Thursday 30 May 2013

こんな医師ってありでしょうか。

(中傷的ととらえられる内容も含みます。望まない方はここで閉じてくださいね。)

何度かこのブログに書いている私のホームドクター。
・人当たりが悪いわけでも、いい加減な診療をするわけでもないと思う。
・ドクターの家族、親戚も医師なのでそちらの診療所に変えることがある。(ドアに貼り紙はあるけれど、急用の人や老人にはまた別の場所に行かなければいけないことは不便ですよね。)
・貼り紙も何もなしに診療所を開けっぱなしにし、診療時間に現れなかったことがある。
・患者が持ってきたメモを、字が読めないからという理由で、他の患者に読ませたことがある。(医療のことなので個人的なこと満載です。)

変更しようと考えましたが、変更手続きに行くオフィスも午前中のみ。なかなか行けずじまいだったけど、やっぱり、変えよう!という時が来ました。
変えると決めたなら、何もここに書かなくとも、、、ということもあるでしょうが、もし在イタリアの方が「そんなことよくありますよ」とか、「ドクターを変えるべき」とか、何かアドバイスがあれば嬉しいなぁと思って書いています。


先日、市の病院で検査をして、その後、薬が必要になりました。
薬を全額自己負担にならないようにするには(このように私は理解してます)、ドクターが作る処方せんが必要です。
薬を指示したドクターは、他の診察中に顔を出して私の検査結果を見て、薬の指示を出しました。
そのドクターでも書けたかもしれませんが、他の診察中に顔を出して受付で対応してくれたので、その場に処方せんの紙もなく、「ホームドクターに依頼しなさい」ということでメモの指示をくれました。

で。
電話したわけですよ、私のホームドクターに。
わざわざ時間を取って面談式に「処方せんを書いてください」というだけでは、ドクター側にも結構な時間のロス。なので、他のドクターもよくやっていることらしいですが、電話で受け付けて処方せんを用意してもらい、後から患者がオフィスに取りに行くというケース。そして取りに行くと、私のホームドクターの場合は、オフィスにカゴを置いて封筒に入れておいてくれます。

このドクター、こういうリクエスト受付と予約受付(予約無しでは会いに行けない日も作ってます。これ自体、うちの相方にはありえないらしいです)用の電話と、直接ドクターと話すための電話を持っています。

受付用電話に電話すると、まずはドクターの診療時間情報が流れました。
聞きながら、手元にある印刷された情報と見比べていると、、、

また、変わってるやんけ〜!!!

この時点で、またふつふつと「まったく、このドクターはっ!」と思い始めていたのですが、留守電に変わり力が抜けました。

毎回こうなんですけど、、、。

予想つくかもしれませんが、、、。

留守電がいっぱいで録音できませーん。

はい、私、今までに録音できた試しなし。


で。
次にしたことは、ドクターへ直接電話。
ただでさえ、イタリア語で電話をするというこの緊張感。
この緊張感がドクターと話した瞬間に、固まってしまいました。

ドクターが電話に出て、私の名前と患者のひとりであることを告げ、次に話を続けようとすると、、、。

「あのね、この時間は電話してくるべき時間ではないの。あなた方がこうやって電話し続けてくるから仕事が終わらないじゃないですか」と。

はい?

一応、わかりましたけど、念のため、聞き直しちゃいました。携帯の聞こえも悪かったし。

聞き直しても、同じことを言います。
そして、「今日は聞きますけどねっ。何のご用ですか、どうぞっ!」とキレ気味。

いや、キレるの、私の方かと、、、。(こっちが思わず冷静になってしまう。)

とりあえず、自分の要件を告げ、最後に「お邪魔して失礼しました」と言ったけど、勢いよく電話を切られた様子なので聞こえてたかわかりませんが、、、。


この様子をそばで見ていた相方が激怒!
やっぱりドクターを変えようということで一致。ふぅ。変えます、私。今度こそ本当に。


ドクターってこうなのだろうか、、、と不信感が募る私。
イタリアの健康保険に登録して診療するドクターのお給料は、それほど多くはないと聞いています。各患者の話を聞くのも大変なことかと思います。でも、どんな対応をするかはドクター以前に人間性。その人が自分の職をどう捉えているかが現れるかと思います。

お互い気持ちよく過ごしたいならば、電話する時間を制限するとか(電話番号が書いてある紙にはいつでも受付可と書いてある)、コミュニケーションを大事にした方がいいのではないかと思うわけです。


そんなことを思いながら書いていたら、相方マンマが登場。
相方が今日のこの出来事を話すと、「そういえばね、、、」と別のドクター話が。
相方の弟が行っている私設の診療所のドクター。弟は検査を受けてからすぐに行くことができず、2週間ちょっと経ってから電話したそうです。
すると、、、。「検査後15日以内に連絡がないと受け付けません」と。

ぎょえーーーーーーー。


開いた口が開いたまんまですわ、こういうドクター話には。次の言葉も出てこない。出てくるのはため息ばかり、、、。

どうかいいドクターに出会えますように。




4 comments:

  1. Totoさん、大変ですね。決まった薬がいつも必要で、定期的に診療所を訪ねる人ならともかく、職場から、時間をなるべく奪われないようにと訪ねて、本日は別の場所で診療とか、診療なしという張り紙は、大変なことだと思います。

    私と夫のかかりつけ医師は友人でもあるので、決めたのですが、たまに待合室で他の患者の方と話をしたら、彼のおじさんにかつてかかりつけ医師として面倒を見てもらっていて、いい方だったので引き続き、甥である友人に見てもらっているのですが、サービスにはとても満足しているようでした。ちなみに義父母のかかりつけ医師も、その医師のお父さんに以前は診てもらっていたのが、息子が仕事を始め、父の医師が引退してからは、息子に代わって診てもらっているそうで、確かに、それぞれの医師のサービスや経験が見える一覧がないためもあって、知っている医師の息子や甥というのは、選ぶ基準になりやすいのでしょう。まあ、わたしたちの場合は、義父母がたまに、「お医者さんが処方する薬の数などを間違えたので、出直さなければ」ということがあるくらいで、サービスには満足しています。

    診療場所が変わることはないし、万一本人が診療できないときは、必ず他の代わりのお医者さんがいて、同じように診療してくれます。わたしも診療時間中はできるだけ電話をしないようにしてはいます。というのは、自分の診療中に、何度も電話がかかり、結局わたしも、待合室でまっている患者さんも、そういう電話が重なるために、待ち時間が長くなるからです。ただ、処方箋だけがほしいという患者はかなり多いので、そういう人については、わたしのかかりつけ医師の場合は、朝なら11時以降は処方箋のみの人優先、ただし、扉は開けたまま、処方箋を受け取ったらすぐ出るというふうにしていたかと思います。

    確か一人の医師が1500人まで担当することができるのだったと思いますが、やはり知人や友人・同僚などいろんな人に聞いて回って、一番よさそうなお医者さんに頼むのが一番ではないかと思います。口コミ以外に、業績やサービス、人柄を判断する材料がない上は…… どうか次はいいお医者さんが見つかりますように。

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    1. なおこさん、ありがとうございます。
      他の人(イタリア人)に聞いてみたところ、処方箋をもらいに行く以外はホームドクターのところには行かないという意見でした。どうも聞いた二人も「みんな同じようなものよ」という意見のようです。でも「この電話の(わたしが受けた)扱いはひどいけどね」と。

      夫は私のホームドクターに対してかなり不満な様子(私もこれまでのことで不満がたまってきました)ですが、夫とその家族のホームドクターはどうやら評判のとても良い医師なようです。この医師と比べて考えているので、不満度が高いのでしょう。もちろんこの医師は定員一杯で登録できませんでした。

      私も診療時間を考えて、診療時間の20分くらい前に電話したのですが、他の人も考えていることは同じなんでしょうね。何度も立て続けに電話を受けたのかと思います。ころころと診療時間を変える医師なので期待はできませんが、なおこさんのかかりつけ医師のように、ある程度の優先時間を明示してくれたらお互いのストレスが減るだろうに、、、と思います。

      次はいいお医者さんが見つかることを願うばかりです!

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  2. ホームドクター、ほんと当たり外れがあるようですね。
    私の友人も調子悪いのに聴診器さえも当ててもらった事がないといってpronto soccorsoに行って診てもらったらしいのだけど、症状が軽すぎて「こんな症状で救急を使われたら困る」お言われたらしく、ホームドクターの事を話すと「変えた方がいい」とアドバイスされたそうです。
    私のホームドクターも、診察は予約制で前日までに電話予約が必要だし、電話するべき時間帯も決まってますが、ここまでではないですね…
    電話番号は一個だし。
    で、ほんとに調子悪い時は当日空きがあるか一応調べてくれますし。

    次は良い先生に当たると良いですね。

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    1. yuminaさん、ありがとうございます。
      Pronto soccorsoも善し悪しですよね。先日、知り合いが自転車で転んで目の回りにかなりの怪我を負って(最終的には何針か縫いました)夜の9時くらいに救急に行ったけれど、救急が行列。優先度はあるけれど、どうもかなり待たなければいけなかったらしく、仕方なく、何とかメディコ(?)ってお医者さんが待機しているところに行ったら、学校卒業したての若い研修医のような人たちばかりで、みんなでよってたかって「どうする?」「こうした方がいいんじゃない?」と患者の前で悩んでたようです、、、。

      yuminaさんのホームドクターは完全予約制なんですか! 話題にしてる私のドクターは、週の半分は予約制、予約制ではない時間帯のうちの半分は街の外で診療(車で10分くらい)なんですよ。
      ホームドクターの登録をするときに、こういうことまでわかればいいのになぁと思うばかり、、、。

      それほど行く機会がないのに今までこれだけのことがあったので、今は変える気でいます。良い先生のところが空いているといいんだけどな。

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