Monday 14 November 2016

種類が豊富。長期帰国中のSIMカード、決めました

ただいま日本です。
9月10月とまたいで3週間ほどマドリード滞在でしたが、その間、急に日本に帰る用事ができて、で、今は日本。いやー、移動って簡単になったもんだ(お金を払えば)。

大概、帰国時にはソフトバンクのプリペイド式の携帯を使ってました。
私がその携帯を購入したのは数年前。電話機ごと購入せねばならず、もちろんスマホのようなものであればそれなりに高いわけですが、私が購入した時に在庫があったのは2100円ほどのガラケー。それに月極めの通話料(メール込み、インターネットなし)3000円(税別)で数年間過ごしてました。1か月ほどの滞在だったので、期間としてもちょうどよかったし。
それにチャージしないで放っておいた場合、最後のチャージが切れた日から1年間は番号は保持されるというもの。1年に1度帰国して、1か月分使うために3000円ほど払っていればずっと同じ番号を持てるのでラクチンだったのですが、、、。

今回は3か月の滞在とあって、もうちょっと安く上がるのではなかろうかと思って調べてみました。

それが、よくわからん。
いろんなプランが多すぎて、、、。なんだかどんどんサービスが増えている様子。

こうなったら一番便利なのは、取り扱っている大手電器店で質問する。これ、一番早いですよね、本当に。しかも、みなさん親切過ぎるほど親切だし。

というわけで、横浜西口ヨドバシカメラに行ってきました。いやー、ずらっとそろってる、そろってる。
イタリアで言うなれば、スーパーで売ってるパスタの種類がたくさんあり過ぎてわかんないよーというくらい、短期利用のSIMの種類があるのではなかろうか。

即、そこら辺の店員さんを捕まえて、「3か月ほど、海外から持ってきたSIMフリーのiPhoneで使いたい、しかも解約時に手数料のかからないもの」と希望を伝えたところ、イタリアのパスタほどの種類がずらっと並んだ短期用SIMの種類から3か月の使用でオトクなものということで、二つに絞られました。
(実際、ずらっと並んだSIMの種類も、一つのプランで普通のSIM、ナノSIM、マイクロSIMって3種類あるため、それだけ数が多かったわけです。)

ひとつは、3か月使い切りで2GBまで使える約4000円のネット用SIM。電話番号はつかない。

もうひとつは、クレジットカードを持っていれば契約できるというFREETELという会社のSIM。Docomoの回線を使用するので問題もなさそうだし、電話番号ありなしが選べる。店員さんの話を聞いていると私の使用状況をふまえてオトクに思えたので、あまり悩まず、こちらにすることにしました。

このFREETELという会社のサービスは、特に旅行者向けに出ているものでもなさそうです。パケット定量制、使った分だけ払うプラン、電話番号ありなしなど、いろんなプランがあるようですが、詳しくはFREETELを検索してくださいませ。今や、大手電器店でこれまでの携帯大手三社に並んでカウンターがあり、そこでもすぐに説明してくれます。

私が契約したFREETELのSIM、店頭で契約してその場で開通してもらえるものは、初期費用に3000円近くかかります。
ただし、同じプランであっても、店頭で契約用のコードだけを299円(ニクキューという商品)で買って(税別)、家に帰って自分でネットから登録手続きすると早くて翌日には指定の住所にSIMが届くというものもあるとのこと。

その場でSIMはもらえないけど、10倍も変わるこのお値段。
1日くらい待ったって、どってことないわよ、というわけで、このニクキューを購入して家に帰って即登録。
登録に必要なのは、氏名など基本情報はもちろんですが、他にはこのニクキューのパッケージにあるコード番号、クレジットカード番号、本人確認書類(これは電話番号付きのSIMを申し込む場合のみかも。ネットのみの場合でも必要かどうか知りません)のみ。朝11時までに登録すれば、当日処理して翌日にはSIMが届くのだとか。

こんだけでいいの?というほど簡単な登録で、登録できているのかどうなのか不安もありましたが、きちんと届きましたよ、SIMが。

店頭でニクキューを購入した時に、店員さんが声をかけてくれたのですが、海外のスマホでSIMフリーと言ってもうまく動かないことがあったそうです。その店員さんいわく、フランスから来た方が使えず、ベルギーの方は使えたという事例があったとか。
この辺りは、契約を終えてSIMを挿入してみないとわからないわけで、最初から3000円とか4000円も投資して結局動かないというよりは、299円と初回の月額基本料金だけの投資の方がよいでしょうということに。確かに。

おそるおそるSIMを入れてみると、、、むむむ。よくわからん。ローミングで最初っから勝手にDocomoになってたし。SIMを受け付けない場合、どんな画面が出てくるのか知るよしもない。

あ、SIM入れただけじゃなくて、設定が必要なんだ! 同梱の紙をよく読まなければ!

何やら、ネットに必要な設定をインストールして、繋げていたWifiを切断して、ネットを試してみた。
おぉぉ。使える〜。繋がった〜。

そんなわけで、今、FREETELのSIMをイタリアで購入したSIMフリーのiPhoneで使用してます。通話もきちんと使えます。
まだ使用開始して数日ですが、外でネットもすいすい動いるようです。家や外でも使えるところはWifiに切り替えています。

初期の購入費用は店頭で299円と税金。
私のSIMカードは電話番号つきのものです。初期の購入費用のニクキューは、電話番号ありなしかかわらず299円です。

来月辺りに請求されるであろう料金は、SIM発行料(初回のみ)の394円。
それから『使った分だけ安心プラン』の999円〜1199円(100MBまでなら999円、1GBまでなら1199円で、私の予想は1GBは使わないので1199円、最大20GBまで使えます)、番号付きのSIMには毎月ユニバーサルサービス料とやらの3円。それから、電話をかけた場合、SMSを送った場合の追加の通話料。この合計に税金です。
初期には700円(ニクキューとSIM発行料)ほど余計にかかりますが、月々は私の場合はおそらく1200円ちょっとと通話料。これでスマホで今までしてることが十分にできます。

今回は3か月も滞在するし、何かと電話が必要になるということがあって、電話番号付きのSIMにしましたが、データ通信料のみがかかるSIMにすれば、1か月、1GBまでで499円(税別)。これはオトクかと思います。

ちなみに通話料金は、発信に30秒20円。着信は0円です。
高めですが、オプションプランもあって、契約後に申込無料で30秒10円というオプションもありました。この30秒10円オプション以外には、月々399円払えば1分以内の電話はかけ放題とか、月々840円で5分以内の電話はかけ放題とか、通話の割安プランもいろいろです。

しかも、このFREETELのSIMはアップルストア、LINE、Whatsappのデータ通信料は無料だそうです。
海外への発信は、イタリアが相手ならば1分100円ですが、Whatsappのデータ通信料が無料らしいので、この金額でイタリアに電話かけることはないかと。

以前に使用していたプリペイド式では、通話と携帯メールはできたものの、ネットができないので、ネットに頼っている生活から一変して何かするたびに下調べ(地図を見たり、電車の時刻を調べたり)が必要でしたが、それがいらないので便利。

FREETELでなくとも、7日間、14日間、1か月用など、短期にオトクなSIMは、パスタの数ほど(笑)ありました。いやー、便利、便利。

便利だなーって思うけど、それだけ自分がスマホの生活に頼ってるってことなわけで。
私がスマホデビューしたのはイタリアに来て1年目の頃。なぜなら、日本語でメッセージやメールを打ちたかったから。でも、実質、外でデータ通信できるような契約にしたのはそれより何年も後のこと。それまで自宅のみのスマホユーザーだったので、家ではコンピュータがあれば十分やんって思って過ごしてたのに。

スマホはヘビーユーザーではないけれど、やっぱりこの利便性は否定できないんだなぁ。