前のことだったと思うけれど、義母宅の近くで「図書館がネットサービスを始めた」というようなポスターを見ました。

そのときは「イタリア語、しゃべれもせんのに読めるかいっ」と気にしていなかったけれど、多少なりとイタリア語になじみが出てきた今日この頃。
先日義母が、「このサービスは世界各国の新聞を読める」という情報を持ってきた。

相方が図書館に行ってきたついでに、ログイン手続きをしてきたらしく、これでログインすると、、、。

あるある!

Media Library OnLine クレモナ版より毎日新聞デジタルの9月8日のページ

「新聞」のグループで、日本語でフィルターをかけると、毎日新聞デジタル、毎日RT、毎日小学生新聞、報知新聞の4つが出てくる!
しかも、今日の新聞だよ。

あら、すごい。新聞は数だけ見ると、2127紙(スポーツ紙なども含めて)。

オーディオブック(924冊)もあって、電子書籍(25000強)もある!
(オーディオブックは、イタリア語、英語、ラテン語の3種類みたい。ラテン語があるのがイタリアっぽーい。)
※初めて見ているので見方がよくわかってなくて数字は間違っているかもしれません。

イタリアの作家はほぼわからないので、国際的に有名な作家の名前を入力して検索してみると、、、。

たとえば。
『不思議の国のアリス』のルイス・キャロル。
おおお、出てくる。電子書籍もオーディオブックも、イタリア語版も英語版も。

物によってはタウンロードも可能なので、いい本があったら便利かも。オーディオブックも。英語を忘れないためには、これ、いいかもよー。

今、どれくらいの人が電子書籍を利用しているのかな。
私はイタリアに来てから数ヶ月してスマホを手に入れたけど、スマホの中でも超小さいもの。日本の書籍に飢えていたものの、電子書籍なんて絶対に無理なサイズ。

でも去年、iPad miniを買ってから、ちょいちょいとタブレットで文書を読むようになって割とすぐに慣れてきました。結構、慣れるもんだ。

今回見つけた新聞はコンピュータ上で見てますが、さすがに新聞をコンピュータ画面で読むのにはまた慣れが必要だなと感じてます。
いちいち拡大、縮小、スクロールって面倒だから。

ちなみに私が住んでいる街のエディコラ(ニューススタンド)では、日本語の新聞は通常置いてません。日本人は7〜8人いますが、「需要が全くない」とうちの裏に住むドゥオモ広場のエディコラのおじさんが言ってました。
なので、ここで見つけた新聞は、私にとっては貴重なもの。

面倒くさがりの私には画面操作が嫌で、日本の新聞読みたさと操作が面倒と思う気持ちとどちらが勝つかわからない、、、なんて言ってしまうと、「本当に貴重って思ってんの?」って言われそうだけど。


このMedia Library OnLine (MLOL)というサービス。
各コムーネ単位でサイトが用意されているらしく、私がアクセスするのはまずは地元の図書館専用のページ。
ログインすると、「Rete Bibliotecaria Cremonese」と出てくるので、クレモナ県が所有している電子書籍やオーディオブックなどにアクセスできるようです。
ログインをするときに、たくさん地方が出てくるので、各地の図書館もあるのではないでしょうか。在イタリアのみなさーん、ぜひ近所の図書館に聞いてみてくださいねー。




Sunday, 28 July 2013

夏の珍客(人間ですよ)

先日、朝からパヴィア、ミラノとぐるぐるっと廻ることがありました。

相方の車に冷房はないので、週末から始まった猛暑の中を窓全開で走り、汗をかきにくい私も汗だく。
途中、ショッピングセンターで涼みながら、帰ってきたのは夜の9時半くらい。
ショッピングセンターに寄ったついで食料品の買い出しをしたので、車から降ろしていると、相方が何かしゃべってる。

ん? 英語だぞ。

顔を上げると、自転車に乗った男性が。荷台は荷物てんこ盛り。いかにも自転車で旅する人。
ぞくぞくと後ろから仲間が集まって総勢4人。
私も混ざって話を聞くと、アテネからアムステルダムまで自転車旅行をしているギリシャ人4人組で、ホテルとトラットリアを探しているという。

ホテル? この時間にこの小さな街で? しかもできるだけ安く泊まれるところ?

かわいそうだけど、、、ない。思いつかない。まったく。

小さな街と言えど、無茶苦茶小さいわけではない。ホテルは一応4軒ある。B&Bも2、3軒あるはず。
でも安くないんだよ、全然。
しかも、この時期、一番大きなホテルは夏季休暇とっちゃって休むんだよ。(夏季休暇をとるホテルは、この街に来て初めて見たよ、私は。)

うーん、うーんと考えているところで、相方が、
「今からパスタでも作る?」と言い出す。

え? うちか? わが家に招くと言うのかい?

うーん、自分たちも食事はこれからだから別にいいけど、1日中動き回って汗だく。しかも家の中はまったく掃除してない。すぐさま「いいよ」と言えなかった私。
それに、今自分たちの家に招き入れても、この人たちは泊まるところを探さなきゃいけない。わが家はスペース的にひとり泊めてあげるのも難しい。うちでのんびりするわけにもいかないだろう。

自分たちで紹介できるところもないので、一応近所のトラットリア(ここは知り合い)を紹介して、私たちは一旦家に。

でも、知り合いのトラットリアは金曜の夜は毎晩満席。そんなところに汗だくの自転車4人組を送ってしまった相方は気になるので、すぐに追いかけるといって出ていった。

で、帰ってくると、、、。

「マンマに電話して、マンマの家に泊めてもいいって承諾もらった! 今4人はトラットリアで食べてるから、後でマンマの家に連れて行くことにした!」らしい。
相方には4人の対応がとても感じ良かったので、泊めてあげるくらいいいだろうと思った様子。

あぁ、それが一番よかろう。
幸いなことに、相方の両親(父親はずいぶん前に亡くなってますが)、こういう客を歓迎しちゃうタイプなのだ。それを引き継いでいる相方は、どーにかしてあげたかったらしい。(マンマはこの日は外泊だったので家にいなかった。)

私たちもささっと食事を済ませ、急いでトラットリアで4人と合流。
食後、相方が車で先導して2キロくらい離れた相方マンマの家へ。
マンマ宅まで私が行くと、寝る場所がなくなるので私は自宅に帰りました。

すでに12時をまわっている。
急に来た猛暑の炎天下を自転車で走った人たちだから、ざっとシャワーを浴びてぐっすり寝たことでしょう、、、。

翌朝、私は自転車で相方マンマ宅まで行き、朝ご飯に合流。
いろいろと話を聞いてみた。

朝食後、荷物をおしゃべりしつつ荷物をまとめるバイカー達


今は4人だけど、実は8人グループでアムステルダムを目指すらしい。
残りの4人は後発隊で、この日にアテネからミラノへ飛行機で向かい、コモ湖で8人が合流するらしい。
自転車旅行するぞーって人たちだから、トレーニングしたり、毎年色んなところに行っているのかと思いきや、これが初の旅で、トレーニングを始めたのはつい最近。

何が笑えるって、道路の下調べもしてないから、スマホのGoogleマップで目的地まで徒歩で行くコースをセットして、ほぼそれに沿って行くという。
なんと、かなり適当!

朝ご飯に合流といっても、早朝なわけでもなく、既に8時半くらい。もう外はそれなりに暑い。
でも、4人のうち2人は普段は夜型生活なので、朝は急がないことにしてるんだという。
いいのか、それで?と思ったけど、いいんでしょう、この人たちには。
なんか、ゆっるーい自転車旅だなぁ。いいねぇ。

4人ともそれほど若くも見えない。1人は確実におっさん。聞くと60歳だと!
うひょー。一番体力がありそうな人なんだけどっ!
こちらの60歳の方の娘さんが後から来るメンバーの奥さんなんだそうな。
ギリシャ語なのでよくわかんなかったけど、「再会したときは、”パパー!”とか言って、抱き合っちゃうのかな」なんて冗談を言っていたっぽい。楽しそうなグループだなぁ。

朝ご飯を食べたら出かけなければいけない彼ら。何といっても、今日はコモ湖で後発隊と合流するんだから。しかもここからコモ湖、100キロかそれ以上あるし。

準備を済ませて9時半過ぎに、スマホでググって道をセットし(笑)出発!


太陽の下、快調に走っていきましたよ。次はギリシャで会おうって。

いいな、いいな。旅はいいな。
結婚前、ひとり旅派だった私は、道すがら色んな人にお世話になって助けられた思い出がたくさんある。
ずっと連絡を取り続けていたイギリス人夫婦は、夫婦ともに10年くらい前に亡くなっているけれど、今はその息子さん夫婦家族とときどき連絡を取り合っている。
どこでどんな形で出会っても、こういった出会いは人生の宝だなぁと思う。

自分が助けられた分、誰かが同じ立場にいたら助けたいと思いつつも、自分の都合を咄嗟に優先させようとしてしまった私。何となく心がにぶってしまったなぁと思う瞬間でもあった。
でも、相方がこういうことを率先して受容れるタイプの人で良かった。ちょっとにぶっている心を晴れさせてくれたかも。

こちら、8人のバイカーの旅ブログ。ギリシャ語なのでまったくわからないのが残念なのですが。


Tuesday, 23 July 2013

こんなこともあるんですね

昨日、わが家の裏で起きた交通事故のお話を。
(ギャグでもなく、オチもなく、本当の交通事故のお話です。)

わが家の裏、ほんの30から40メートルほどの一方通行です。
文章で説明するならば、その一方通行が東西に通っていて、道の入り口側も出口側もT字路。南から、北から、それぞれの方向からこの東西に走る道に入り、南へ、北へ、それぞれの方向へ出ていくと言えばいいでしょうか。

この道に入るとき、北から来た車が優先的に入って、南から来た車は一旦停止して北から来る車がないときに入ります。信号の少ないイタリア、よくある方法です。住宅街だし。

こういう構造だから事故が起きたのかな?って想像してませんか?
いやいや、そうではないのですよ、これが。
構造がどうであろうが、ぎょえーっと怖くなる事故なんです。

昨日の夕食時間帯、救急車の音がして近所で停まりました。
お、近くだ。

次はパトカー。
むむ? これも裏で停まった様子。

さらにパトカー。
およよよ?

遠くからもう一台救急車が近づいてくる。
裏で停まったー!
しかも、さっきの救急車もすぐに発車しない。てこずってる?

何事?

夕飯もほぼ終わっていたので、片づけを放って見に行きました。
そこに入る道はそこそこな渋滞。裏の一方通行は閉鎖されているけど、北から来る車はこの東西の道に入らず南に向かって抜けられるので、一応はとろとろと動いてました。

同じ野次馬の人たちに聞くと、車を運転していた人が、なんと心臓発作を起こし事故を起こしたんだとか。

ひょえー! 防ぎようのない予測不可能な事故だー!

相手がバイクで、誰かが倒れているとかいう話も。

あからさまには近づけなかったけど、ちょうど知り合いのバールの裏がこの道。バールの裏からちょっとのぞいて見ると、事故処理班っぽい人たちが布を持って囲んで現場を見えないようにしてました。おっと、大変なことになっているのか?

話を聞いてて何だか怖くなって家に帰りました。だって、死人が出たとか言う人もいるんだもん。

運転中の心臓発作。誰も予測できないし、出合い頭のバイクも気の毒としか言いようがない。

翌日の今日、地元新聞に出ていた記事で事実が判明。

死人は(現在)なし。心臓発作を起こした運転手も無事。あー、良かった!
相手はバイクではなく、何が相手だったのかというと、、、その角にあった家(アパート)。そのアパートの共用玄関からおばちゃんが1人出かけようとした瞬間に車が突っ込んできて、(ぶつかったかびっくりしたか)真後ろに倒れて頭を打って大変なことになったんだとか。

幸いなのは、90度の曲がり角で車はスピードを落とす場所。突っ込んだ勢いが弱く、建物への被害も小さかった様子。
※バイクがいたのかどうかは、新聞記事の内容を又聞きしただけなので定かではありません。

運転中に心臓発作を起こす可能性と、家を出た瞬間に車が突っ込んでくる可能性。
どちらも低い、、、ですよねぇ。
スピード違反でもない、わき見運転でもない、飲酒運転でもない、事故。
暑い日になんとなく、背筋にちょっぴりぞぞぞっと来るような事故なのでした。

Sunday, 14 July 2013

に、日本語だーーー!

私、漫画の「ワンピース」のファンでも何でもないのですが、、、。
イタリアでもアニメ放映しているし、イタリア語訳の漫画本も大人気ですよね。(友達は全巻持っている!)

昨日、気付いたのですが、な、なんとっ! このアニメが日本語で観れるんですよ。

Viva, Italia 2-----!!!!!!! (イタリア・ドゥエというチャンネルの名前です。)

これまでは確実に日本語ではみれなかったのですが、昨日、気付いたんです。
そして、今日は「名探偵コナン」も日本語で観れることに気付きました。

好きでも何でもなかろうが、観てます。そして毎日でも観ちゃおうかと。

というのも、前回日本に帰ったときに、ワンピースを全巻持っている友達へのおみやげに、古本屋で日本語のワンピース1巻と2巻を買って、渡す前に読んだんですよ。
日本の友達も言っていたけど、結構面白いかも。

今さらながら、ワンピース全巻読んでみたいって気分になってます。
(68巻だか69巻だかあるんだよね、、、。)
友達が貸してあげるよと言ってくれましたが、イタリア語じゃ日本語の言葉遊びのようなギャグはわかんないだろうし、ページのめくりも逆だし、読む気にならなかったのですがね。

日本語が恋しい方、ワンピースファンの方。
現在は毎日20:40、Italia 2ですよ。
コナン君はその前、20:15からです。

このチャンネル、「キャプテン翼」も放映しているのですが、もしかしたらこれも日本語かも? まだチェックしてませんが。

つい先日までどのチャンネルも映画でも何でも、すべてイタリア語の吹き替えだったのですが、ここのところ英語放送も増えてます。(もちろん二カ国語切り替えです)
いつだったか、ポルトガル語らしきメロドラマを見つけて「なんじゃこの古くささの入り交じったドラマは、、、」と思ったこともありましたが。

イタリア語で観ることも勉強にはなるけれど、やっぱワンピースはねぇ。日本語で観れて嬉しい!

Friday, 12 July 2013

やっとヴィチェンツァ再訪!

Vicenza。ヴェネト州にある、建築家パッラディオの建物が有名な街です。
5年前に一度行った事があるのですが、日暮れが早い冬場だったので、到着した頃にはすでに薄暗く、急ぎ足でパッラディオが設計したテアトロ・オリンピコという立体舞台装置のようなステージになった劇場に行った覚えがうっすらと、、、。

そんな思い出のヴィチェンツァ。
こちらに住むようになってから、近くまでは時々来てたんですよ。相方マンマがヴィチェンティーナ(ヴィチェンツァ出身)なので。
でも、ヴィチェンツァの中心ではなく外。それに親戚巡りと歯医者(相方従兄弟が歯医者なので、相方家族は緊急ではないときはわざわざヴィチェンツァまで来ている)が目的で、街のチェントロをうろうろすることなど全然なく、歯医者に行くわけでも、親戚とおしゃべりするわけでもない私は、「行く?」と聞かれても、進んで行くことはなくなりました。

今回も相方マンマの用事だったけれど、相方が運転手としてついていかなければならず、これはうろうろできるチャンス!とばかりに、仕事をおして行ってきました!


行った、、、んですけどぉ。
時期と時間が悪かった、、、。
ギャラリーは展示入れ替え中が2件、みたかったのに先月末で終わってしまったものが1件と、みるものもなく、、、。テアトロ・オリンピコは既にみちゃったし、、、。
しかも到着してランチして、その後はお決まりの「お昼休み」。12時すぎくらいから16時まで、どこもかしこも休み、休み、休み。本屋も入れず、開いているバールで何杯もコーヒーを飲むわけにもいかず、あっつぅーーーい中を街を2周し、3周目に入る頃、ようやく用事を終えた相方マンマから電話があり、街を後にしたのでした。

なんとも、、、不完全燃焼。
やっぱりね、私と相方っていつもこんなんなんだよね。
いいんだけどね。

せっかくうろうろするってのに、カメラも忘れた私。携帯でちょびっと撮ってきただけなので、紹介できるものはあまりないのですが、そのちょびっとと、ぜひまた行きたいというお店をご紹介。


ランチをするなら。
Righetti
ここはめずらしいセルフレストラン。
カウンターで食べたいものを頼んで受けとって、、、って普通のセルフスタイルかと思いきや、、、。
支払う前に、食べます!
そして食べた後は、お皿などはテーブルに放っておいて、レジへ。そうでなくとも、空いたお皿はどんどんさげられちゃうし。
支払いは、どうやって?
それはもう、「自己申告」です!
「これとこれとこれを食べました」って完全自己申告制。で、レジを打ってくれてお会計。
相手を信用するから成り立つこのシステム。
外にテーブルも出してるから、逃げる人もいるかもしれません。でも、長年このスタイルで営業しているヴィチェンツァでも大人気の1件です。
お値段? もちろんお手ごろ。プリモもセコンドもって頼むと飲み物を入れて10ユーロを超えますが、どちらか1点+サラダやデザートならば10ユーロ以下で充分。
ものすごーくおいしいわけではないですが、大衆食堂の味がおいしいですよー。それより、雰囲気と気軽さが超気に入ったので、またヴィチェンツァに来ることがあれば、絶対に来ます! ヴィチェンティーナの相方マンマもお気に入りの一件。


お茶休憩するならば。
Caffè Pigafetta
バールですが、何が特別かというと、、、。
コーヒーの種類が多い!
そしてお茶も!
さらに、おいしそうな自家製っぽい焼き菓子各種!(お腹空いていなかったので食べませんでしたが)
イタリアンバールは、コーヒーといえば1種類。いつもブラックでしか飲まない私にはとにかく1種類。マキアートだとかカフェラテだとか飲めばバリエーションを楽しめるものだけれど、こちらのバールはそれ以上に、コーヒー豆の種類がいっぱいなのです。
実は、このタイプのカフェをイタリアではあまり見かけません。
イタリア人はイタリアンバールのコーヒー文化を誇っているようですが、コーヒー自体を楽しむというより、気軽にエスプレッソをくいっと飲む習慣と、誰かと一緒にその一杯をおしゃべりしながら楽しむ習慣を大事にしているような気がします。道すがら、誰かに会うと「カフェでもどう?」と近くのバールに入って、簡単な近況報告をして、「じゃ、またね」とごくごく短時間でお互いのアップデートをしていきます。(もちろん、席についてゆっくりする人も多いですけどね。)
時に、この「気軽さ」が、ゆっくり座ってぼけーっとしたい私には短すぎて、飲んだら「もう移動?」というスピードについていけないでいるのですが、、、。
このCaffè Pigafettaは、コーヒーを選ぶところからじっくり時間をかけたくなるので、すごーく気に入りました。で、ゆっくりしてきました!(相方にしては、めずらしくゆっくりですが、私にはまだまだ短めのゆっくり時間でしたけどね。)
紅茶もハーブティーも、種類がたーくさんありましたよ。
相方は、名前は聞いたことあるけど、飲んだことはないというブルーマウンテンをセレクト。そうなんです、意外にもブルーマウンテンはイタリアでは見かけないんですよー。


一応、観光らしきこともしてきました。
カメラを持っていなかったので、携帯で撮ったこちらをご紹介。

『Casa Cogollo(カーザ・コゴッロ)』
パッラディオが設計したという住宅で、今でも人が住んでいるので入り口だけ見れるようになってます。
入り口前は、イタリア語で「ポルティコ」というアーケードになっています。日本の商店街アーケードとイメージが違うのは、屋根がついているのではなく、建物の2階部分が歩道の屋根の役割をしている、と言えばいいかな。建物を建設してもよい1階のセットバックというか、、、。
とにかく、アーケードの屋根部分は部屋なので、一般住宅のこの建物では、部屋の下を誰かが歩行してます。
アーケードを歩いている上に誰かが住んでるわけです。

住んでるのは大概、くるっくるの寝癖のおっさんで、、、。ん?



ぎゃっ! 誰これ!


こわっ!


住んでる人の似顔絵とか肖像画とか彫刻とかではなく、Casa Cogolloの前のアーケード天井にはこれがいるのですよ、これが。

説明書きを見ると、これ、訪問者を室内から見るためののぞき穴。口のところが室内につながっていて、のぞき穴になってるんだそうな。
何もこんなデザインにしなくてもねぇ。(隣の建物にもついていたけど、ふつうの丸い模様でした。)

ポルティコがある家に必ずついているわけではなく、結構珍しいものなのではないかと思ってます。

でも、訪問者が来ると、在宅者は床に這いつくばってのぞき穴からチェックするのかな。それとも、見やすいように何かついているのかな。
これは、住んでいる人のみが答えを知る謎なのでした。

うーむ、パッラディオ、テアトロ・オリンピコといい、ひねりの効いた建築家だぞ。

Monday, 1 July 2013

新しいシステムは色んな意味で大変(続き)ロンバルディア州医療個人情報のサイト

昨日の続きですけどね、、、。
ロンバルディア州のテッセラ・サニタリアを利用した、自宅から医療関係情報の閲覧や予約などできるシステムについてです。

現在はアクセスできるようになりましたが、相方と私は登録して自分の画面を目にするまで数カ月かかりました。(毎日のように窓口に押しかけて手続きすれば数日かもしれませんが。)
あっちに行き、こっちに行き、、、「これが足りない」「あっちに行かなきゃできない」とたらい回しにされたんですよ。
(今回は終始笑顔で「面倒だからってごまかして他に回したんだろー」っていうことはなかったですけどね。)

最初は、、、
3月に私も相方も市の病院で血液検査やら、PAPテストを受ける機会があったので、例の特設受付会場に行ってみました。

担当者がカチャカチャとコンピュータをたたき、、、。

登録は簡単に済むのかと思いきや(手続き簡単って書いてあるし)、私たちには何かの書類へのサインが足りないらしく、そこでは手続きできないとのこと。
担当者は「がんセンターの受付に行ってサインしてきて。できれば午後がいい」という。

なぜゆえ、がんセンター、、、?

その日は午前中だったので行かなかったけれど、また別の機会に同じ病院のがんセンターに行ってみると、特設会場で受け付けていた担当のおばちゃんがそこに。
普段はここに勤務している人らしい。
「がんセンターに行け」と言ったのは、自分の都合だったんでしょうね。

ここで必要な書類にサインしました。
で・も。ここはサインだけ。この後、自分には権限がないから、ASLという保険関係手続きをする事務所へ行けという。行けと言われちゃ、行かないと手続き完了しない。
もってなくてもいいシステム。でも、ホームドクターのところには行かなくとも、病院に直接行く機会はある私。あったほうが便利だよなぁ。

まぁ、そのうち行くか、、、と考えてたら、例のホームドクター事件があってASLに行くぞと意気込んでいたので、行ったついでに手続きしてきました。

チラシとカードリーダーと使えないパスワードの紙
そこで、このシステムのために導入されたかのようなパスワードを印刷する大層なプリンターから出てきたパスワードの紙と、さらにUSBのカードリーダーをもらいました。(このカードリーダーがないと使えない。無料でしたよ。これがないと使えないけど、逆に言えば、これにしか使えない。)

家に帰って、カードリーダーをつなぎ、パスワードを入力して、いざアクセス!



で、、、できない、、、。
よく読むと、ソフトウェアをインストールしろだの、面倒なことになっている。インストールしてみたけど、最後の部分がうまくいかずに、とにかく繋がらない!

どうあがいても繋がらない! あきらめました、、、。


そしてしばらく経って、一昨日、また市の病院に用があり、しかも特設会場の開いている時間。
また行ってきました。「ASLで登録したけどできないんだけど、、、」って。

同じ担当のおばちゃん、不思議にも思わず、「ここで登録しましょう」とテッセラ・サニタリアをカードリーダーに入れてカチャカチャとコンピュータを叩いて作業してくれました。
多分、同じ状況の人、いたんでしょうね。

ここでひとつ。
このシステムにアクセスするためには3つの方法があります。
1. 州の病院で手続きしてパスワードを得る。
2. どこか(多分、州の病院)で手続きして、携帯電話でパスワードを受取る。
3. カードリーダーと合わせて登録して、パスワードを得る(おそらくASLで登録するケース)
(※こう書いていますが、いずれにせよ、カードリーダーはアクセス時には必要な気もするんだけど。)

私たちは、3の登録をしたけれどもうまくいかなかった。
なので、今回は2の登録をしたのです。

携帯電話の番号を登録し、SMSでパスワードをを受取るというものです。

ここが、、、。私にはまたネックとなったのです、、、。

私と相方は、何かイタリア語で話さなければならなそうな事態の場合、常に相方の携帯番号を登録する癖がついてます。
で、相方は、何も考えずに自分の携帯番号を登録してしまったのですよ。

なので、家に帰って、私がひとりでコンピュータに向かってアクセスしようとすると、ワンタイムのパスワードだの何だの、全部相方の携帯にSMSが届くのです。

面倒くさいったらありゃしない!

相方も私も基本的に自宅勤務なので大した事ないといえばそうなのですが、私が何かするたびに、部屋から出てきて「こんなん届いた」と見せにくるわけです。

あぁ、なぜ私の携帯番号にしなかったのか、、、。

この登録携帯番号、このサイトから変えられないんですよ、、、。
あー、面倒くさいっ!



そんなこんなを得て、とにかく自分のデータにたどりつけました。

特にここから検査予約などを試みたことはありませんが、やっぱりイタリアのこういうものは、か・な・り、不安。

先日、相方の検査予約のため、このシステム導入とともに一部の薬局でも予約受付を始めたというので、受付薬局で手続きしたんです。
これなら、わざわざ病院受付窓口に行かずとも、散歩の途中にふらっと寄れるし。

これがね、、、新しいシステムでしょ。
薬剤師さんも心得てないわけですよ、新しいシステムを。

相方が必要だったのは、手と腕と足のX線撮影。
これを、撮影部位ごとに登録しなければならないらしく、「右手を○月○日にA病院で」、「左肘を○月△日にB病院で」、「右足を○月x日にB病院で」、、、と、各部位の予約が、別の日の別の病院でって、わけのわかんないことに!
(この予約をしに行った日は、まだ私たちは自宅で予約できる登録を済ませていないときでした。)

この予約結果が出てきた後、薬剤師さんの言うことにゃ、、、。
「多分、最初の予約のときに担当者に話したら、全部一緒に撮影してくれるだろう」って。

そりゃ、そうかもしれないが、、、。
相方のムダな予約枠のために、他の人が予約を入れられなくなるやんか、、、。

咄嗟にそう思ったので、薬局で手続きしてもらったものを全部キャンセルしてもらいました。薬剤師さんも不安そうだったので、その方がお互いのためでしょう。(世間のためでもある。)

やっぱり、新しいシステムを浸透させるには、相当時間がかかりそうだなぁ、と思っていた矢先、、、。

相方の携帯にSMSが届きました。
「○月○日、x時にX線検査予約が入っています。忘れずにお越しください」というような内容。(通常、検査や診察予約は予約日が近づくとお知らせが届く。)

薬剤師! キャンセルしてないじゃないっ!

これを受けて、相方は仕方なく予約窓口に電話をして、口頭でまともな予約手続きをしたのでした、、、。

イタリア国民も頭を抱える新システム。外国人がうまく使えるわけないよね、、、。
便利だけど、あんまり期待してません。今のとこ。

追記:
実際のところ、カードリーダーなしで使ってます。サイトに保険証の番号とパスワードをいれると、登録してある携帯にワンタイムアクセス用のコードがSMSで届きます。
カードリーダー、何の為にもらったんだろうか、、、。

Sunday, 30 June 2013

新しいシステムは、色んな意味で大変!

わたくし、北イタリアのロンバルディア州に住んどります。
アメーバのようなマークのロンバルディア州です。
(大概の市町村のマークは、ヨーロッパだなぁと感じさせる盾の形のエンブレムが多いのですが、ロンバルディア州のマークを私はアメーバと呼んどります。他の州はどんなものか知らないけど。)

何歳以上が持つのか知りませんが、イタリアには"Tessera Sanitaria(テッセラ・サニタリア)"というカードがありまして、いわゆる保険証の役割と、税金を納める個人コードが登録されてます。

ICチップ付きのカードなんですが、来伊して自分のカードを作成したときは、ICチップ付きの割には、受取サインもなくポストに投函されるし(盗まれるよ、これ)、ICチップを何に使いたいのか全然わかりませんでしたが、最近出てきましたよ。ICチップを利用した使い方。

去年か一昨年くらいに出てきた、交通機関定期としての利用方法。
残念ながら私は定期的に電車に乗らないので使ってませんが、へー、なるほどねって感じでした。

そして、今年辺りから私も使えるシステムが出てきました。
医療関係の診察や検査の予約、検査結果の閲覧、印刷(試してないけど多分可能)、医療関係の登録情報などが見れるシステムです。

年が明けた頃からポスターには気付いていたのですが、もちろん、テッセラ・サニタリアを持っているだけでは足りず、登録しなくてはなりません。

うちの近所の場合、午前中の指定された2〜3時間の間に市の大きい病院へ行って、特設受付会場(テーブルと椅子とコンピュータがホールの端に置かれてるだけですけどね)で手続きするか、ASLという保険関係の手続きを行うオフィスで登録するようです。

こう書くと簡単そうでしょ?
そうでもないんですよ。やっぱりここはイタリアだしね。
数カ月かかりました、、、。当然かのごとく、、、。

一昨日、全部うまくいったようなので、初めてアクセスしてみました。

おぉぉ。あるある。私の情報が!
ホームドクターもここから変えられるじゃーん(あの後、しばらくしてから手続きして変えてきましたけどね。)
春に受けたPAPテストの結果も、既に紙面で結果を受取っているけれども、こちらでも見れてます。

その他、病院窓口に並ぶか、電話で長々と待たされるしかなかった、診察や検査の予約受付もできるようになってます。

なかなか便利なんじゃないかしら、これ。

た・だ・し。
すべてうまく動けば!

こういうことが1度で済むと、不思議すぎて何か落とし穴があるんじゃないかと思ってしまうイタリア生活ですが、当然のごとく1度では済みませんでした。

長くなるので、また次回に、、、。

Thursday, 20 June 2013

夏対策+身体ケア

暑いです。ほんと、暑いです。
家の中は朝から30度。わが家は分厚い壁で室内を涼しく保てる古い家タイプなのですが、私が過ごす部屋が南向きなので、直射日光はそれほどきつくない角度だけれども、それなりに温まってしまう位置。
この気温が続くと、体調に出てくるので怖いです(歳のせいかな?)。

一昨年の冬はイタリアでも何年ぶりかの厳冬が何カ月か続いた後、いきなり5月から始まった猛暑が何カ月か。これにはさすがに身体が疲れて、8月には普段は出ない鼻血が10日間ほど続きました!
(小学校2年生で初めて鼻血を出して、ちょっぴり嬉しくて『はなぢきねんび』なる作文を書いた私なのですが、、、。しかも俵万智さんの『サラダ記念日』が出版される前にこのタイトルですよっ。イケてる子供でしょ?   え、知らない?)
これまで片手で数えるほどしか鼻血を出したことがなかった私ですが、さすがに、皿洗いをしていて「たら〜ん」、買い物帰りに「たら〜ん」、には参りました。

で、ここ1週間から10日ほど続くこの暑さ。(炎天下では40度)
それに3月から続く妙な疲れもあるので、今年は対策をばっちりすることに。

最近はうちの食卓に老人と生活してんの?ってくらいサプリなどなど並べてます。


生活感がにじみ出てる背景は気にしないでね


・マルチビタミン(私よりも相方用)
・蚊よけ、蚊に刺され後に塗るもの(しかも数種類。これにプラスして友達がスティッチとプーさんの蚊よけパッチを送ってくれました!)
・消化を助ける酵素
・ビタミンD、ビタミンB12、キアの種、マグネシウム(これが私のメインのビタミンミネラルサプリ類)
・鉄サプリ(もういらないと思うんだけどね)
・体内循環を良くする植物由来のチンキ
・花粉症対策のホメオパシーと植物由来のチンキ
・バオバブの粉、アロエジュース

実はこれでも欠けてるくらいで、アーユルヴェーダのハーブも摂ってます。(ただいま注文中。昨日届くはずなのに、今日になってもまだ来ない。イタリアの郵便事情は本当に嫌い。)

何の対策にこれほどまでの量を摂っているのかというと、、、。

1.
蚊対策。これはわかりやすいですよね。この国にきて、毎年これほど蚊と戦わなくてはいけないのかと思うと結構な悩みです。

2.
夏バテ対策。生活が変わって、食べ物が変わって、足りないものがあるのかもしれない。なので、こちらで必ず勧められるマグネシウムを夏は摂ることにしました。
それと、アーユルヴェーダのハーブを。

3.
普段から取り入れたい対策。
腸が悪いんですよ。1、2年に1度、症状をぶりかえす慢性タイプ。ようやく先日まであった症状は処方薬で治まりましたが、今後のためにも今日からアロエジュースとパウダー状のバオバブを摂取することにしました。
それから花粉症。今は治まってますが、埃にも少し反応するし、花粉症対策は症状が出ているときだけではないって言いますよね。
あとは、食事に偏りがある(一緒に食べる方の食事に合わせますが、ヴィーガン寄りのヴェジタリアンです。酒は時には浴びます飲みますが。)ので、足りない成分を補給してます。

ちょいちょいと取り入れだしたら、こんなに積もってしまいました、、、。         

こんなに溜まってたか、、、と、書いていて実感。

でもそれなりに効いてると思ってます(たとえ、プラシーボでも!)     
なんか、サプリオタクっぽいですね。







Sunday, 16 June 2013

昨日の事件(自宅でなくてよかった)

土曜日はプライベートヨガレッスンを1件受け持っています。
そのお客様の家は、家が建ち並ぶ街から一歩抜けた畑のど真ん中。
見晴らしがいいので、夕暮れ時などは気持ちがいいんですよー。

ヨガレッスンの時、小さいスピーカーとiPodを持っていってます。
昨日のレッスン中、音楽が止まり、おかしいなぁとiPodをいじったのですがiPod自体は普通に動いている模様。カチカチといじってレッスン再開。
されど、音楽は流れないので再度チェック。

やっと気がついた。
スピーカーの電源が切れている。

スピーカーは電源ケーブルも持っていって使っているので、抜けているのかとチェックしたけれどそんな様子はなし。

むむむ、、、?

まさか、、、?

レッスンを中断してアンナに「もしかして、家のブレーカー落ちてない?」と聞いてみた。
部屋の電気をつけてみても点かない。

アンナがチェックしてみると、ブレーカーは正常。上げ下げしても変わらず。

こ、これは、、、? 事故?
土曜の夕方19時。嫌な予感。

すぐにアンナが電気会社に電話すると、「電気が通ってない件ですね? そうなんですよ」と電気会社も事態を既に把握している様子。

何が起きたのかというと、、、。



電信柱が倒れてました、、、。(これはレッスン後に帰る前に撮った写真。左奥のおじさんが車が通らないように管理してました。)

畑のど真ん中で? なぜ?

原因は、この電信柱の右側の畑で作業していたトラクター。
そう、トラクターがぶつかったわけですよ。
急に暑くなってきて、昼間の暑い時間を避けて作業していたのか、19時くらいにトラクターの後ろに耕耘機らしきものをつなげて、ドドドドドドッと作業して、トラクターを回転しよっかなーってときに、回転する地点を誤ったらしいです。で、電信柱に当たってぐらっと倒れたわけです。

一応、電気会社の人は「2〜3時間で修復できます」って言ってたけど、「本当か?」とかなり疑っている私。
修復ができなかったら、週末はそのまま電気なしってこともありうる。

この事故のケースでは、電気がなくて水を引き上げるモーターも動かないため、水も出ない。
水が出なけりゃ、手すら洗えなけりゃ、料理もできない、風呂にも入れない、トイレも流せないってとんでもないことに。

さて、どうなったのか。まだアンナに聞いてませんが。

この電信柱が立っている部分、畑の畔なんですけど、雨やら、周囲の植物を食い荒らしてしまうヌートリア(日本にはあまりいない洋どぶねずみの類)の仕業で、電信柱の足下がみるからに貧弱なんです。
これをアンナと隣の家の人は怒っていて、土地の持ち主に言ってやらねば!と息巻いてました。
こんな土地を見つけたら、要注意ですよ。

余談ですが、東京に住んでいた頃、工事断水の日に痛い目に合った事がありました。
断水は夜中の2時とか3時くらい。多少残業してでも、通常通り帰っていれば問題なかったのですが、そんな日に限ってトラブル発生。大残業になりタクシーで夜中に帰ってくると、アパートの入り口すら塞がれているような大工事。
工事のおじさんに言って入り口まで通してもらい、家に入って荷物を置き、水を常備していなかったのでとりあえずコンビニへ。
ペットボトルを2本買い、また工事中のところをアパートの入り口まで通してもらい、家に到着。
疲れて眠いので早く寝たいけど、顔くらいは洗わねば。
そのために買ってきたペットボトルの水(超高級な顔洗い水!)ですが、もちろん、、、コンビニの冷蔵保存だったので、つ、、、冷たいっ! 
真冬でしたよ、これ、、、。
鍋でも使って温めても良かったけど、早く寝たいという気持ちが先に立ち、冷たい水で顔を洗い、歯を磨き、さっさと眠りに落ちたのでした。
(冷たい洗顔は眠気には勝てませんでした。)

ま、これは日本の場合だし、工事だから断水予告もあったし、時間通りにきちんと終わるし、、、。
レッスン後、私が帰るときに工事担当者はまだ到着していなかったので、どうなったことか。
アンナが冷静な人で、状況把握をした後はレッスンを続けられたのは良かったですけどね。
明日またアンナに聞いてみようかと思います。


Sunday, 9 June 2013

告知で〜す! 『ボローニャ国際絵本原画展』

日本の皆さん、展覧会の告知です。

毎年ボローニャで開かれている国際児童図書見本市(Bologna Children's Book Fair)で開催されるイラストレーションコンテスト入選作品が、今年も日本を巡回します。

東京、兵庫、愛知、石川と、約半年に渡って各地を巡ります。
私事ですが、相方のイラストが入選しまして、こちらで宣伝させていただこうかと。

世界各地から集まったイラストは、技術も色も世界観も本当に様々で、どなたが見ても楽しんでいただけると思います。
私の個人的なお気に入りは、以前にご紹介した作品と、イランの入選者の方々の作品。独特な色使いに私は魅かれました。

ぜひ、お子様もご一緒に足をお運びください!

『ボローニャ国際絵本原画展』



2013年6月29日〜8月11日
板橋区立美術館
〒175-0092 東京都板橋区赤塚5-34-27 Tel: 03-3979-3251

2013年8月17日〜9月23日
西宮市大谷記念美術館
〒662-0952 兵庫県西宮市中浜町4-38 Tel: 0798-33-0164

2013年9月28日〜11月4日
高浜市やきものの里かわら美術館
〒444-1325 愛知県高浜市青木町9-6-18 Tel: 0566-52-3366

2013年11月8日〜12月15日
石川県七尾美術館
〒926-0855 石川県七尾市小丸山台1-1 Tel: 0767-53-1500

Thursday, 30 May 2013

こんな医師ってありでしょうか。

(中傷的ととらえられる内容も含みます。望まない方はここで閉じてくださいね。)

何度かこのブログに書いている私のホームドクター。
・人当たりが悪いわけでも、いい加減な診療をするわけでもないと思う。
・ドクターの家族、親戚も医師なのでそちらの診療所に変えることがある。(ドアに貼り紙はあるけれど、急用の人や老人にはまた別の場所に行かなければいけないことは不便ですよね。)
・貼り紙も何もなしに診療所を開けっぱなしにし、診療時間に現れなかったことがある。
・患者が持ってきたメモを、字が読めないからという理由で、他の患者に読ませたことがある。(医療のことなので個人的なこと満載です。)

変更しようと考えましたが、変更手続きに行くオフィスも午前中のみ。なかなか行けずじまいだったけど、やっぱり、変えよう!という時が来ました。
変えると決めたなら、何もここに書かなくとも、、、ということもあるでしょうが、もし在イタリアの方が「そんなことよくありますよ」とか、「ドクターを変えるべき」とか、何かアドバイスがあれば嬉しいなぁと思って書いています。


先日、市の病院で検査をして、その後、薬が必要になりました。
薬を全額自己負担にならないようにするには(このように私は理解してます)、ドクターが作る処方せんが必要です。
薬を指示したドクターは、他の診察中に顔を出して私の検査結果を見て、薬の指示を出しました。
そのドクターでも書けたかもしれませんが、他の診察中に顔を出して受付で対応してくれたので、その場に処方せんの紙もなく、「ホームドクターに依頼しなさい」ということでメモの指示をくれました。

で。
電話したわけですよ、私のホームドクターに。
わざわざ時間を取って面談式に「処方せんを書いてください」というだけでは、ドクター側にも結構な時間のロス。なので、他のドクターもよくやっていることらしいですが、電話で受け付けて処方せんを用意してもらい、後から患者がオフィスに取りに行くというケース。そして取りに行くと、私のホームドクターの場合は、オフィスにカゴを置いて封筒に入れておいてくれます。

このドクター、こういうリクエスト受付と予約受付(予約無しでは会いに行けない日も作ってます。これ自体、うちの相方にはありえないらしいです)用の電話と、直接ドクターと話すための電話を持っています。

受付用電話に電話すると、まずはドクターの診療時間情報が流れました。
聞きながら、手元にある印刷された情報と見比べていると、、、

また、変わってるやんけ〜!!!

この時点で、またふつふつと「まったく、このドクターはっ!」と思い始めていたのですが、留守電に変わり力が抜けました。

毎回こうなんですけど、、、。

予想つくかもしれませんが、、、。

留守電がいっぱいで録音できませーん。

はい、私、今までに録音できた試しなし。


で。
次にしたことは、ドクターへ直接電話。
ただでさえ、イタリア語で電話をするというこの緊張感。
この緊張感がドクターと話した瞬間に、固まってしまいました。

ドクターが電話に出て、私の名前と患者のひとりであることを告げ、次に話を続けようとすると、、、。

「あのね、この時間は電話してくるべき時間ではないの。あなた方がこうやって電話し続けてくるから仕事が終わらないじゃないですか」と。

はい?

一応、わかりましたけど、念のため、聞き直しちゃいました。携帯の聞こえも悪かったし。

聞き直しても、同じことを言います。
そして、「今日は聞きますけどねっ。何のご用ですか、どうぞっ!」とキレ気味。

いや、キレるの、私の方かと、、、。(こっちが思わず冷静になってしまう。)

とりあえず、自分の要件を告げ、最後に「お邪魔して失礼しました」と言ったけど、勢いよく電話を切られた様子なので聞こえてたかわかりませんが、、、。


この様子をそばで見ていた相方が激怒!
やっぱりドクターを変えようということで一致。ふぅ。変えます、私。今度こそ本当に。


ドクターってこうなのだろうか、、、と不信感が募る私。
イタリアの健康保険に登録して診療するドクターのお給料は、それほど多くはないと聞いています。各患者の話を聞くのも大変なことかと思います。でも、どんな対応をするかはドクター以前に人間性。その人が自分の職をどう捉えているかが現れるかと思います。

お互い気持ちよく過ごしたいならば、電話する時間を制限するとか(電話番号が書いてある紙にはいつでも受付可と書いてある)、コミュニケーションを大事にした方がいいのではないかと思うわけです。


そんなことを思いながら書いていたら、相方マンマが登場。
相方が今日のこの出来事を話すと、「そういえばね、、、」と別のドクター話が。
相方の弟が行っている私設の診療所のドクター。弟は検査を受けてからすぐに行くことができず、2週間ちょっと経ってから電話したそうです。
すると、、、。「検査後15日以内に連絡がないと受け付けません」と。

ぎょえーーーーーーー。


開いた口が開いたまんまですわ、こういうドクター話には。次の言葉も出てこない。出てくるのはため息ばかり、、、。

どうかいいドクターに出会えますように。




Tuesday, 28 May 2013

そんなこたなかった! トントな私 - イタリアのスーパー割引券(続き)

最近テレビを観て覚えたイタリア語。

tonto(女性に使うならば、tonta)

意味は、「まぬけ、間の抜けた、まぬけな」と、愚かな人物、またはその状態を表す単語です。

昨日、まさに「私ってトンタ〜」と笑うしかない出来事が。

先日、イタリアのスーパー割引券のことを書きました。

そこに書いたスーパーとは違うスーパーでも、同じパスタ商品の0.50ユーロ値引き券を持っていたので、昨日はそちらのスーパーに行ってきました。

パスタは割引されてなかったので1.02ユーロ(こちらのスーパーはちょい割高)。
0.50ユーロの値引き券をもってレジへ(もちろん他の買い物もありますよ)。

レジのものすごいオレンジ髪でトサカをたてたおばちゃんが、「シニョーラ、このパスタは一箱だけ?」と聞いてきた。

「へ?」

「このチケット、該当商品を2点お買い上げで使用できるのですが、、、」

「!!!」

あぁ、あぁ、あぁ。そうだったのか〜。

「じゃ、もう一個買います!」と売り場へ走る私。
大きいスーパーなので遠っ!

リボン型のパスタを一箱つかみ、レジへ走って戻る私。

(走る必要もないんですがね、、、。なんとなく、、、。)




というわけで、2箱買って、0.50ユーロの値引きをしてもらいました。

っつーと、、、0.30ユーロ引きより高いじゃんっ!

よくチケットを読まなかった私が悪いっちゃ悪い。いや、読んだよ、確か。

「2」を「due」って文字で表示されると、それをすぐさま「2」と頭が理解しないで何か他の単語、しかも読み飛ばしたくなる単語なのだと頭が動くのは、頭が堅くなってから言語を習うせいでしょうか。いや、私の集中力のなさの方が悪いのでしょ。
「two」なら読み飛ばさないけど、「due」なら読み飛ばすのは、まだまだ修業が足りないんだなぁ。


もちろん、前回のブログに書いたスーパーの0.50ユーロ値引き券を見直すと「due」って書いてある。当然でしょう。

いずれにせよ、よく食べるものなので無駄はないっつーことでよし。



昨日の買い物の後、またレジの最後に、ととととととっとチケットが出てきた。
同じパスタ商品の0.30ユーロ値引き券。一箱用。
これも無駄なく使わせていただきます、ありがたく。はい。

Wednesday, 22 May 2013

この使い方ができるのか! イタリアのスーパーの割引券

スーパーで会計時に、レシートとは別の機械から、ととととととっと何やらレシートのようなものが出てきます。

ただの宣伝もあるけれど、大概はこんな割引チケット。


商品指定で「次回のお買い物時に券を提示すると記載されている価格を値引き」というもの。
※期限はあります。おそらく使える支店も。

ここ最近はこの手の”使える”チケットがよく出てくるようになった!

チケットが出てくると「わーい♡」と心が踊る。
レジを離れて軽く目を通して、家に帰ってまたじっくりと目を通す(1度に1枚か2枚しか出ませんけどね。)

いらないものはすぐに捨てるけれど、最近よくできてるなぁと思うのは、

自分が買い物した商品と同じメーカーのもの、似た商品系統のチケットが出てくるようになった!

消費者(私)はリピートしたくなる心理をかられるっ!

例えば、猫のカリカリ(餌)をスーパーブランドで買うと、『猫大好き  ○リスキー』のカリカリ値引きチケットが出てきたり、チョコサンドウェハースでおなじみの「ロ○カー」の製品を買うと、同じ会社の新製品のチケットが出てきたり。
(毎回、こうだとは限りませんよ。これまで見てきた一例です。)

もともと割高な商品のチケットが出てくることもありますが、値引きしてもまだ高い!ということで、さよ〜なら〜となる場合もあります。(世の常でしょうが、毎回使えるものがもらえるとは限らんのです。)

でも使えそうなチケットが出てくると、財布に入れておくようになりました。


先日、パスタの0.30ユーロ引きチケットをもらいました。
じゃ、これを使おう!と売り場に行くと、該当商品がその日はなんと50%オフ。
そのスーパーではどうやら通常価格が0.98ユーロ。ということは、0.49ユーロ。
これだけでも、イタリア有名メーカー商品なので超お買い得。
ここから値引きしてくれるのなら、0.19ユーロ、、、? 

割引してあるから、もうこれ以上は値引きされないのではないかという疑問が、、、。

一緒にいた相方に、「どうかなぁ」と尋ねると、
「何も制限されてないし、いけるんじゃないの?」と。

「そんなら、君がチケットをレジのおネエさんに渡しなさい」と押し付け、レジへ。

こういうチケットを使うと、大概、全部レジで読み取ったあと、最後にチケットのコードを入力して割引してくれます。

すんなりと0.30ユーロOFF!

というか、大抵の大手スーパーではレジ担当と品出し担当が分けられてるし、レジの人にとっては陳列された商品の価格など関係ないのだ。レジは事務的にレジをこなす、それが仕事。

レジを終えると、またチケットが出てきた。
今度は、同じパスタが0.50ユーロ引き。

ということは、、、0.49ユーロになっている期間に0.50ユーロ引きのチケットを使うと、、、0.01ユーロ返ってくる?
(他のものを一緒に買って合計金額から引かれるから、物理的に1セントコインを返してくれるわけではないけど。)

果たして、この期間にまた同じスーパーに行くだろうか、、、。
いや、行くべきだよな。ブログネタを作るには、、、。




Tuesday, 21 May 2013

久々に映画 『Mary & Max』

時々、街の小さな団体が、自主上映とでも言いましょうか、場所を借りてDVDで映画上映をしてくれるんです。
お客さんが払う料金は、おそらく設備代と場所を借りる家賃に消えるくらいの小額で、日本の単館上映のようなチョイスでプログラムを決めてくれます。

毎週開催しているわけではないけれど、今月は3回あって、「アニメーション技術特集」だそうです。

第一段の昨日は、『Mary & Max』。
日本では2011年にロードショーだったようですね。




ストップモーションで撮影されたフィルムで、1日に4秒しか撮影できないそうです。これ、6人がかり。

キャラクターデザインは私の好みではないけれど、背景に使われている小道具など、凝ってる! これは面白かった!

で、お話はというと、、、。
ホロリと来ました。完全に、大人が見るためのアニメです。
全体的に色も暗めで、話も明るくはない。悲しいんです。登場人物の人生といい、このお話は。
でも、心に何か温かいものを残してくれます。

ちょうど昨日は昼間に嫌なことがあって、どうしようもないのさ、と思いつつも、何かできないか、今後はどうしたらいいか、など悶々と考えてました。
この映画を観て、それが晴れたわけではないけれど、ひとつの考え方、物事の捉え方を改めて思い出させてくれました。

お勧めですよ。観てくださいね。


ところで。
日本の単館上映系映画館が次々クローズしてるんだとか?
ギャー! ショック!
ひとりでよく通ったのにぃ。
時代の波に巻き込まれてるのでしょうか。DVD化、ネット化、デジタル化、、、この影響はイタリアでも同じらしいです。(それ以前に、一部の懐が潤いまくっている方々を除いて、不況ですしね。)

イタリアに来てから、ひとりで映画館に行くことはありません。
街にシネコンはありますが、一日中営業ではありません。
毎週、少しずつプログラムを替えてますが、私の好みのものはほんのちょびっと。
何より何より、、、

イタリア語でしか上映しないんだから、ひとりで行ったらその場の雰囲気の寂しさ倍増じゃんっ!

ということもあり、ひとりでは行きません。
(あと、危ないしね。)

立派なシネコンがあるんだけど、中は常にガラガラ。クローズがささやかれることも間近かもしれない、、、。何もなくなったらそれはそれで私たちにはショックなので、そうならないことを願ってます。

Sunday, 19 May 2013

最近のお悩み(頷く人は老若男女問わずに多いはず!)

大波の忙しさが過ぎ去って、ふと落ち着いて周りを見渡すと、、、。

何と「積ん読」の高さに飲み込まれそうなっ!(高く積み上げているわけじゃないけど)

そんなご経験、みなさんはありませんか?

ここ(イタリア)に住んでると、ほとんど日本語の本は手に入りません。
他のヨーロッパ諸国は大都市に行けば一件は日本語書店があるというのに、うちから一番近い大都市(なはず)のミラノにはありません。
ローマでもフィレンツェでも聞いたことありません。(知らないだけかもしれませんし、フィレンツェには昔あったとか今もあるとか、、、?)
あっても、欲しい本がピンポイントで手に入るわけではありません。

さらに言うと、英語の本も手に入りにくいイタリア。
数年前にやっとイタリア版アマゾンがお目見え。
イギリスのアマゾンではアマゾンが梱包配達する物品は25ポンド以上をまとめて購入すれば、イタリアまでの送料は無料です。(イタリア版アマゾンは19ユーロ以上だったかな?)
なので、イタリア語で本を読んだら、子供向けですら1冊でもどんだけ時間がかかるかわからない私には、英語版が手に入るようになっただけ嬉しいもんでして、、、。

で、調子にのると、、、。

「積ん読」が、、、増えてゆく、、、。
(それほど量もない)自分の本棚をざっと見渡すだけでも、「何で私はこんだけためこむだけなのだろうか」とため息が出ちゃうわけです。



さらには。
日本語不足解消+物理的に本を減らすことを理由(いえ、言い訳です)に、iPad miniを去年の暮れに手に入れて、日本のアマゾンで本を買うことができるのですが、こちらもそれほどぼんぼんと投資できるわけでもなく、古典的な無料本、イギリスアマゾンで購入するより安価な英語の本を購入ダウンロードして、iPad内にためこんでます。

そしてそして。
イタリア語を勉強したいなぁと、イタリア語の子供向けの本まで時に手を出したり、、、。


はぁ、、、。(ため息)


「積ん読」を消化するには、「読む」。これに限るわけですが、どうにもこうにも進みません。
積んであるのは主に、ヨガ系の教本、健康系の本が多いのですが、時々手に取って必要なところを開いたりしてます。この場合、読書というより、勉強です。ノートにまとめることもあります。
それでもいいのではないかということも考えられますが、こういうものを職にしている以上、自分自身に納得がいかないし、きちんと勉強した満足感を得たいわけです(自己満足かもしれないけど)。


本が嫌いなのではありません。むしろ好き。いや、正直に言うと前(小学生のころとか)より本への愛情は薄らいでいるかな。
やっぱり本腰いれて、落ち着いた読書タイムを毎日設けたいなぁ。

みなさん、そんなお悩み、ありませんか?
(なんだか今日はお悩み相談室への投稿みたい)

Friday, 17 May 2013

もうひとつの花粉症対策ホメオパシー/イタリアの花粉症

前回、目のかゆみをおさえる目薬を買いに行って、ホメオパシーの目薬を提案された
ことを書きました。
なかなかいい感じに効いている気が。満足。
ちなみにその目薬はうちの近所で8.70ユーロでした。
コンタクトレンズを使用している場合は注意書きがあったので、お気をつけくださいね。私はコンタクトを使ってないので何も考えずに使っとりますが。

実は同じ日に、もうひとつ思いだしたように花粉症対策のホメオパシーを買ったんですよ。
去年の秋、症状が出ているときに買いに行った時には、ホメオパシーの「histaminum」(ヒスタミン)しか在庫がなくて、ヒスタミンの役割をするこのホメオパシーを購入。ただし、これは症状が出ているときに飲むもの。
予防策はないかと、2月頃に薬局に行ったついでに聞いてみたけれど、意外と高かった印象があるので購入せず。

改めて昨日、予防用のホメオパシーがあるか聞いてみたら、お手ごろ価格が出てきた!

Boiron社のSinalia

イタリアのホメオパシー処方薬局で一般的に見るBoiron社の、ホメオパシーのつぶつぶ。
これには花粉症対策がつまっていて、ネギ花粉成分、キク科花粉成分、アイブライト、ヒスタミンなど、6種類のホメオパシーがつまってます。
80粒入りが2本入っていて10.50ユーロ。症状が出ている時期は一日に最低9粒は飲むので約2週間分? 症状が止まらなければ繰り返し飲むので、2週間以下?
むむむ? これなら、2月くらいに見つけたものとあまり変わらないかも。

まぁ、色んなものを試すということでいいか。

この2日間ほど試していてどうかというと、、、。
私個人の症状なのですが、くしゃみがひどいのはいつも朝。朝のひどい時間帯はすぐに効いてくれないみたい。朝はヒスタミンだけのものを飲むとすぐに止まりました。
それ以降はほぼ問題なく効いている様子。

まだ2日間なので何とも言えないですけどね。
でも、色んな製品を試すのが楽しくなってきました。


5月5日にイタリアの新聞、Corriere della Seraの健康欄に花粉症が特集されてました。
それによると、イタリアで飛び回る花粉は大きく分けて、イネ科(Graminacee)、イラクサ科(Urticacee)、キク科(Composite)、カバノキ科(Betulacee)の4種。
イタリアの南部、中部、北部で各種の全盛になる時期が変わりますが、今の時期はイネ科とイラクサ科だそうです。
呼び方は忘れましたが花粉症には、土地が変わって収まるもの(日本からイタリアに引っ越すとか)、一度ある種の花粉に反応すると土地が変わっても同じ科の異なる種類の花粉にも反応するものがあるそうです。(もちろん新しく反応するものもあるかもしれませんが。)
私の場合はバッチリ後者に当てはまると数年前に調べたことがあります。日本でもイタリアでも、夏の終わりから秋の初めに反応するので、キク科がそれだったような、、、? うるおぼえなのであまり参考にしないでくださいね。
去年からおかしいなと思いつつ、今年は一気に来たイネ科とイラクサ科。日本でアレルギーテストをしたときに、確かに反応が出ているのですが、これほどまで来たことはなかったです。

今後もホメオパシーや植物療法の花粉症対策を見つけて試したらレポートしていこうと思います。

あ、鼻うがいもいいですよー。風邪をひかなくなるというし。
よくさぼりますけど、一応毎日続けてます。

Wednesday, 15 May 2013

雨降りの割には、私には花粉症祭になってます

あちこちで「もー、雨はいらんっ!」って声を聞きます。
数日晴れたかと思えば雨。午前中晴れたかと思えば夕方には雷雨。ここ数週間で3〜4回は雹が降ったし。

雨。
なーのーにぃ、花粉症全盛です。お祭り全盛って感じ。私には夏の終わりから秋の初めにしか花粉症は出てこないと思ってたのにね。
季節の変わり目から疲れを感じてること、しばらく忙しい日が続いたこと、こういうことも身体に影響してるのでしょうね〜。

で、以前から続けている、Ribes Nigrumの量を花粉症全盛期対応に増やし、出ている症状に対するものでこちらを取り入れ始めました。(今日からだけど)



目薬です。
かゆくてかゆくて、、、。

アレルギーのかゆみを抑えるもので、1回使い切りではないもの(単に私の好みです)と伝えると、これが出てきました。

これ、ホメオパシーの目薬なんだって!
知らなかった。目薬にもホメオパシー!









入っているホメオパシー成分は、Cineraria Maritima。日本語で「シロタエギク」だそうです。

今の季節、イタリアで飛んでる花粉はイネ科のもの。
でも、私はキク科にも反応します。ここ数年で気付いたのは、カモミールティーを飲むと喉がかゆくなること。
もともとカモミールティーの味はあまり好きではなかったし、どうしてこれで落ち着くのだろうかと不思議だったほど。そのうち結果的にかゆみが出たということは、そういうことだったわけで。
このおかげで、ブレンドハーブティーを買うときには、カモミールが入ってないものを探してます。リラックス系にはほとんど入ってるんだけどねぇ。でも入ってないものも見つかります。

キク科にはそんな症状を示す私だから、、、このホメオパシー、効くんじゃないの?

使ってみたら、何となくかゆみが和らいだ! おぉぉぉ!
完全に何もなかったかのようにすっきりするわけではないけれど、かゆみはとにかく抑えられる!

イタリア在住の方。お求めはお近くのホメオパシー取扱ファルマチアへ!









Thursday, 9 May 2013

なるとのような、、、

時々何かのついでに寄るスーパーがある。
イタリア全国にある普通のチェーンスーパーマーケットだけど、明らかに「近所の農家の野菜です」という感じの野菜を置いていることもある。
(ちなみに、かなり小さい街の小さいスーパーです。)

一昨日、Rape Rosse(赤蕪)と書かれた、大きさは女性のグー(拳)の半分とか1/4とかくらいのものを発見。しかもものすご〜くいびつ。二十日大根は別に売っているし、もう少し小さいので、二十日大根ではないことは確か。
なぜか生の赤蕪をイタリアで見たことがなかったので買ってみました。
(市場など行けば見つかるかもしれないけど、私はあまり利用してません。)

で、切ってみると、、、。

丸いものを選んで写真に撮ったけど、細長くて蕪らしくないものもあり


あら、なると巻き? ってな模様が。

一切れ食べてみると、ほんのり甘味が。
どうやら、Barbabietra(バルバビエトラ、英語で言うbeets、ビーツ)っぽい。実際、バルバビエトラと書かれてなかったのでわかりませんが、、、。

いずれにせよ、、、。
この野菜は他の材料とともに今朝のスムージーに変身しました。

おいしかったっ!

Monday, 6 May 2013

蒸気機関車が来たぞー!

日本はゴールデンウィークが今日でおしまいですね。って、もう日付変わっているので、終わってますね。

昨日、日曜日。私が住んでるところも、ゴールデンウィークっぽい、子供の日っぽい(イタリアではこどもの日でも、ゴールデンウィークでもありません)イベントがありました。

駅に(この街では)尋常ではない人だかり。

遠くからやってくるのは、、、。












蒸気機関車!















150年前の鉄道を再現ってことで、ミラノのランブラーテ駅からクレモナまで、お客さんを乗せて走ってました。













後ろの方は古い客車そのまま。
ちょい乗り鉄気味なところがあるワタクシですが、今回は相方が忙しいこと、甥っ子たちの予定を勘違いして連れていけそうな子供がいなかった(と思ってた)ことなどなどで、まさかイタリアで女子ひとりが鉄子したくてぽつんと記念列車に乗るのもどうかと思って控えました、、、。
乗客は子供連れしかいなかったし。

というより、切符はとっくに売りきれてたみたいだけどね。



各地、お出迎えのイベントをしていたのかと思うけど、この街は、、、。

ブラスバンド演奏(ちなみに義弟がトランペットを吹いている)

(わけわからないけれど)巨大ケーキのはりぼて

イベントごとになぜか登場する、この地域でむか〜しむかしかっこつけてた田舎者(というふうに相方家族から聞いた)

イタリア統一の英雄、ガリバルディをまねた格好をしたおばさんたち(なぜかおばさんたち)

これでお出迎え。

「むか〜しむかし、かっこつけてた田舎者」というのは、こんなの。


わけわからんでしょ。かっこつけ具合が。

あひるを抱っこしてるし。

(この写真は2年前のカルネヴァーレで撮ったもの。昨日はさすがにあひるは抱っこしてなかった。)








ついでに、天気が悪かったから、機関車が駅に停まっていた約30分の間に、雨になって、しまいには雹が降ってきた!

でも、何となくこういうイベントをこの時期にやってくれると、なーんとなくゴールデンウィーク気分になれちゃったりして、、、。
なんて、思ってたのはあの人だかりで私ひとりだけでしょうけどね。

大きなカメラに望遠レンズをつけて写真撮影する人もいたけれど、日本のバリバリ撮り鉄な方はひとりもおらず、割と普通の望遠レンズで三脚はなしでした。

駅で見たので人だらけだったけど、駅を少し離れればずっと畑。
畑の辺りまで行って、走ってる蒸気機関車を見る方がずっと良かったんじゃないかなぁと後から思ってしまった。

地元の人も初めて見たというこのイベント。この先しばらくはないんだろうなぁ。
次回やってくれたら、切符をすぐに買うか、買えなければ畑のとこまで行ってみることにしよーっと。

Sunday, 28 April 2013

ちょっと観光 - バルセロナ

一泊二日のバルセロナの旅。(目的はお葬式ですけどね。)
家を夜中の3時に出て、一日中朝から晩までお葬式行事。
翌日は、ホテルを出てバルで朝ご飯を食べ、友人宅に向かいみんなでお散歩してきました。
友人宅はバルセロナの中心街を徒歩で動ける圏内なので、「ちょっと散歩」と言っても、有名どころに行けちゃいます。
でも、私たちの飛行機は16:30。その前に他のフランス人一家の飛行機が15時くらい。
限られた時間の中、久しぶりにバルセロナを訪れた相方マンマのリクエストで、1カ所、観光してきました!

ポンペウ・ファブラ大学という比較的新しい公立大学に行ってきたんですけどね、前にもここの横は通ったことがあって、相方がいつも「ここの図書館がすんごい建築で、、、」と言うのだけど、中に入ったことはなし。

で、今回、中に入ってきました!

私たちは10人ちょっとがぞろぞろと連なって歩いていたのだけど、この図書館の建物の横に来たとき、みんなでガラス越しにのぞき込む。
中からみたら、「観光客が来たなぁ」って感じでしょう。

しかしこの図書館、まともに入る入り口はないのですよ。
どうやって入るかと言うと、この図書館の建物を通り越し、ずんずん進んでワンブロック先にある別の校舎まで行き、中庭にある階段を下りて地下にある入り口(ここも図書館だった!)から入り、元来た方向に戻るように、校舎の地下をてくてくと歩いていくと例の図書館にたどり着けるという、何ともややこしい構造になってるんです。(だから相方がこれまで中に入らなかったわけだ!)



そしてたどり着いた目的の図書館がこちら!



ええ!? 美しい!

どこまでも、どこまでも続くこのアーチ。

















ほらほら、斜めにみても!

均整が崩れない。




















横から見ても、もちろん美しい!




















今は図書館ですが、この建物はもちろん再利用。
元は貯水場なのです。

で、このひたすら続くアーチの美しさ。構造設計にアントニオ・ガウディも携わっていたと、図書館の外に掲示してある歴史的建造物の説明の看板に書いてありました。

な〜るほどね〜。

友人が「バルセロナの中心部に配給するだけの水をどうやって貯めるか、、、」など、説明をしていましたが、私は天井の高い図書館の空間に圧倒されて聞いていませんでした。ははは。
それに圧倒されちゃって上を見上げるばかりで、階上に上ってこなかった! くぅ! もう一度行くぞ!

図書館にたどり着くまでに歩いてきた地下も、図書館というか、資料室というか、学生でごった返してましたが、ここの貯水場跡図書館はなぜか人が少ない。入り口近くにコンピュータとかそういう設備があるから、それを利用したいのかな。
私だったら、わざわざでもここに来て勉強したいのになぁ。

1990年創立の比較的新しい大学で、他の校舎はいたってモダン。(ここ以外にも校舎は点在しているらしいけど。)
メインキャンパスはオリオル・ボイーガスのMBM事務所だそうです。メインキャンパスの写真、撮ってないけど、、、。目的が貯水場の図書館だったし。




友人一家の長女は、ちょうどこの大学で博士課程を終えたばかり。

彼女が授業を受けた教室の外はこんな感じ。













そして図書館の外は、いたって「キャンパス〜」な雰囲気あふれる大学でした。

奥が貯水場跡図書館の建物。
図書館の入り口側は中庭も学生でいっぱいだったけど、こちらはゆっくり。

気持ちいいね!






今回、相方マンマが「もう一度見たい!」とリクエストして散歩がてら行ってきた図書館。(←相方マンマは随分前に見たことがある。)
建築家である相方マンマは、ヴェネチア大学でカルロ・スカルパなどから指導を直接受けている。見る目が違います。
「見る目が違います」って、「私とは」と言いたいのです。
実は、実は、実は、、、。私も大学の建築学科出身。建築の仕事はほんのちょっぴりしかしていないし、そのときの仕事のトラウマも激しくて建築熱は遠くの彼方へ置き去りにしてきちゃったけど、こだわって建築探訪の旅するのは楽しい。
トラウマはあれど、心の中にはやっぱり何となく建築好きのウキウキ感は残っているしね。

また色々と調べて見に行きたくなってきたぞ。




Saturday, 27 April 2013

お葬式の後に思うこと


前々回前回のスペインで参列したお葬式の続きです。
いつになく、真面目なことを書いちゃおうかと。

去年の8月の終わりに、ご夫婦そろって私たちの街に遊びにきてくれました。
相方の家族とこちらの家族が出会ってから約30年。ほぼ毎年、夏になると遊びに来ていたのですが、奥様の病気が発覚した一昨年はそれがかないませんでした。
去年の夏は治療にいったん目処がつき、元気を取り戻していたので、夫婦揃って「世界で今一番落ち着くところに行きたい」と言って来たのがこの街。

毎年ここに遊びに来ると、相方マンマ宅に数泊して帰ります。その間、本当に特に何もしないんです。わざわざ出かけたりすることもなく。朝食を食べて散歩とバールでひといき、昼ごはんを食べてシエスタ、読書して夕食。夕食後は畑の小道を散歩して、夜はゆっくりとおしゃべり。まさに、ゆったり滞在。

大概は、自分たちの旅行の最後にゆっくりするために寄ってくれる(旦那様は運転できないので、奥様がバルセロナからどこまででも運転する)ので、本当にゆっくりするために来てたんだろうなぁ。私たちの結婚式の前に遊びに来たときは、ギリシャからの帰りでした。結婚式も車で12時間かけて来てくれました。

私たちが結婚してから、相方の仕事もあって私たちがバルセロナに行く機会もあり、互いが行き来して年に2回は会っていました。
私はこの友人とは英語で話していましたが、少しずつイタリア語を覚えてからはイタリア語を交えて話すようになりました。
一昨年の夏、当時イタリアに住み始めて1年足らず。私の気持ちの浮き沈みはもちろんあり、沈みの方が多かったほど。主な原因はコミュニケーション。それがなぜか、バルセロナに行って友人とイタリア語を交えて話していたら、「あら、イタリア語会話が上達してる!」ってブレイクスルーを感じました。

彼女は私にそうしようと意図したわけではないと思うけど、私は彼女を切掛けにブレイクスルーがあって、その後すすすっと言葉が出てくるようになったのです。
会話が出てくるようになれば、あとはハートをオープンにするだけ。それまで自分でおかしいと思うほど引っ込み思案になっていたけれど、本来の自分を取り戻す切掛けを与えてくれたのはこの友人だったと思っています。

いつか何かお礼がしたいと考えつつ過ごしていた夏に遊びに来てくれて、療養中の彼女のリクエストもあって、滞在中にリストラティブヨガのレッスンを何度かしました。
一般的なヨガのエクササイズでも何らかの運動でも、身体を動かして交感神経が活発になるのが人間の通常の反応。でもリストラティブヨガは、無理なく身体を伸ばしてポーズをとって、副交感神経に働き掛けてリラックス効果とエネルギーチャージを促すもの。だから療養中の方にはぴったりなのです。
彼女にとっては初めてのリストラティブヨガだったし、普段はせかせかと留まることがない人なので、身体がうまく受け入れてくれるか不安はありましたが、とてもリラックスしてもらえて、後からとても良かったと言ってもらえました。
ちょっとこれでお礼ができたかな。

このご夫婦曰く「世界で一番落ち着くところ」に住んでいる私ですが、私にとってはまだその思いにはいたらないまま過ごしてます。



実家に住んでいた頃にいつも利用していた駅前に葬儀屋があって、学校帰り、仕事帰りは毎日黒い服の人たちが葬儀屋の前で列をなしているところでバスを待っていました。1日に何件も重なることもあるので、相当な参列者数になります。
自宅まで行く道のりにも大きな墓地があって、ここでも毎日のように葬儀をしています。
自分が結婚式に出席した帰りであろうと、友達に子供が生まれたというニュースを聞いた日でも、同じときに誰かが誰かを見送っているわけです。
世界中のどこかで命が生まれ、誰かが家族友人の冠婚葬祭に立ち会っているということですよね。
私が都内に住むようになり、駅前の葬儀屋もバス停も駅前開発で少し移動して、喪服の列をみる機会が少なくなって忘れてましたが、葬儀の後の墓地でバルセロナの空を見上げたら、私がどこにいても、私の周りで命は生まれ変わっていくんだったな〜って改めて思いだしました。ちょうどそこに生後数カ月の赤ちゃんがいたからかもしれない。

今、住んでいるところは「世界で一番落ち着くところ」にはなっていないと書いたけれど、これも自分の見方次第なのではなかろうかと思ってます。
そう思ったところで、これも「ブレイクスルー」がないと心から実感できないのかもしれない。
何が切掛けでブレイクスルーがあるかわからない。でも、感じ取れるよう、ビビビッと敏感になっとかんといかんな、と思う今日この頃。

こういうことに気付かせてくれたこの友人にまた感謝、なのです。

バルセロナの夕日 2011年7月

そして、そして、そして、、、。
友人が亡くなった連絡があったのは月曜の朝。日曜の昼過ぎから容体が急変し、日曜から月曜になって2時ごろに静かに息を引きとったと聞きました。
とても不思議なことですが、ちょうど日曜日、彼女のことを考えてたんですよ。
状態が思わしくないことはしばらく前に聞いていたので、彼女のことがよく頭に浮かぶのは私も相方も同じ。ただ心配だから。会いに行きたくとも、今は大変だから控えて欲しいというご家族の意向もあり、遠くから心配して回復を願うだけでした。
でもこの日曜日に彼女のことを考えていた理由は、私の身体が動かなかったから。
とんでもない疲労感に襲われて、午前中は重い身体をひきずってある程度の仕事を片づけ、午後からひどくなり昼ごはんを食べて片づけもせずにベッドに入って寝てました。こんな疲労感は初めて。何もしてないのに!
彼女に病気の診断がされる前、ちょうど私たちはバルセロナに遊びに行ってお世話になり、彼女たちもこちらに遊びに来ていました。「とにかく疲れがとれなくて、めまいがして」と訴えていたのを覚えてます。(最近は見かけなくなった)磁気ブレスレットを一緒に買いに行ったりも(笑)。
だから、この疲労感を感じながら「あぁ、あの人は毎日この疲労感と戦ってたのだろうか」と考えていたのです。
夕飯は、相方があまりにも心配するので、少し無理をしながらも起き上がって食事をし、その後もまだ寝れるだろうか?と頭で考えたけれど、ぐっすり。
翌朝は前日ほどの極度の疲労感はありません。よく寝たからということもあるでしょう。
そして、朝早く、相方マンマから電話があり訃報を聞きました。

何だったのでしょ? あの極度の疲労感。時間的にも彼女の容体が急変したのと、私が疲労感に耐えられなくてベッドに入ったのは同じくらいかと。

いや、何でもいいです。彼女が私のところに来ていたのならば、来てくれてありがとう、そう思ってます。

うーむ、それにしてもちょっぴり考えてしまう。何だったのでしょうかねぇ。

Friday, 26 April 2013

スペインのお葬式にて (その二)

前回の続きです。

スペインのお葬式に参列したのですが、どこの国がどういうお葬式をして、、、って、国の中でも地域によって様々なのかと思います。なので、私なりの目線で気付いたことを。

お別れの仕方にもそれぞれの方法があるかと思います。
葬儀に参列すると決めてから、もしかして、棺の中の遺体のほっぺにチューとかするのだろうか、、、なんてことも想像しましたが、今回それはなかったです。
棺ごとガラスケースに入っていて、ガラス越しに挨拶しました。そっと、心に思うしかないですね。他の参列者も声に出して話しかけている人はいませんでした。

棺の中の友人は、黒いワンピースにハイソックス。
その編み込み模様のグレーのハイソックスですが、何だか生前の友人の姿が思い出されて何となく嬉しくなりました。
映画『おくりびと』でも、亡くなったおばあちゃんが生前、高校生の孫のルーズソックスを履いてみたいと言っていたからと、孫がおばあちゃんを棺に入れる前にルーズソックスを履かせてくれとリクエストしたシーンが思い出されました。

実際、娘さんに「ハイソックス履いてて、何だかあなたのママらしいなと思った」と言ったら、「そうね、でも実は肌がきれいじゃなくてね」と言ってました。
あ、そういえば、棺の中の人の足って見たことない。日本では大概足首まで隠れていて、足袋を履いてますよね。もしかしたらあらわにするものじゃないのかも。
言われてみると、棺の内側には白いサテン地で飾られていて、足の部分が覆われるようになっていました。隠すものなのね、きっと。
棺に入る前の遺体にまだ対面したことがないので、想像でしかないのですが。

棺ごと保管されていた葬儀場には、受付近くにショーケースがあって、色々な飾り物がありました(おそらく売り物)。
手の平サイズの骨壷型のものがあったり(素材はステンレスっぽい。何を入れるのでしょうか、、、やっぱり用途は骨壷?)、遺体に着せる(飾る)ためのネックレス、帽子、そして雨傘までもが、、、。これは棺の中に入れるものなのだろうか?

出棺、葬儀、土葬が終わり、対外的なことはこれで終了。
この後、どうしたかと言うと、、、。
日本ならば、通夜や葬儀の後にちょっとした食べ物が用意されていたり、ということがあるでしょう。
各家庭の事情で変わってくるかと思いますが、ありました。
ご家族のご友人が大量に用意してくれて、自宅に集まってみんなでいただきました。
最初は10人ほどしかいなかったけれど、入れ替わり、立ち替わりで、合計すると40〜50人くらいはいたのではないかと。
午後4時くらいから、私たちが帰ったのは10時過ぎ。その後も続いていたので、ほとんど飲み会のようなもの。途中から、ふたりの娘の友達が多くなったから、そんな雰囲気が強かったのかも。

翌日、みんなで散歩しようと約束していたので、2時間ほど散歩+観光して、3時には空港へ向かい帰ってきました。

しかしまぁ、このご家族、友人が多い。そして色んな言葉が飛び交う!
前回書いた通り、自宅にまず行ったら、フランス人親子がいたのでフランス語。お父さんはフランス語のみで、お母さんがフランス語とスペイン語と英語を少し、娘さんがフランス語とスペイン語を少し。
葬儀の友人挨拶3名も、一人目スペイン語、二人目イタリア語、三人目カタルーニャ語(バルセロナがあるカタルーニャ地方の言葉)。
基本的にはスペイン語、カタルーニャ語、フランス語、イタリア語の4つの言葉が飛び交ってました。
そうだった、ここのご家族、この4つの言葉を操るのだった、、、。プラスして英語も。そして次女はドイツ語も。あぁ、ヨーロッパだ、ここは。(英語は飛び交わなかったけどね。)

スペイン語は挨拶しかわからないし、フランス語はほとんどわからない。だから、似たような言葉があればそこから想像するしかない。
でも、カタルーニャ語は単語がイタリア語に似ていることが多い。なのでカタルーニャ語を話す人にイタリア語で話しかけたらわかってくれる。なので、私でも会話できちゃったりするのだ。
いずれにしろ、近いところの言語ってすごいなぁ。

ふとした瞬間に、この中に亡くなった友人がいない、という事実を実感します。
ご家族にはなおさらでしょう。節々で娘二人はそのことを口にしていました。その場にいる人みんなそう思ってたと思います。

お葬式の様子はこれでおしまい。

でもこういう場を目にすると、色々なものを感じます。次回はそれを。



散歩中の公園  バルセロナ、暑かった!