Friday 19 September 2014

些細な愚痴ですが、、、機転の利かない人

朝っぱらから、自分とは関係のない他人のことに怒りなのか、呆れなのか、妙にムカムカっとしてます。
些細なことですが、、、。ホントに。でも書かずにいられない!

9時前に相方の携帯が鳴り、相方が出ると相手は市長の秘書の方。
「何事?」と思うでしょ。
まったく検討もつきません。
その秘書の方は友達でもないです。相方が手伝っている市のイベントで顔を合わせるくらいの人。

「チェントロ・コマルチャーレ(複合ショッピングセンター)に入ってる本屋の電話番号わかりますか?」

は?

ただでさえ寝起きが強烈に悪い相方は、そんな電話で起こされて咄嗟にとった行動。
自分のコンピュータを点けて調べた!
これまたお人好しな!
その場で「チェントロ・コマルチャーレに電話して聞いたらどうですか?」と言えない人の好さか、朝一の電話で頭が混とんとしていたか。

相方も手伝うイベントに市の本屋が数軒関わるので、連絡を取りたかったらしいけど、相方は本当に本当に裏方手伝い。市の他の団体が表立って手伝っているイベント。
なぜ相方がそんな電話で起こされなければならない? なぜ、市から代表的に関わっている団体の担当者に電話しない?
「今日のプレス会議に本屋の人を招待したい」という緊急な用事だったらしいけど、プレス会議に相方は関係ないし、なぜ当日に会議参加者に連絡する?
私にゃ全く関係のないことだけれど、「アホじゃないの!?」と半分怒り、半分呆れで、ぶつぶつと相方に愚痴ってしまった。
(電話してきた方は、相方が起きてると思っているのでしょうが、夜型の相方は9時に起きるか起きないかってとこです。こんな相方の習慣は相手の方には関係ありませんが、、、。)

イタリアにももちろんイエローページが存在してます。Pagina Giallaって、イタリア語でもそのままイエローページと訳せるものが。
市役所ですよ。周りに職員がいて、相談もできたでしょうに。インターネットだってあるでしょうに。

あぁ、頭を抱えちゃう。こんな機転の利かない人。

結局、出てきた番号を伝え、「ネットではこの番号が出てきますけど、この番号、(チェントロ・コマルチャーレに入っている)スーパーの番号かもしれませんよ。このスーパー付属の本屋だし」と言うと、、、

「スーパーにかかったら、そこで番号を聞くからいいわ」と。

えーーーーーー! 先にスーパーに電話しようとも思わなかったの? この市で一番大型で、しかも古くからあるスーパーなのに!
『動くイエローページ』的な扱いをされた相方、お人よしすぎるー!

こんなアシスタントと仕事をする市長さんに同情しちゃいます。
今の市長さん、(市政は知りませんが)人としてとても印象の良い人。市民からの提案や苦情などに手書きのレターで応えたり、会った市民の顔と名前をすぐに覚えて自ら声をかけてくれたりする人。

「イタリアだから」とイタリア人がくくって物事を片づけようとするところを見ると腹がたつから、自分でも「ここはイタリアだから」とくくりたくない。でも、こういうことがそこらじゅうで起こるこの土地。

またしばらく、「イタリア・イヤイヤフィルター」を通して世間を見てしまいそうな私です。

2 comments:

  1. 関わるいろんな人の中で、Totoさんの相方さんが一番人がよさそうに見えたということでしょうか。優しい方ですね。相方さんを特に選んで電話をかけた理由がひょっとしたら他にもあったかもしれませんが、こういう人が秘書さんとは! 市長さん、どういう基準で選ばれたのでしょうね。

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    1. なおこさん、ありがとうございます。
      相方は美術担当なのでポスターやカタログを作って本屋に配布していたため、本屋の連絡先くらい知っているだろうと思われたのかもしれません。実際、カタログなどの印刷までが相方の仕事で「印刷できました」と担当するべき人に連絡しても、「そうですか」でおしまい。こういうときに押しがめっちゃ弱い相方は「あなたたちが印刷屋に取りに行ってください」とも「取ってきてもいいけど、どこに持っていけばいいか指示してください」とも聞けず、自分が抱えて配っている始末。正直私から見て、”要領の悪い人”になっているがためでしょう、、、。

      この話、続きが出てきたんです。次回のポストに書きますね。

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